日記・コラム Feed

2024年10月10日 (木)

衛兵

 王室衛兵に心無い言葉をあびせたり、攻撃的あるいは馬鹿にするような態度をとる人、またルールを守らない人たちに対して彼らは厳しい対応をします。それは当然のことですね。でも彼らは本当にとても心優しい人たちです。そうでなければこのような大切な仕事は務まりません。お馬さんたちもよくわかっているようです。

 ヴァチカンで働くスイス衛兵も全く同じですね。


YouTube: When Royal Guards Break Character & Show Emotional Moments of RESPECT!

 今年は英国も特に暑い夏でした。暑い日も雪の日も馬上でじっと王室を守っている彼らの忍耐には頭が下がります。人馬一体となって仕事をしている彼らにご加護を!またスイス衛兵たちにも聖母マリア様のご加護を!

2024年9月13日 (金)

困惑

 以前、私は外食する時に周りに人がいても「父と子と聖霊のみ名によってアーメン」と十字架のしるしをすると書きました。

 フランシスコ教皇様はインドネシア訪問の時に、様々な宗教の人々との会合に出席され、最後に祝福(ベネディクション)を与えられました。教皇様曰く、「祝福は常にすべての宗教に有効です。なぜなら祝福は常に愛のしぐさであり、普遍的なものだからです」と。そして祝福が始まり、「神が一人一人を祝福してください。あなたの家族を祝福してください。あなたの現在も未来も祝福してください。アーメン。」と言って終わりました。???「父と子と聖霊のみ名によって」も十字架のしるしもない教皇様の祝福でした。以前にも教皇様はユダヤ教のラビに会われた時に首からかけておられた十字架をサッシュの中に隠されましたね。

 これらを見て私は自分が他宗教の人の前で十字を切ることは間違いだと責められているような気持になりました。キリストを信じない人たちの前で十字を切るのは配慮のない良くない行為なのでしょうか?

 教会は跪いたらだめ、ご聖体は手で受けるように、他宗教の人に配慮してその人たちのいるところでは十字架のしるしはしない、みことばのわかちあい、・・・私は教会から徐々に締め出されているような気持になります。

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 「みことばのわかちあい」やシノドス的な(共に歩む)教会になるために「霊における会話」が、本当に散らされた羊たちを集め、教会の危機を救うことになるのでしょうか?カトリック教会が「みことばのわかちあい」を始めだしてしばらく経った頃からごミサに与る信徒は減り始めました。

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 フランシスコ教皇様が薦めている「霊における会話」がとても素晴らしいとの声を聞いたので、『シノドスハンドブック』を読みました。

 その中の「霊における会話」のプログラムとシートを読みました。最後の方に「教会内のさまざまな立場の人が同じテーブルで分かち合い、平等に発言する機会と、こころ静かに相手の話を聞く機会が与えられる」と、きれいな言葉で結んでいましたが、最終的には「最終的な合意の際に、真っ向から対立する意見があるような場合、審議・決断する人たちは、対立意見があることを充分理解した上で、決断することが求められます。グループのメンバーも、決断する人たちを信頼しながらゆだねることが重要です。この意味では、疑いのこころではなく、「霊」の導きにこころを開かせてもらえるような、信頼できる雰囲気づくりは必要になるでしょう。」と、書かれていました。「決断する人たちを信頼しながらゆだねることが重要・・・」だそうです。私には無理な気がします。信仰心が足りないのかもしれません。bearing

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 ブログはしばらくお休みします。

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2024年9月12日 (木)

老化

 近頃は人や物の名前がすっと出てこないことがよくあります。また正座をしようとすると足が痛くてできなくなりました。老いとはこういうものかと実感しています。

 頭がしっかりしているうちに、認知症でも受け入れてくれる施設等を調べています。

 夫のいない私は一人で生活できなくなったら施設で面倒を見てもらうつもりでいます。どこでも主が与えてくださる場所が私の住処です。と、子どもたちにも伝えてありますが、言うだけではなく一筆書いておいた方が良いですね。

 とは言っても、今は一人で生活できるので、できるだけ怪我や事故に気をつけて、規則正しい生活を心掛けています。confident 車の免許も高齢者講習を受けたので更新できます。good

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 久しぶりにコーヒーゼリーと蒸し菓子を作りました。やはり手作りは美味しいです。たまには血糖値を気にしながらでも、脳へのエネルギー注入のために甘い物をいただきましょう。今日はマリアの聖名の祝日ですね。私のお祝いの日で~す。 lovely

2024年9月 1日 (日)

夫が教えてくれたこと

  夫が亡くなって約8か月になりました。語り合う相手がいなくなった寂しさを、時が経てばたつほど感じます。語る相手は他にいても、やはり夫とは違います。

 私が二十代の初め(教皇はパウロ6世)の頃、第二ヴァチカン公会議での変更が盛んに行われ始めた頃です。

 私はその改革ブームに乗って、ヴェールはしない、ご聖体は手で受けることが進歩的でカッコイイと思い、ヴェールを被るのをやめ、積極的に手でご聖体をいただくようになりました。服装も普段着こそが清貧だと勘違いして、いつも着古したジーンズにTシャツで教会へ行きました。多くの司祭はローマンカラーを外して、信徒と同じような服装だったので、時々「あなたは司祭様ですか?」と、確かめなければならない時もありました。バンドが演奏するミサはノリノリで、今思えばミサの意味はどうでもよく、ただ自分が楽しんでいただけだった気がします。

 そんな私の間違った考えを正してくれたのが夫でした。「愛するキリストに会いに教会へ行くのに、その格好でいいの?結婚式に招待されて行く時に普段着で行く?デートの時相手のために綺麗にしていくでしょう?服を持っていないのならわかるけれど・・・」「よく考えて。ご聖体とは何?」「主キリストを崇拝するなら腰をかがめて跪くのは自然なことだと思わない?」等々。

 私はヴェールを被る意味をよく理解しておらず、ヴェールの必要性がわかっていませんでした。またご聖体はキリストの体・特別なパンであるという認識が希薄でした。ご聖体をまるで普通のパンと同じように手で受けていました。キリストの体だからこそ普通のパンと同じように手で受けるのではなく、舌で直接受けるのがふさわしいと理解しました。

 私は周りの人がどんな服装でミサに与ろうと、ヴェールを被らなくても、ご聖体を手で受けようともかまいません。これらは強制されてすることではなく、それぞれの人の心の在り方だからです。ですから私はキリストへの崇拝の気持ちが、ごミサに与る時には普段着ではなく、ヴェールを被り、ご聖体は舌で受け、ご聖体顕示の時には跪くという形を自然と取らせます。そうせずにはいられないのです。

 教会が禁止しない限り私は続けます。happy01(できれば聖変化の時にも跪きたい:普通のパンとぶどう酒がキリストの聖体と聖血に変わる瞬間ですよ!)

 夫はこれらの他にも聖書の解釈や典礼について、ヴァチカン内での問題等々、様々なことを教えてくれました。

 夫が教えてくれたことに共感して、私と同じような気持ちでご聖体を舌で受ける人が増えると嬉しいです。heart

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 さて、先月も色々なことがありました。特に信仰の面では試練でした。何故?どうして?と思うことが多く、こんな時にこそ夫がいてくれたら・・と思いました。幸い聖母マリア様、ヨセフ様、守護の天使に祈ることで乗り超えることができました。そして今は聖ホセマリアに一つの祈願をしています。聖ホセマリアに執り成しを願い主に届いたことは何度もありました。おそらく今度の執り成しの願いも適うと思います。なぜならそれは主のみ旨に適う善いことだと思うからです。

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2024年8月23日 (金)

子どもの幸せ

 以前載せたことのあるこの動画を久しぶりに見ました。歌詞はロシア語なので意味は分かりませんが、心は伝わります。


YouTube: Ksenona & Vitas (Ксенона и Витас) - Мне бы в небо

 コンプリ神父様のお話しも、子どもにとって本当に何が良い教育なのかを教えてくれます。


YouTube: 【あかるく生きよう!】 #45 一言も言うな 【コンプリ神父による】

2024年8月16日 (金)

ヴェトナム人の若者たち


YouTube: 【2024】聖母の被昇天・キリスト教伝来記念祭ミサ

(ミサが始まるのは12:00頃から)

 昨日聖母の被昇天とキリスト教伝来記念ミサが鹿児島カテドラルで行われました。なんといってもヴェトナム人の若者たちの侍者や合唱団での協力が素晴らしいごミサでした。

 多くの日本人の若者が教会離れしている中で、彼ら、彼女らがいかに主に信頼して生活し、主を愛しているかがよく伝わりました。

 教会に来るヴェトナム人、フィリピン人その他外国の若者たちに何かしてあげられると良いのですが、何をどのようにしてあげたら良いのかわかりません。彼らが困ったときに教会に助けを求めたら、それに応えられるような仕組みがあればよいのですが。今私に出来ることは彼らと彼らに信仰教育をきちんとされた親御さんのために祈ることです。

 日本での生活は言葉や習慣の違いで誤解されたり、嫌な思いをすることもあるでしょうが、主はすべてわかってくださっています。私たちも対話不足で偏った見方をせずに、自分の娘や息子、孫のようだと思って優しくしましょう。

2024年8月11日 (日)

主に信頼して

 ブログを書いていると、時々うまくいかないことがあります。YouTube の動画や写真がアップできなかったり、先日は書き上げたブログを保存したつもりが消えていたりとか。

 そんな時には私は主がこの動画や写真また記事はアップしない方が良いと言っていると思い、従います。決して悪霊が邪魔をしているとは思いません。私の守護の天使は強いですよ!confident 聖母と聖ヨセフ、そして守護の天使に毎日保護を願い感謝をしていれば大丈夫。

 なによりも主はいつも共にいてくださるのですから、主を疑うことなく信頼して、うまくいかないことも受け入れましょう。主が望むことを愛しましょう。heart

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Photo  今月初めに教会で「『父と子と聖霊』の御父がシスターに現れて、色々と告げられた」という話がありました。御父はそのシスターが見た通りのご自分の姿を絵にするようにと言われ、絵にしました。主任司祭はその絵のコピーを聖堂内に飾ることにしたようです。また御父はご自分の祝日がないので、それも設けるよう望まれたそうです。

 このシスターの幻視、御父の出現は教区司教が公認しただけで、カトリック教会・教皇庁は未公認です。私はこういう話を広めるのはカトリック教会・教皇庁が公認するまで待ってからの方が良いと思っています。勇み足にならないかと案じています。

2024年8月 9日 (金)

St.Teresia Benedicta a Cruce (Edith Stein)

 今日は長崎に原子爆弾が投下された日です。そしてアウシュビッツ収容所で亡くなったエディット・シュタイン=十字架の聖テレジア・ベネディクタ殉教者の記念日でもあります。

 聖テレジア・ベネディクタというよりも、エディット・シュタインと言った方がよく知られていると思います。

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 彼女は敬虔なユダヤ教の家庭に生まれました。しかし学生時代に無神論的な知識人の影響を受け、彼女自身神を信じなくなりました。フライブルグ大学で哲学博士号を受けましたが、当時は女性が教授として在籍するのは困難な時代で、教授資格申請論文はうまくいかずに研究者としての道は閉ざされました。そして哲学講師や高校で教員を続けます。

 故郷に戻ってきた彼女は友人の家で『アヴィラの聖テレジアの自叙伝』を読み、とても感化されて、カトリックに改宗することを決心します。1922年に洗礼を受け、1933年(42歳)ケルンのカルメル会修道院に入りました。そしてオランダのカルメル会修道院いた彼女はナチスに逮捕され、アウシュビッツ収容所に送られて、ガス室で殉教しました。(カトリックに改宗していた姉のローサも共に殉教しました)

 彼女は優秀な哲学者で著書には『現象学からスコラ学へ』、『有限存在と永遠存在:存在の意味への登攀の試み』など数十冊に及びます。

 彼女について知りたければ下記の本があります。

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 原子爆弾も収容所も戦争が生んだ悪です。そしてそれらはすべて人間の仕業です。神が与えたくださった自由で、人間は善ではなく悪を選んだのです。時々戦争を神のせいにする人がいますがそれは間違いです。

 当時はアメリカだけが持っていた核兵器を今は数ヶ国が持ち、どんどん悪化しています。あの広島、長崎、強制収容所の教訓は全く生かされていません。

 広島平和式典ではイスラエルを招待し、ロシアは招待されず、長崎平和式典では両国とも招待しなかったようです。私なら両国とも招待します。それどころか核兵器を持っている国と明らかに持っているだろうと言われている国々もすべて招待します。今戦争をしていて平和を壊しているから招待しないのではなく、そういう国だからこそ、平和をアピールするために招待するべきだと思います。参加するしないはその国が決めることです。

2024年7月28日 (日)

「連帯責任」という悪習

 ある中学校の水泳の授業で、一部の生徒が遅れてきたことに対して、そのクラスの生徒26人全員(見学者も含めて)に連帯責任としてプールサイドを5周走らせ、さらに準備体操として2周走らせ、その結果21人が足の裏にけがをしたとのこと。

 ニュースや多くの人はこれは体罰だと批判しています。その通りです。でも私が一番嫌なことは「連帯責任」ということです。いまだにこの悪習「連帯責任」が学校で行われていることに驚きました。

 小寺神父様の「子育てサロン」でのお話しとは真逆のやり方ですね。いつになったら学校からこの悪習「連帯責任」が無くなるのでしょうか。子どもたちのことを一番に考え、愛する人だけが教師になりますように。例えばドン・ボスコのような人。

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 私が「連帯責任」でいつも真っ先に頭に浮かぶことは、アウシュビッツ収容所での聖コルベ神父様の死です。

2024年7月14日 (日)

ファシリティドッグ

 ファシリティドッグって知っていますか?私も娘から聞いて知りました。老人ホームなどでお年寄りの癒しになっている犬については良く見聞きしますが、ファシリティドッグはそれとはちょっと違います。


YouTube: 闘病中の子供に寄り添いパワーを届けるワンコ

 娘が働いている病院にもファシリティドッグがいるそうです。子どもたちだけでなくスタッフにも可愛がられているようです。

 子どもの闘病生活にとってファシリティドッグの効果は大きいと思います。長期入院している子どものいる病院すべてにこのようなワンちゃんがいればいいのにheart   

2024年7月 7日 (日)

七夕

 今日は七夕。朝からラジオでは七夕の話題が流れていました。その中で気になったことが短冊に書く言葉です。

 〇〇が上手になりますように、〇〇ができるようにお願いしますとか病気をしませんように等々、子どもたちの願いは様々です。一方で親たちの願いは子どもたちの無病息災など家族に関するものが多いでした。

 私は短冊に書く願い事は、自分のためのことではなく、他人のための願い事を書くのだと教わりました。中には「お父さんお母さんが元気でいますように」とか「戦争が早く終わりますように」などと自分以外の人のために願いを書いている子どももいました。嬉しいですね。お父さんお母さんがいつも他の人たちのことを気遣っている姿を見ているのでしょう。

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 さて、今日は都知事選、鹿児島県知事選挙もあります。自分のためではなく私たちのために働いてくれる人を選びましょう。私も教会の帰りに一票と入れてきます。

2024年7月 3日 (水)

35度猛暑日

 気が付けば今日は使徒聖トマの祝日でした。すっかり忘れていました。祝日なのにーcoldsweats01

 こう暑いと体も頭もぼ~としてだるい。外の仕事はとても無理なので、部屋のエアコンを付けて聖書を読み始める。ぼ~とした頭が徐々にすっきりしてくるが、ゆっくりゆっくり読まないと頭に入らない・・・。暑さのせいより年のせいかな?

 近所の家では大工さんたちがこの猛暑の中仕事をしています。大工さんたちは夏も冬も外で働くことに慣れているとはいえ、さすがにこの暑さは堪えると思います。彼らにただただ感服します。

 もうすぐ我が家の玄関の扉を取り換える工事も始まります。築50年以上たつと壁と扉との間に隙間ができて台風の時困っていました。ずっとどうしようか迷っていましたがやっと決心がつきました。この暑い中工事に来てくださる方には冷たいお茶とお菓子とアイスを用意して労いたいと思います。

 我が家のにゃんこも暑そうです。⇩

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2024年6月 9日 (日)

悪霊について

 今日の説教について: 司祭が説教の中で「悪霊(悪魔)があると信じている人?」「わからない人?」「無いと思う人?」と、質問して挙手をしてもらっていました。結果は置いておいて、ごミサの最後に再び悪霊について話されました。

 すべてを悪霊のせいにする内容に、悪霊を信じている私でも引いてしまいました。

 神父様の話では今日のマイクの不調も悪霊のせいということでしたが、例えば私が教会のごミサに与るために車を運転しているとします。途中で車のガソリンが空になり動かなくなりました。神父様ならきっとそれはあなたが教会に行くことを悪霊が邪魔しているからだと言われるでしょう。

 でも私の思いは違います。神様が「出かける前にはいつもチェックして準備をしなさい」と、教えてくださっていると思います。そして大事に至らなかったことを私は神様に感謝します。おそらく私がみ言葉のわかちあいに参加しないのも、神父様なら悪霊が邪魔をしているからだと言うでしょう。

 うまくいかないことをすべて悪霊のせいにする生活は悪霊に縛られたとても苦しいものになります。それよりうまくいかないことも主の恵みと思い、主に感謝しながら生活すればとても心穏やかに過ごせると思います。

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 あなたは守護の天使に護られています。いつも守護の天使に祈り,そして感謝しましょう。そうすれば悪霊の入る隙はありません。

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 もう一つの祈りは文語での「守護の天使に向かう祈り」です。

 わが守護の天使、御身は天主の御摂理によりて、わが終生の友となりたまえり。御身の尊き御保護と、絶えざる御導きとを感謝したてまつる。

▴ 願わくは、御身の強き御翼もて弱きわが霊魂を覆い、危険を免れしめたまえ。苦しみに遭うとも落胆することなく、幸運においても思いあがることなく、世俗とその精神に流されることなく、貧しき人をないがしろにすることなく、主の御いつくしみにより、御身に委ねられるわが一生が、すべて御身の喜びとなるよう、われを導き、われを励まし、われを強めたまえ。われを離さず、わが足のつまずかざらんよう、清きみ手もてわれを支え、われを守りたまえ。アーメン。

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 皆さんにお勧めしたい本があります。以前にも書きましたがその名も『悪魔のささやき』(加賀乙彦著)です。

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2024年5月 2日 (木)

驚いたこと

 先日ある神父様の講座を受けました。余談として「あるご婦人が病気で苦しんでいる時に自分をほって夫は教会のごミサに行った。神父様、夫に何か言ってやってください」。そして神父様の応えが「夫はけしからん。目の前に苦しんでいる人がいるのに、その人をほっておいてミサに行くとは」でした。

 私と真逆の話にちょっとびっくりしました。私もインフルエンザや腎盂腎炎の痛みや高熱で苦しい時がありましたが、そんな時にこそ夫にはごミサに行ってもらい私の分まで祈ってと願いました。ついでに教会の帰りに買い物を頼んだり。僅か2~3時間の不在です。夫が病気の時は夫を置いて私一人で教会のごミサに与りました。夫もそれを望んでいました。

 本当に人それぞれ色々な思いや考えがあるのですね。自分が良いと思っていることが他の人にとっては悪かったり、良くないと思っていることが良かったり・・・。特に教会の中で考えにこれほど差があるのは複雑な気持ちです。

 もう一つ神父様の話で、「聖体拝領の前に準備なんて必要ありません。クリスマスや復活祭にかねて教会に来ない人が来たらみんな一緒にご聖体をいただきましょう。そして楽しくむしゃむしゃと食べましょう」という内容でした。この話もね・・・これならゆるしの秘跡って必要ないってことかな?

 まあ講座の本題よりわき道にそれた話の内容に、

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の私でした。

2024年4月29日 (月)

フェレロ・ロシェ


YouTube: The Catholic Foundation of Ferrero Rocher

 チョコレートのフェレロ・ロシェは今ではスーパーでも買えるチョコレートですがそのクオリティーは高く、誰もが好きなチョコレート菓子です。

 でも経営者フェレロ氏やロシェという名の由来についてはあまり知られていませんね。私もこの動画を見て知りました。そしてますますこのチョコレートが好きになりました。特にルルドの聖母の日や聖ベルナデッタの記念日にはこのチョコレートを食べることにします。lovely

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 今日はシエナの聖カタリナの記念日です。

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 世間ではいまだに「女性の地位が低い、軽視されている、女性の議員や管理職を増やせ!」という声をよく耳にします。カトリック教会ではキリストが誕生する前からその母マリアの地位は高く上げられていました。キリストは復活されて最初に女性たちの前に姿を現されました。また女性の聖人の多いこと。聖カタリナのように教会博士と言われる聖人もいます。カトリック教会ほど男女を平等に扱っているところはありません。それはキリストがそう教えているからです。教皇や司祭に女性がいないから男尊女卑では?なんていう人がいますがそれは的外れです。教皇や司祭に女性がいないのは女性を低く見ているからではなく、聖書に基づいた別の理由からです。

 ルルドで聖母の顕現を目の当たりにした聖ベルナデッタも貧しい家庭の教育のない、世間では蔑まされている女の子ですが、カトリック教会では彼女はフェレロ氏のような金持ちや高い教育者からも崇敬されているのです。

2024年4月13日 (土)

これ欲しい!


YouTube: Proof That you Should NEVER Give Up ❤️

 もし上記のYouTubeがフェイクニュースでなければ、素晴らしい発明ですね。自動運転の車や空飛ぶ車よりこちらを実用化してほしいです。

 本当に必要としている弱い立場の人に必要なものを提供する国であってほしい。それが本当に豊かな国だと思います。

2024年4月11日 (木)

持ちよりパーティー


YouTube: カトリック洲本教会 聖堂の分起き・持ち寄りパーティ 2024-3-31

 カトリック洲本教会の復活祭の日の動画を見ました。私の教会も以前はよく持ち寄りをしていました。おにぎりの人もいればお漬物の人、煮しめやふくれ菓子等々。特別でなくてもかねて作り慣れているものを一品。経済的なので持ち寄りは good

 以前は教会と言えば持ち寄りが当たり前でした。何といっても急に参加者が増えても問題なし。何も作ってこられない人もOK。持っている人が持っていない人と分かち合うのが教会の本当の姿です。予約注文のお弁当だとこうはいきませんからね。

 そろそろ私の教会の会食も持ち寄りにしたら良いかもしれません。煮しめの上手な人、漬物名人等々、色々なレシピを伝授してもらう機会にもなりますね。happy01

2024年4月 2日 (火)

復活節

 暖かな復活の火曜日です。教会の祭壇のお花、玄関のお花共に復活の喜びが伝わります。

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 我が家から見える桜並木の桜の花も満開のようです。庭に出るとオガタマノキの香りが素晴らしい!オガタマノキは招霊木と書いて、よく神社に植えられています。確か霧島神宮にもおおきな招霊木があります。

 ツツジに馬酔木、バンマツリが一緒に咲いています。間からは一ヶ月後ぐらいには花が咲くミモザの枝が伸びています。花桃も咲き始めました。ブルーベリーの花も沢山咲いているので今年も実が大量に採れるでしょう。

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バンマツリ、ツツジ、馬酔木、間から約一ヶ月後には咲くミモザの枝

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花桃

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招霊木 その1

Img20240402085328_2 招霊木 その2

2024年3月31日 (日)

ご復活祭

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 皆さんもご復活祭を迎え大きな喜びに包まれていると思います。まさにキリストがご復活されたことは神であるとの証です。ご復活祭のごミサに与り、主にこころからの感謝を捧げました。どんな事が起きても決して主から離れないとあらためて決心しました。

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 夫のいない復活祭を初めて迎えました。夫の好物のピエロギやフルーツケーキは作りませんでした。代りに次男が好きなエビの料理とオートミールクッキーを作ってお祝いしました。復活祭の卵も忘れずに作りましたよ。

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2024年3月28日 (木)

キリストに結ばれて

 先程YouTubeでカテドラルザビエル教会での聖香油ミサの録画を見ました。中野司教様の説教を聞いて、『こうも簡単にキリストから離れてしまう人もいるのか・・・』と思いました。一粒のまかれた種は根がしっかりと育っていなかったのですね。

 どの国にもその国を守る兵士たちがいます。ヴァチカン市国にも教皇様を守るための衛兵がいます。

 ひとたび戦争が始まれば「A国が正しい」「いやB国だ」「A国にもっと武器を」「いやB国に」と、どちらか片方を応援し始めます。気が付くと自分の応援している国が有利になると喜び、相手国の死者が増えればもっと喜んでいる。また自分が応援していない国を応援する人に対して敵意を抱いてしまう。

 私たちはA国B国あるいはC国D国など関係なく、国の指導者たちのためには「一日も早く和平を結んで停戦して戦争を終わらせるように」祈りましょう。そしてキリストを信じる者ならすべての国の亡くなり傷つき苦しむ人たちのために主の慰めといつくしみを祈りましょう。イラク・ロシア・イスラエル・パレスチナ・アフガニスタ・トルコ等々世界中で今も数十か所で紛争があり、尊い命が奪われ続けています。

https://www.youtube.com/shorts/S0eQr0MxQcc

 ⇧ ゆるしの秘跡を受け、ご聖体をいただき、聖血をいただく兵士たちです。