「LE CONFESSION」と「Crow's Egg」
ずっと気になっていた映画「LE CONFESSION」(邦題「修道士は沈黙する」)を観ました。
題名のLE CONFESSION=告解に惹かれて観たのですが、話しは経済中心の現代社会、それを動かしているエコノミストの話でした。勿論キリストの教えに反する今の経済社会を批判しています。映画の初めは(私の頭では)理解しにくく、次々に出てくる言葉が一層わかりづらくしているような気がしました。しかし、話しが進むにつれてだんだんと理解できるようになり、最後はキリストの言葉が真理であるというこの映画の趣旨がわかりました。ラスト、犬のロルフがベルナルドに改名するシーンには でした。
もう一つの映画は「Crow's Egg」(邦題「ピザ!」)。インドのスラムの兄弟が主人公です。この映画は多くのことを私に教えてくれました。それにしても二人の素晴らしい演技!私はくすっと笑い、ぐっと切なくなりました。久しぶりに良い作品に出合いました。