ラテン語とグレゴリオ聖歌
今読んでいる本は『教会ラテン語への招き』です。
第二ヴァチカン公会議までミサはラテン語であげら、グレゴリオ聖歌もよく歌われていました。あの魅力的で神への崇拝に満ちた素晴らしいラテン語ミサが今は消えてしまいそうになっています。
ラテン語ミサの歴史とその素晴らしさを再発見するためにこの本を読み始めました。そして読み進むにつれて、フランシスコ教皇様のラテン語ミサの禁止(条件付き)の理由がますます私には理解できなくなりました。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ではないですがS・・・が嫌いな人たちはS・・・のラテン語ミサまで嫌いという感情を教皇様に訴えて、このような禁止令が出されたとしか思えないのです。
今はラテン語でのミサのあげ方を知らない司祭がほとんどでしょう。ラテン語を必修科目として教えていない神学校が多いからだと思います。ですからラテン語ミサが禁止されようが自分にはまったく関係ないと無関心な司祭・司教様が多いのでしょう。
でもラテン語ミサをあげられないことは皆さん気づいていないかもしれませんがとても大きな問題だと思います。この本を読んで私も気づかされました。何百年も続いてきた素晴らしいラテン語ミサとグレゴリオ聖歌を今こそ見直すべきですね。私はレオ14世教皇様に期待しています。レオ14世教皇様が主のみ旨をはたしてくださいますように。