ウクライナとロシアの戦争を一歩引いて冷静に考えてみましょう。
武器を使って殺戮することは最悪なことです。戦争は悪です。武力で相手国をねじ伏せるのは悪です。誰でもわかる当たり前のことです。勿論ロシアだってよくわかっていることです。だれもこんな事はしたくありません。しかし、NATO軍やアメリカ軍が協力してくれると思いこみ、ロシアを挑発し続けたウクライナ。それに忍耐しきれずに武力侵攻という苦渋の選択をしてしまったロシア。しかし今のアメリカや西側からの報道を見聞きすると一方は正義、一方は悪だけの構図しか見えません。
ロシアがウクライナに侵攻するまでの歴史や正確な経緯を把握しなければなりません。またウクライナは多民族国家です。ウクライナ人だけでなくロシア人もポーランド人もたくさん住んでいます。それらの人たちの今までの生活もよく知ったうえで冷静に判断すべきでしょう。
イラン・イラク戦争の時、私たちはアメリカやイギリスの報道だけを信じて、フセイン大統領を嘘つきで化学兵器を使おうとする極悪非道な人だと信じこみました。
日本の歴史もよく考えてみましょう。太平洋戦争に至るまでの経緯、終戦を迎えるまでの経緯、そして戦争中のマスコミの報道のあり方。
「戦争は悪です。正しい戦争などありません」と、教皇ヨハネパウロ二世も言っています。ロシアは侵攻を直ちにやめ、ウクライナも武器を置きましょう。両国ともお互いキリストの教えに立ちかえり、回心して殺し合うことを止めましょう。フランシスコ教皇様はウクライナだけでなくロシアのためにも祈りましょうと呼びかけています。
レターレも過ぎて、四旬節も半分以上経ちました。だんだんとご復活祭が近づいています。洗礼志願者と共にキリストの教えを学び直すのも良い機会かもしれません。
ガエタノ・コンプリ神父様がYouTubeで「カトリック入門講座」を始めておられます。カトリックになんとなく興味を持っている方、カトリックについてもっと知りたいけれど近くにカトリック教会がない方のために神父様が始められた講座です。とてもわかりやすく私も改めて学び直しています。
最初は講座を始める前のカトリックについてのお話し『カトリックとは』、次からは実際の入門講座が始まります。ここでは2講座だけ載せましたが是非続けてみてください。この講座に出会えたのも神様からのお恵みです。せっかくいただいたこのお恵みを活かしてください。
聖フランシスコ病院修道女会の誓願式ミサでの酒井司教様の説教です。その内容がとても良かったので皆さんにも聴いてもらいたいと思います。従順・清貧・貞潔の中で一番難しいのが従順だと聞いたことがあります。私もそう思います。司教様のお話しを聴いて、「なるほど」と納得したのですが、いざ行動となると・・・喜んで心から従う・・・本当に難しいですね。
私には主の助けも必要です。
最後のヴェトナム語でのお話も胸にジーンときました。![]()
今日3月25日は「み言葉が人となられ、マリア様の胎内に宿られた」ことを祝う「神のお告げ」の祭日です。もちろん東方教会でも祝われます。東方教会では「生神女福音祭」といって4月7日が祭日になります。ギリシャ、ロシア、ウクライナなどすべての東方教会とすべてのカトリック教会は、このマリア様が聖霊によって身ごもられたこと(み言葉の受肉)と、それをマリア様が受け入れられたことをとても大切なこととして祝います。
多くの画家たちを感動させたこの題材の作品は西方東方共に数多くあります。西方では何といっても修道士アンジェリコの作品が素晴らしいですね。
4月17日はカトリック教会の復活祭、24日は東方教会の復活祭(パスハ)です。24日までにはウクライナ大統領もロシア大統領も共に武器を置きキリストの復活を祝っていることを願います。
他国はこれ以上戦いを長引かせるような武器の援助等はやめるように願います。戦争は勝ち負けよりも終わらせることが大切です。日本はかつての戦争で経験してよくわかっているはずです。ウクライナが日本の二の舞とならないことを祈ります。私の母は終戦の日について「戦争に負けたことよりも、これでもう空襲がないことが嬉しかった」と話していました。当時なら「非国民」と言われて、このようなことは口にはできなかったでしょう。ウクライナの人達の中にも私の母と同じ思いの人が沢山おられると思います。
2016年5月 ウクライナ・キエフ
最近買った本3冊の紹介です。
3冊ともまだ読み始めてはいません。一冊目の『受胎告知』は有名な美術評論家の高階先生が書かれています。どの程度カトリックの教えに忠実な解説かはわかりませんが、今月の25日が「神のお告げ」の祭日なので読んでみようと思いました。信仰の上で書かれたものと、そうでないものとにはよく隔たり(違和感?)があるので、先ずは読んでみようと思います。
2冊目の『フラ・アンジェリコ』は私の大好きな画家の一人です。この本はフラ・アンジェリコが描いた作品の写真が豊富に掲載されています。修道士としてのアンジェリコについてももっと知りたいので、期待大の一冊です。
最後はサレジオ会の尻枝神父様が書かれた本です。私の亡くなった母から聞いたのですが、母は尻枝神父様をカトリック都城教会で知っていたそうです。とは言っても当時は神父様はまだ中学生ぐらいだったとか。ヴァチカンで長い間働かれた神父様が、この本を通してどんなことを私に教えてくださるのか、読むのが楽しみです。
イタリアでは今日は父の日です。イエズス様の養父ヨセフ様はお父さん方のお手本、ですから今日が父の日なのには納得。
ヨセフ様はよく絵に描かれているような年をとった人ではなく、この絵のように普通に若い人だったようです。まあ、年齢はたいして重要なことではありません。天主が望まれるままにマリア様を妻に娶り、イエズス様を育てられたことが大切。大工という仕事を黙々とこなし、いつも一家の頭として責任ある行動をとり、愛情豊かないつくしみにあふれた夫、父親だったと思います。それは「ヨセフは正しい人であった」(マタイ1:19)と、聖書に書かれていることからもわかります。
マリア様の受胎告知の時「わたくしは主のはしためです。おことばどおり、この身になりますように」(ルカ1:38)と応え、天主のみ旨を受け入れました。同じように「ダビデの子孫ヨセフよ、妻マリアを家に迎え入れるのを恐れるな。その胎内に宿されているのは、聖霊によるのである。マリアは男の子を生む。あなたはその子をイエズスと名づけよ。・・・」ヨセフは眠りから覚めると、主の使いに命じられたとおり、妻マリアを家に迎え入れ・・・その子をイエズスと名づけた。(マタイ1:20~25)とある通り、ヨセフ様も天主のみ旨を受け入れました。
聖ヨセフの日といえば聖ヨセフの揚げシュー(Zeppole di San Giuseppe)ですね。今年もこのお菓子でお祝いです。
毎回どこか失敗するのですが、今回はクリームが硬すぎました。絞り袋が破れてあわてましたが味は![]()
最近私がよく観ているお薦めの動画です。声楽家でドイツ在住の車田さんの動画で作曲家や演奏家、オペラ解説、音楽の歴史などについて話されています。また談話として芸術について、コンクールについて等の話もあります。
「豊かな知識と経験に基いて、穏やかに話される大人の動画」と言えるでしょう。
YouTube: 【大切な話】芸術がビジネス化?!音楽など芸術を広める事が本当に良い事なのか?クラシック音楽、バレエ、オペラ!【音楽談話㉓】
YouTube: 【音楽談話28】芸術じゃない音楽には価値がない?ジャズやロックは芸術?芸術って何シリーズ第2弾!
私が常日頃感じていることを車田さんがズバリ話してくださいました。何でもかんでも「芸術」と言い、「これは芸術です」と言えばすべて許される風潮の昨今。芸術と芸術でない物の区別ができるようになりましょう。
世界中で十字架の道行が始まっています。先週は夫が病院予約の日だったためにK教会へ行けませんでしたが、昨日は十字架の道行に参加できました。夫は長い時間の運転はまだ不安があるので私の運転でK教会へ。来週は夫の運転で行くことができますように。
エルサレムでの十字架の道行です。イエズス様が十字架を担がれて登られたその道をたどる人達。各留は4ヶ国語で、祈りはラテン語で行われています。
ミモザとローズマリー
春ですね。庭のミモザが咲き始め、沈丁花は良い香りを放っています。ローズマリーの小さな紫色の花も可愛いです。馬酔木には蕾がいっぱい。3月といえば桃の花、日当たりの悪い所で頑張っている我が家の桃の木も沢山の蕾をつけています。
四旬節に入り、ちょっと気持ちが沈んでいました。文句を言ったり、怒ったり、怠けたり、祈らなかったり・・・四旬節だからこそより気をつけなければいけないのに・・・だめですね。でも花々を見ているとなんだか元気が出てきます。復活祭までまだ時間はあります。気をとり直して償いの業を続けます。主に祈り、節制して、隣人への慈善には国境なき医師団へ援助を。どんな時にも感情的に怒らずに、穏やかな心で過ごすように心がけます。
以前司教様が紹介された詩だと思います。シスターが曲をつけて歌っているのをYouTubeで見つけたので載せますね。⇩
だれに対しても、悪に悪を返さず、すべての人の前でよいことを行うよう心がけなさい。・・・自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。・・・敵が飢えているなら食べさせよ、渇いているなら飲ませよ。・・・悪に負けてはいけません。むしろ善をもって悪に勝ちなさい。 (ローマ人への手紙12章)
悪に対して悪で勝とうとする人たちのなんと多いことでしょう。家庭内の夫婦間の争いや親子兄弟姉妹間での争い、隣人や友達の間の争い、国と国との争い等々、悪に悪で勝とうとした結果、亀裂は修復不可能な状態まで悪化してしまいます。
私自身悪に善をもって戦うことがいかに難しいかよくわかっています。それでも先ずキリスト者なら善をもって悪にうち勝つように頑張らなければ!それがキリストの教えです。キリストは私たちの罪の贖いのために十字架にかけられました。キリストの教えを知らない人達にも「善をもって悪にうち勝つ」ことが正しい道だと示さなければなりません。とは言っても当事者たちにとってはそんなことを考える余裕などないのかもしれません。かねてからそういう心持ちでいなければ、事が起きてからでは対応できないでしょう。
争いのあるところには平和を・・・と、誰もが望んでいるはずなのに、その争いを煽る人たちがいます。悪人を作り上げその悪人に勝つまで戦い続けなければ平和は来ないようなことを言う人達は、まるで戦いをわざと長引かせているように思えます。第二次世界大戦やベトナム戦争、イラク戦争のことはもう忘れてしまったのでしょうか?
戦いが起きてしまったら次はいかに早くこの戦いを終わらせるか、各国指導者たちの知恵比べです。賢いのはどの人でしょう?火が燃えだしたらそこに油を注ぐのではなく、本気で火を消そうとする人を私たちは見極めなければなりません。
この時のお約束、破ったのはどちら?
このブログを始めてから約10年、無料の容量も残り少なくなりました。容量を増やすために古い記事を削除することにしました。2012年から2015年12月までの4年間の記事です。
四旬節に入る今日は物に執着しない貧しい心になるのにふさわしい日です。スッキリしました。![]()
灰の水曜日、頭に灰をかけてもらい、「主よ、罪人の私をあわれんでください」と心の中で願います。年ごとに自分がいかに罪人であるかを自覚し、主にすがる思いは強くなります。
教会の教義を疑ったり、キリストの教えに反する活動をしたり、病気などの理由なく日曜日や守るべき祝日のごミサに与らないことは大罪です。軽い気持ちでごミサを休みズルズルとそのまま・・・。当然大罪の状態のままゆるしの秘跡を受けずにご聖体拝領をすることも大罪です。罪に罪を重ねることのないように。
このような大罪を犯していなくても、自分の口から出る言葉で他人を傷つけたり、愚かなこと(恨み、妬み等)を考えたり、感情のままに怒ったり、不正を見聞きしても何もせず正義を行わなかったり、尊敬と愛情を示さなかったり・・・このような小罪は誰にでもあります。
四旬節の間に必ずゆるしの秘跡を受けて罪をゆるしてもらいましょう。主から離れることのないように。何年もゆるしの秘跡を受けていない人はとても勇気がいるでしょう。でもそういう人こそ回心すれば主はとても喜ばれると思います。そして自身が心の安らぎと平安を得て幸せな気持ちになるでしょう。
放蕩息子の帰還 (ポンペオ・バトーニ 作)
昨日長崎大司教区の中村大司教様着座式がありました。高見大司教様ご苦労様でした。そして中村大司教様、これから長崎大司教区だけでなくすべての信者をキリストの真理の道へと導いてください。