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2024年1月

2024年1月28日 (日)

煉獄から天国へ

 次男が福岡へ帰りとうとう一人になりました。夫がいた時と変わらないルーティーン。ただ違うのは夫とのおしゃべりがなくなったこと。

 私たち夫婦はよく会話をしました。聖書のこと、教皇様のこと、世界中で起きている様々な問題、子供たちのこと等々。そして私の欠点をよく我慢して、子どもたちのためにいつも祈っている夫でした。秘跡を大切にして、できるだけ主に従うように生きていました。

 そんな夫ですから、終油の秘跡を受けすべての罪を赦されて帰天したので、煉獄での償いの期間はとても短く、もうすでに聖母や聖ヨセフそしてイエズス様と共に天国にいるだろうと私は信じています。heart

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夫が好きだった「街角の聖母」

2024年1月17日 (水)

あれから29年

 阪神・淡路大震災あれから今日で29年、いつまでも忘れることはありません。亡くなられた多くの方たち、身体だけでなく心にも傷を負われた方々、そしてその後亡くなられた方々のために祈ります。

 いつ襲ってくるかわからない自然災害、多くの人の命を奪う災害に備えることは大切です。物資を備えたり、避難訓練はもちろんのこと、心の準備をしておくことも大切です。

 私の夫は今月10日に帰天しました。夫はいつ死が訪れてもよいように準備をしていました。ゆるしの秘跡を大切にして、ご聖体をいただけることを何よりの喜びとしていました。ですから夫も私も心を乱すことなく主のみ旨を受け入れることができました。

 「いつも主のいつくしみに感謝して、聖母マリア様の保護を願いなさい」は夫の口癖でした。主が私に夫を与え、共に支え助け合って生きてこられたことを主に感謝します。これからも夫のことば通り、いつも主のいつくしみに感謝して、聖母マリア様の保護を願いながら信仰生活を続けたいと思います。

2024年1月 9日 (火)

お二人の帰天

 カトリック入来教会のハンマ神父様(レデンプトール会)と久保終身助祭様が相次いで帰天されました。お二人共に教会のために尽くされ、主のみ旨を果たされました。心から感謝します。

 お二人の御霊が主のみ腕に抱かれて安らかに憩いますように、アーメン。

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2024年1月 7日 (日)

主の公現 Epiphania Domini

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 我が家のイエズス様 heart


YouTube: In Epiphania Domini - Evangelium

10年前ベネディクト教皇様の主の公現ミサ(福音朗読)

 主の公現は1月6日ですが、日曜日の今日7日に移動されています。今日は幼子イエズス・キリストを通して天主の栄光がすべての人に現れたことを祝います。

 3人の博士たちは救い主イエズス様を拝み礼拝するためにはるばるベトレヘムまでやって来ました。フランシスコ教皇様は「博士たちが礼拝したように、私たちも祈るだけでなく、主を礼拝するための場所と時間を持ちましょう」と言っています。教会だけでなく家の中にも家庭祭壇を置き、主を礼拝することが大切ですね。

 国によっては子どもたちはクリスマスではなく公現祭の日にプレゼントをもらいます。

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 本来は主の公現祭の後の最初の日曜日が「主の洗礼」ですが、今年は主の公現祭が7日に移動されたことによって、主の洗礼は翌日の8日月曜日になります。降誕節は主の洗礼の日までなので、この日までクリスマスのお祝いをする国は多いです。しかし降誕節を2月2日のカンデラリア(聖燭祭・聖母マリアの清めの日)まで40日間お祝いする国もあります。

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キリストの洗礼 : フラ・アンジェリコ

み旨のままに

主よ、あなたが望むことを愛します。

 12月31日の聖家族の日の夜から、1月1日の神の母聖マリアの祭日の日の朝まで病院の待合室で過ごしました。夫の救急搬送、緊急手術、先生方からは「難しい」と言われ、覚悟を決めました。

『人は必ず死ぬのだから、今がその時と主が決められたのだ』と思い、夫の罪がすべて赦されて夫の霊魂が守護の天使と共に天に帰れるように祈りました。また意識がある時に病者の塗油、祝福を受けて夫も天の国へ行く準備ができていたと思います。

 しかしまだその時ではなかったようです。治療を続けた結果ICUを出て救急病棟に移りました。しかしまだ予断を許さない状況です。主のみ旨ははかり難いものです。

 先生方とスタッフの皆さんの働きには感謝しかありません。皆さんに主のご加護を祈ります。

 こんな状態だったので、ラジオを聴くこともなく能登半島地震も後になって知りました。被災されたすべての方が絶望することなく、希望をもって困難を乗り越える力を主に願いました。

2024年1月 1日 (月)

神の母聖マリア祭日

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  神の母聖マリアの祭日と新年おめでとうございます

 今年から年賀状でのごあいさつは諸々の事情により失礼することにしました。疎遠になっている方からの近況の便りは嬉しいものでしたが、仕方ありませんね。

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 主の前で謙遜であるということは主のみ旨を素直に受け入れること、また行うことでしょう。私自身今年は聖母マリア様に倣い謙遜でありたいと思います。それは簡単ではないですが努力します。すべては主からいただいたもの、主への感謝を忘れずに毎日を過ごしたいと思います。

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