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今年最後の日。今年一年間の主からのお恵みに感謝を込めてごミサに与り、晩の祈りでは「Te Deum Laudamus 」を唱えました。毎年この日はただただ主に感謝するだけですね。苦しかったことや悲しかったこと、願ってもかなわなかったこと、そして喜びもすべては主のみ旨でした。感謝の言葉しかありません。
・・・・日ごとに感謝をささげ、
代々にあなたの名をほめたたえる。
わたしたちを今日も、罪からお守りくださ。
神よ、豊かなあわれみをわたしたちに。
あなたにより頼むわたしたちに。
あなたにかけたわたしの希望は
とこしえに揺るがない。・・・・(Te Deum Laudamus)
2018年11月のパリ・ノートルダム大聖堂でのTE DEUM LAUDAMUSです。火災で焼ける前の姿です。
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https://www.youtube.com/watch?v=jEn5Q-EWd4Y
聖体拝領はウクライナ正教徒やロシア正教徒と同じく葡萄酒に浸したパン(キリストの聖体と聖血)を両方一緒に拝領します。
聖域ははっきりと分かれています。以前のカトリック教会も聖域がはっきり区別されていましたが・・・。今は聖櫃や祭壇の前を素通りする侍者や信徒もいます。おそらく聖域を意識していないからでしょう。
今年もフランシスコ教皇様のローマ市民と全世界へクリスマスの祝福「Urbi et Orbi」がありました。ローマと時差があるのでうっかりすると祝福を逃してしまいます。
私にとってのクリスマスは主の降誕のごミサとこの祝福です。
YouTube: Messaggio Natalizio e Benedizione “Urbi et Orbi” + LIS
古い写真が出てきました。子供たちがまだ小さい頃のクリスマスです。
あの頃は私も若いでした。3人の子育て中なのに、テーブルには私が焼いた七面鳥のローストや2種類の手作りケーキ。『子供たちを喜ばせたい』という思いが私の原動力、そして毎年子供たちの喜ぶ姿こそが私の喜びでした。
子育ては苦労がいっぱい。でもそれ以上に喜びや楽しみが沢山あります。それこそお金では買えないもの。そして子供たちはいずれ親離れします。ですから可能なら子供が小さいうちはできるだけ一緒に過ごしたいものです。私はどの仕事よりもお母さんが子供を育てる仕事は素晴らしいと思っています。母親、父親、祖父母それぞれに役割がありますから、お互いに助け合って子供を育てましょう。
今年のクリスマスは子供たちは仕事や勉強のために帰省できませんでした。夫婦2人のクリスマスは慎ましいものです。
生協で買った風味とコクの足りないパエリヤと甘みの足りないケーキ。手抜きをすればそれなりの味です。自分で作ればよかったと後悔しています。
けれども主のご降誕を祝う気持ちと主への感謝はいつもと同じです。今年もオプワティックをしました。
主キリストが私たちの救いのために幼子の姿で生まれてきてくださったことに感謝!
ヴァチカンでのクリスマス夜半のミサです。
YouTube: 24 December 2022 Holy Mass during the Night, Pope Francis
今年のサン・ピエトロ広場に置かれた馬小屋は良いですね。木彫りでできたマリア様やヨセフ様、動物たちはとても暖かみを感じます。華やかさも奇抜さもなく、当時の静かな聖夜が再現されたような雰囲気です。
飼い葉桶にイエズス様が寝かされる日が待ち遠しいです。
YouTube: Dominica III Adventus - Introitus - Gaudete in Domino
聖母顕現は世界中に何百とあります。真実なものから怪しげなものまで様々です。カトリック教会が公認しているのはほんのわずかですが、その中でも特に不思議のメダイの聖母、茶色・緑色のスカプラリオの聖母、雪の聖母、ルルドの聖母、ファティマの聖母、グアダルーペの聖母などは教会が公認している有名な聖母顕現です。
今日はその「グアダルーペの聖母」の記念日です。ご聖体の宣教クララ修道会がグアダルーペの聖母についてわかりやすい動画をYouTubeにのせています。
こちらは我が家にある[グアダルーペの聖母]のご絵です。とても身近に感じられる聖母のお姿です。
YouTube: 12 December 2022 Holy Mass on the Feast of Our Lady of Guadalupe Pope Francis
昨日12月8日は「無原罪の御宿リ」の祭日でした。アメリカは時差があるので今日9日にごミサのLIVE配信がありました。
やはりラテンミサは良いですね。 たとえ教皇様に嫌われても私はラテンミサが好きです。
YouTube: Live Stream - (1962 Missal) - Feast of the Immaculate Conception - Thursday, December 8th
今日は「無原罪の御宿リ」の祭日( Immaculata Conceptio Beatae Virginis Mariae)です。天主からの特別な恵みのはからいによって、マリア様は聖アンナの胎内宿った時から原罪の穢れを一切受けませんでした。
主のみ使い大天使ガブリエルはマリア様に「恵まれた者、喜びなさい。主はあなたとともにおられます」「恐れてはなりません。あなたは神から恵みをいただいたのです」「聖霊があなたに臨み、いと高きおん者の力があなたを覆うでしょう」と言われた通り、マリア様は特別な恵みによって天主と一致し、被昇天の時にはキリストの救いのわざを最初に現されました。ですからマリア様は、『いつか私たちも救われる』という私たちの希望です。
カトリック聖歌集には無原罪の聖母の聖歌『けがれなく』があります。無原罪のマリア様のことがよくわかる聖歌ですね。
我が家の朝食はいつもパンです。チーズと蜂蜜そしてジャムは欠かせません。苺にブルーベリー、マーマレードや時にはチェリーに杏と変化をつけています。
待降節に入り、朝食のジャムなどの嗜好品はひかえようと考えていました。ところがなぜか葡萄ジャムが無性に懐かしくなり、我慢すればするほど気になってしまいました。
そしてついに小悪魔(?)の誘惑に負けてスーパーで探しました。しかしどの店にも置いてありません。かわりにあるのはブルーベリージャムばかりです。ネットで見つけた葡萄ジャムは巨峰や山ぶどうで作られたもの、あるいはトラピスト修道院の無添加の葡萄ジャム。どれも私にとってはちょっと贅沢なお値段です。
以前は苺やマーマレードと並んで葡萄ジャムもあったような気がします。ヨーロッパへ行くとホテルの朝食にアプリコットやブルーベリー、ラズベリー、クランベリー、カシス等のジャムなどが出てきてワクワクしたものです。
時がたち、いつの間にか国内でも様々なジャムが味わえるようになりました。そしてブルーベリーのアントシアニンが目に良いと言われると、あっという間に店頭にはブルーベリージャムがあふれるようになりました。
結局私は小悪魔の誘惑を振り払うことができずにネットでこれを買いました。アメリカ産かな?⇩
たま~に少~しだけ使うようにします。
葡萄ジャムを探している時に面白い記事を見つけました。リンクを貼っておきます。「ぶどうの話し」のところを読んでみてください。良いお話です。