プレワールドユースデイリスボン(コインブラ)
25日に羽田空港を飛び立った参加者たちは今ポルトガルのコインブラ教区に滞在しています。31日には本大会参加のためリスボンへ移動します。
コインブラは空港のあるポルトと首都リスボンの丁度中間にあります。コインブラとリスボンの中間にはファティマがあります。コインブラは聖アントニオがフランシスコ会に入会した所だそうです。大阪教区のホームページに日本からの参加者の様子が随時アップされています。
25日に羽田空港を飛び立った参加者たちは今ポルトガルのコインブラ教区に滞在しています。31日には本大会参加のためリスボンへ移動します。
コインブラは空港のあるポルトと首都リスボンの丁度中間にあります。コインブラとリスボンの中間にはファティマがあります。コインブラは聖アントニオがフランシスコ会に入会した所だそうです。大阪教区のホームページに日本からの参加者の様子が随時アップされています。
今日は使徒聖ヤコブの祝日、そして明日は聖マリアの両親聖ヨアキムと聖アンナの記念日です。夫の母と私の大叔母の霊名祝日になります。洗礼名がアンナの方は多いですが、ヨアキムの方は私の知り合いにはいませんね。多分洗礼名にヨアキムいただく方は少ないのでしょう。
使徒聖ヤコブと言えばスペインの巡礼地サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)です。聖ヤコブのお墓の上に建てられたのがこのサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂です。Santiago(サンティアゴ)はラテン語のSanctus Iacobusに由来し聖ヤコブのことです。ですからタルタ・デ・サンティアゴ=聖ヤコブのケーキですね。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂へは歩いて巡礼する所と思っているので私は行ったことがありません。おそらくこれから先も無いでしょう。巡礼地を想いながらタルタ・デ・サンティアゴ(Tarta de Santiago)=ヤコブのケーキを食べることにします。
タルタ・デ・サンティアゴ(聖ヤコブのケーキ)本場?のレシピ
アーモンドプードル 250g. に砂糖250g.(甘すぎるので180g~200g.に減らした方が良いかも)を加えて混ぜます。そこに卵4個~5個(生地の固さを見ながら)を一個づつ加えながらよく混ぜます。レモン1/2個分の皮をすりおろしたものとシナモン小さじ1を加えて混ぜます。バターを塗った型に入れて、180℃のオーブンで約25分~40分焼きます。私は今回18cmの型で30分焼きましたが少し焼き過ぎたような・・・25分でよかったかも。冷めたら十字架模様の型をおいて粉糖をかけます。
このレシピは22cm~26cmの型1個分ですが、18cmの型なら2個分になります。
『神学大全』の著者、ドミニコ会士、聖トマス・アクィナス司祭教会博士(1226-1274)が、1323年7月18日に列聖されてから、今年で700年を迎える。
同聖人の列聖700年を記念するミサが、来る7月18日、イタリア南部プリヴェルノにあるフォッサノーヴァ修道院で捧げられる。
教皇フランシスコは、この記念ミサに教皇特使として、列聖省長官マルチェッロ・セメラーロ枢機卿を派遣されるのに伴い、セメラーロ枢機卿に書簡をおくられた。・・・・・
まれにみる文化教養にあふれた「天使的博士」聖トマス・アクィナスは、多くを著し、教え、特に哲学・神学の分野で才能を示しながら、その知性と明晰さで際立つ一方で、熱心な信仰をもって神の神秘を求め観想していた、と教皇は記された。・・・・・2024年に帰天750年、2025年には生誕800年の記念を控えていることに言及しつつ、聖性と神学で知られるこの教会博士の熱心さを称えるための教会の様々なプロジェクトに大きな喜びを表された。
そして、聖トマス・アクィナスが帰天した場所であるフォッサノーヴァ修道院で行われる同聖人列聖700年の記念ミサの参加者らが、これを機会にキリストとその福音を生きるための新たな力を得ることができるようにと祈られた。(2023年7月11日 ヴァチカンニュースより)
今も崇敬される神学者聖トマス・アクィナスが列聖されて700年。700年経ってもその神学は色あせることなく、かえって現代にこそ必要とされている学問でしょう。聖トマス・アクィナスの『神学大全』を真剣に学ぶ神学生が増えますように、神学校が神学生でいっぱいになりますように、学生の保護者である聖トマス・アクィナスに取次を祈ります。
やはりキリストを受けるにふさわしい態度はこれですね。主キリストの方から罪人の私たちの所に来てくださるのですよ。謙ってキリストを拝領したいです。
聖マリア・ゴレッティについてYouTubeに紹介の動画がありました。それで分かったのですが、先日私が紹介した中に間違いがありました。それは獄中のアレッサンドロにマリア・ゴレッティがユリの花を一輪手渡したと書きましたが、それは間違いで彼女が刺された14か所の傷と同じ数の14本のユリでした。この動画は信頼できます。(日本語字幕にできます)
YouTube: The Inspiring Story of Maria Goretti | A Tale of Forgiveness, Martyrdom and Redemption
聖マリア・ゴレッティは亡くなる前に自分を殺めたアレッサンドロを赦しました。そしてもっと素晴らしいことはアレッサンドロは服役中に回心して、出所後に彼女のお母さんに赦しを願い、カプチン・フランシスコ修道会(OFMCap.)の修道士になりました。勿論お母さんも彼を赦しました。
アレッサンドロが服役中のある夜に、夢の中でマリア・ゴレッティが現れて、彼女から「私はあなたを赦しています」と言われ、ユリの花を一輪渡されました。このことがきっかけで彼は回心しました。
この小さな少女ができたのに、私たちは些細な事に対してもできないのはキリストへの愛が足りないからでしょうか。聖母マリア様のように彼女もお母さんもどんなに苦しめられてもその人を許しました。愛の心を主に願わずにはいられません。
ごミサに与りご聖体をいただき、祈りの集いに参加し、教会の仕事や行事にも熱心に参加している人が実は家に帰ると夫(妻)に冷たく心は離れている、あるいは子供との関係がうまくいっていないということがあるようです。家庭内がうまくいっていないので教会に安らぎを求めて逃げてしまう。両親の仲が悪いせいで家庭に安らぎのない子供もいます。
確かに主キリストは「重荷を負って苦労している者は皆、私のもとに来なさい。休ませてあげよう」。言っておられます。しかし主はその後にこう続けています。「わたしの心は柔和であり、謙遜であるから、わたしの軛を受け入れ、わたしの弟子になりなさい。そうすれば、魂は安らぎを見出すであろう。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷はかるいからである」。
つまり主のもとに行くだけでは何も変わらないということです。主と同じように柔和で謙遜にならなければ、キリストの教えを受け入れて主に従う者にならなければ安らぎは得られないということでしょう。主に従うとはつまり家族を愛するということではないでしょうか。家族を赦し、愛するように努力すること。先ずは毎日相手のために祈ること、子供たちのために祈ることでしょう。愛とは自分だけが安らぎを得るのではなく、苦しんでいる相手にも子どもたちにも安らぎを望むことではないでしょうか。
自分が苦しい時は必ず相手も同じように苦しんでいます。そして親の不仲は子どもたちをも傷つけ苦しめます。家庭こそが子供にとって一番安らぐ場所のはずなのに、そうでない子供が多いのが現実です。主キリストがおられる家庭を築きましょう。いつも赦す心と感謝の心そして祈りを忘れずに!
若者たちにこの動画を勧めます。フランス語ですが日本語の字幕もあります。(ちょっとへんですが ) ⇩
https://www.youtube.com/watch?v=oG2bbntHaMw
若者の巡礼はよくありますが、遠足・お祭り気分が70%そしてミサと告解と祈りが30%のような巡礼もあります。しかしシャルトルへの巡礼は明らかに違いますね。足の痛みに耐えて主と共に歩く巡礼者たちの姿から私は明るい希望と主のいつくしみを感じました。
主のいつくしみと言えば明日は使徒聖トマの祝日です。釘後を見て、自分の指をその釘後に入れてみなければ信じないと言った聖トマの前に復活されたキリストが現れて、「指をここに持ってきて、私の手を調べなさい。手を伸ばして、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい」「あなたはわたしを見たから信じたのか。見ないで信じる人たちは幸いである」と仰せになりました。
いつの時代も人々は目に見える奇跡を求めます。でも奇跡を体験しなくても、奇跡を見なくても、キリストを信じている人たちは主のいつくしみの中にいます。奇跡は信仰のバロメーターではありませんから自分が望む奇跡が起きないからと言って、自分の信仰のせいだとは決して思わないでください。神様は私たちとは違います。「あなたは信仰が深いから望み通りに奇跡を与えましょう。あなたの信仰はまだまだなので奇跡は無理です」なんてことは絶対にありません。かえってキリストを迫害していたサウロに奇跡は起こりました。主のみ旨ははかり難く、わたしたちはその中に生きているのです。
フランスの暴動
ブログをアップしようとしていた時に、この動画を見ました。いつも見ている日本在住のフランス人の動画です。ただ事ではないフランスの状況です。リンクを貼ります。是非見てください。フランスのために祈りましょう。
カトリック教会の伝統を大切にする信者の巡礼と司祭司教様とご聖体の行列です。言葉はわからなくても動画を見ているだけで信仰の力を感じます。
①
https://www.youtube.com/watch?v=wTkO6zF5YwU
②
YouTube: Paris - Chartres 2023 - Tag 2
③
https://www.youtube.com/watch?v=siyah-OwoYg
④
YouTube: Paris - Chartres 2023 - Einzug von Priestern und Bischöfen
マニプルを腕に付けている司祭の多いこと。日本ではほとんど見ないですね。また同じくビレッタ帽をかぶっていますね。カトリックの聖職者が伝統的にかぶるものです。日本でも高位聖職者はズケットをかぶるのですから司祭はビレッタをかぶったらよいのに!
今日は福者ペトロ岐部司祭と187殉教者の記念日です。福者ペトロ岐部神父様の時代にもローマの司祭たちはビレッタをかぶって入堂し、マニプルを付けてごミサをあげていたことでしょう。キリスト信者たちが迫害されていた日本ではできなかったことですね。今はもう迫害はないのですから、堂々と身につけたら良いのにと思います。