使徒聖バルトロマイの祝日
イエズス様の使徒聖バルトロマイ(ナタナエル)はアルメニア地方に布教して、殉教したと言われています。アルメニアといっても何処にあるのかすぐにわかりますか?それは西アジア(中東?)にあり、トルコ、ジョージア(グルジア)そしてアゼルバイジャンに囲まれている所です。
バルトロマイという名前は「タルマイの息子」という意味で、バルトロマイとナタナエルは同一人物のようです。ナタナエルという名前は「神は与える」という意味です。
イエズス様は、ナタナエルのことを、「見なさい。まことのイスラエル人だ。この人には偽りがない」と、言われました。イエズス様が自分のことをすべて理解していると悟ったバルトロマイ(ナタナエル)は応えます。「ラビ、あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です」と、信仰告白しました。そしてイエズス様に従いました。最後は他の使徒たちと同じように殉教しました。
当時多くの普通の人たちのがキリストに出会ったことでしょう。しかし出会ったすべての人がキリストを信じたわけではありません。また信じた人々の中からキリストは特に12人を選ばれました。何故あの12人だったのでしょうか?
今もキリストに出会い洗礼を受ける人もいれば、せっかく出会ってもただ通り過ぎてしまう人もいます。おそらくそういう人達の方が圧倒的に多いでしょう。カトリックの幼稚園や学校、大学はありますが、そこに通った人たちのほとんどはキリストに出会っているはずなのに・・・。主のみ旨は私たちには計り知れませんね。
聖バルトロマイのように、キリストに出会ったら主を信頼して絶対に主から離れませんように。