ヤン・ソビェスキ
先日息子が棚にしまってあったウオッカを見つけ、そのラベルに書かれていた名前についてどういう意味か父親に尋ねていました。そのウオッカの名前は「SOBIESKI」。
SOBIESKIとはJan3世 Sobieski「ヤン3世ソビェスキポーランド国王」のことです。
1683年にオスマン帝国が15万の兵を率いてウイーンに進撃した時に、わずか3千の騎馬隊を率いてヨーロッパを守り神聖ローマ帝国を勝利に導いた英雄です。
ヴァチカン美術館にはソビェスキの間に『ソビェスキ、ウイーンを開放する』(ヤン・マティコ作)の絵が展示されています。私もヴァチカン美術館を訪れた時にこの絵を見ました。絵のテーマを知っていたので胸が熱くなったのを覚えています。
また以前ブログで紹介したと思いますが、映画も制作されています。とても良い作品のせいか、今この映画のDVDは中古でもアマゾンで高値がついています。もし機会があればぜひ観てみてください。
歴史を学ぶことは面白いです。一本のウオッカから話が広がりました。こんな家族の会話が大好きです。
今日は「日本205福者殉教者」の記念日です。この世の命よりも来世の命を大切にした人達です。何よりもどんな時にもキリストにつながっていなければならないと、私たちに信仰の模範を示してくださいました。
私たちは今こそ彼らから学ぶべきです。新型コロナと迫害、どちらの方がより恐ろしいですか?彼らが命がけで守ったものは何ですか?