« 2022年10月 | メイン | 2022年12月 »

2022年11月

2022年11月27日 (日)

私たちの教会を救うのは誰?

Bishop_fulton_j_sheen

 以前にもこのブログに載せたことのあるフルトン・シーン大司教様(1919~1951)の言葉です。意味深い言葉ですし、今の時代にこそ必要とされる言葉ですね。

 司教様はよくラジオで宣教されていました。そのお話を今もYouTubeで聴くことができます。当たり前のことですが正しいカトリックの教えを話されています。

 しかし今の私たちには、その話の内容は当たり前でなくなりつつあるように思えます。

 聖書の中のたとえ話の解釈も今までの教会の教えではなく、司祭個人の勝手な解釈(または誰かの本からの引用?)を聞かされたりします。『えっ!その解釈は違うでしょう』と思わず声に出してしまいそうになることも・・・。

 司祭司教様が私たち羊を狼から守る善い牧者であると同時に、私たちも善い牧者の声を聴きわけ見極める賢さを身につけましょう。司祭司教様の正しい導きによって私たちが善い生活を送れますように。司祭司教様のために祈りましょう。

61 

     司祭のための祈り

神よ、あなたによって恵みの分配者となった司祭に、聖霊の息吹を注いでください。▴あなたのことばにいつも開かれた心、誘惑や試練に負けない心、謙遜に犠牲を行うキリストの心を、司祭のうちに強めてください。司祭が叙階の恵みにこたえ、あなたと人々のために忠実に使えることができますように。主リストによって。アーメン。

61_2

Bishopsheen

2022年11月23日 (水)

Catechism of the Spiritual Life

 今年の10月18日にサラ枢機卿様が本を出されました。

818wgyxicl

この本の紹介文から:

サラ枢機卿はこの本の目標は「神の愛にこたえることに心を向けたすべての人々に、神を熟考するという永遠の幸福に至る完全で幸せで実り多い人生をもたらすこと」であると述べています。・・・・・章ごとに、枢機卿は次の点について賢明な助言を与えています。

本当の存在への信仰の喪失がどのようにキリスト教共同体の衰退を引き起こすか
典礼と黙祷の神聖さを回復する必要性
教会の秘跡を通して働く聖霊の力
社会学と科学に基づく道徳に関する修正主義教義の危険性
私たちの信仰の自由を禁止する法律が、どのウイルスよりも致命的である理由
苦行の秘跡が日々の精神的な戦いに欠かせない理由
旧約が新世界でどのように成就され、小羊の婚宴に私たちがどのように召されているかに驚くことでしょう。 「聖体におけるイエスの臨在がなければ、世界は野蛮、退廃、そして死に運命づけられています」とサラ枢機卿は主張します。 「いかなる政府も、いかなる教会当局も、聖体の儀式を合法的に禁止することはできません。」

サラ枢機卿は、何世紀にもわたってキリスト教徒は私たちの主を受け入れ、神聖な奥義を祝うために進んで死んだこと、そして神は愛の秘跡の中で常に私たちと共におられ、私たちが愛情を込めて主を受け入れ、その中に住むのを待っていることを思い出させてくれます。彼の存在。サラ枢機卿が明らかにしている秘跡は、天国への旅程を提供します。(Google翻訳)

12i7b4w41

 今までのようにサラ枢機卿様の本の日本語訳の出版はないでしょうね。いつも素晴らしい内容の本なのに、なぜか日本語訳はありません。とても残念です。

2022年11月20日 (日)

王たるキリスト

Photo_4

 世の救い主「王であるキリスト」の祭日です。キリストとはメシア(へブライ語)=油注がれた者=王のこと。

 「王であるキリスト」といえば、3人の博士の贈り物を思い浮かべます。博士の一人は幼子イエズスさまに王の印である「黄金」を贈りました。

 次の日曜日はいよいよ待降節の始まり、少しずつクリスマスが近づいていると感じます。待降節の間に告解(赦しの秘跡)を受けに行きましょう。長い間告解をしていない人や特に年に一回クリスマスの時にだけごミサに与る人は赦しの秘跡を必ず受けてからご聖体拝領をしましょう。そうしなければ汚聖の罪をおかす可能性もあります。気を付けましょうね。

Photo_2

当たり前ですが教皇様も告解をします。

 余談ですが、ある信者さんのブログで、そのブログの読者の「それ(告解)にはお金は必要ですか?いくらぐらい用意したらよいですか?」の質問に「お金はいらないので大丈夫ですよ」と、答えていました。質問した人は明らかに信者ではありませんよね。洗礼を受けていなければ告解はできないことを先ずは教えるべきなのに・・・大丈夫かな?と、ちょっと心配してしまいました。coldsweats02

2022年11月16日 (水)

にゃんこづくし

 ロシアの消防署の新しい職員です。頑張っているのかいないのか⁈

                            ⇩

https://jp.rbth.com/lifestyle/86776-syoubousyo-shinjin-syokunin-neko

 そしてこちらはトルコのにゃんこたちです。lovely 以前動画をアップした凶暴な猫たちを診ていた獣医さんのところに、今度はお母さん猫と子猫たちが検診に来ました。


YouTube: ANNE KEDİ VE BEBEKLERİ! 😍 Ortalığı Birbirine Kattılar! 😂 #TheVet

 

  最後はロシアの修道院の猫たちの写真です。

Photo

2_2

2022年11月13日 (日)

Novus Ordo : Traditional Latin Mass

 以前モーツァルトのレクイエムミサの動画を載せました。私たちが日頃与っているごミサと違っていたでしょう。「伝統ミサ」と呼ばれているTraditional Latin Mass です。

 やはり司祭は私たちの方ではなく、アルターの方を向いてごミサをあげるのが正しいと思います。例えば司祭は私たちの方を見ているから、私たちに余計なおしゃべりをしたり、奉献文を勝手に変えたりしてしまうのではないでしょうか?伝統ミサではこのようなことはありえません。

 Latin Mass(ラテンミサ)というと、すぐ言葉の問題(ラテン語はわからない)と言う人がいますが、それは「ラテンミサ」について思い違いをしています。動画で彼も言っていますが、「ラテンミサ」とは言葉ではなく祈り方のことです。ですからラテンミサも日本なら日本語で、アメリカなら英語で良いのです。アルターの方を向いてミサをあげることが大事なのです。

 とはいっても、フランシスコ教皇様の考えは・・・残念です。weep


YouTube: Novus Ordo. Traditional Latin Mass. What is the Difference?

209_350x350_front_colorwhite_1

Illinoisvalleylatinmassaltar

2022年11月11日 (金)

レーザー治療

 先月、後発白内障と診断され、レーザー治療を勧められました。そして両目とも治療が終わり、はっきりときれいに見えるようになりました。happy01

 視力が落ちている人は目薬やサプリメントで改善しようとせず、一度眼科へ行って診てもらった方が良いと思います。私も毎日サプリを飲んで、目薬をさしていましたが少しも良くなりませんでした。当たり前ですよね。目の疲労ではなく、レンズを包んでいる袋が濁ってしまっていたのですから。こんなに簡単な治療ですっきり見えるようになるのですから、高いサプリメント代にいつまでもお金を払うよりも眼科へ行って治療してもらうのが正解です。治療は短時間で全く痛くありません。お勧めします。

C4411602e13600530e5dcaab1c8f4cfb_t

          ⇩

361d0cf837b18276cdb101f00a6a2281_t

 夜は対向車のライトがまぶしくて運転しないようにしていましたが、これからは大丈夫です。(*´∀`)~♥

 よく見えるようになったので、霧島(えびの)までドライブに。途中紅葉は・・・あまりないでした。

Img20221111134128_2

2022年11月 8日 (火)

「LE CONFESSION」と「Crow's Egg」

Le_confession
 ずっと気になっていた映画「LE CONFESSION」(邦題「修道士は沈黙する」)を観ました。

 題名のLE CONFESSION=告解に惹かれて観たのですが、話しは経済中心の現代社会、それを動かしているエコノミストの話でした。勿論キリストの教えに反する今の経済社会を批判しています。映画の初めは(私の頭では)理解しにくく、次々に出てくる言葉が一層わかりづらくしているような気がしました。しかし、話しが進むにつれてだんだんと理解できるようになり、最後はキリストの言葉が真理であるというこの映画の趣旨がわかりました。ラスト、犬のロルフがベルナルドに改名するシーンには lovely でした。

5100xyxc7wl_ac__2
 もう一つの映画は「Crow's Egg」(邦題「ピザ!」)。インドのスラムの兄弟が主人公です。この映画は多くのことを私に教えてくれました。それにしても二人の素晴らしい演技!私はくすっと笑い、ぐっと切なくなりました。久しぶりに良い作品に出合いました。

2022年11月 3日 (木)

Mozarts Requiem 死者の日のミサ

 


YouTube: Live Stream - Evening Mass - (1962 Missal) - Mozarts Requiem - Wednesday, November 2nd

 天主への崇拝が形として表れている荘厳なミサでしたね。heartheartheart

2022年11月 1日 (火)

キリストの姿

 コンプリ神父様は今YouTubeで「聖骸布」の講座をしています。とても勉強になります。

 ところで、先月その聖骸布に基づいて、キリストの姿のフィギュアが公開されました。これについて各々受け取り方は様々だと思います。私はキリストの外見に興味はありません。フィギュアまで作る必要があるのか疑問ですが・・・。でも、おそらくこれを見たい人は多いでしょう。EWTN(Eternal Word Television Network)からのニュースです。 


YouTube: Is this the true body and face of Jesus Christ?