聖トマス・アクィナス司祭教会博士
聖トマス・アクィナスの記念日です。今日は聖トマスが作った美しい祈りの聖歌を聴こうと思います。
聖体降福式の時に必ず歌われる聖歌「Tanum ergo」は「Pange Lingua」 の後の部分です。
YouTube: The Priests - Panis Angelicus (In Concert At Armagh Cathedral)
Panis Angelicus = 天使の糧(パン)
天使の糧(パン)は人々の糧となりました。天からの糧は形あるものに変わりました。
なんと素晴らしい事でしょう。(天は)主を憐れな者たちや奴隷たちそして卑しき者たちに(糧として)与えられたのです。
私たちは三つの神をひとつにしたあなたが必要です。あなたが私たちを訪ねてくださった故にあなたを敬愛しているのです。
あなたの道へ私たちを導いてください。あなたの住む光の許へ私たちが行き着くために。
Pange Lingua(いざ歌えわが舌よ)
いざ歌えわが舌よ、光栄ある御体と、 尊き御母の御子、
万民の王の世の贖のために流された尊きおん血とのこの奥義をば。
主は汚れなき童貞から生れ出てわれらに与えられ、御教えの種子をまきつつこの世をわたり、くすしきご恩恵を与えてこれを終わられた。
すなわち最後の晩餐の夜に、主は兄弟らとともに食卓をかこみ、旧約の律にしたがって過ぎ越しを食し、御手ずから御身を十二弟子に分かたれた。
肉となられたみ言葉の一言により、 真のパンは御肉となり、ぶどう酒は御血となった。五感はこれを測り得ないけれども、まことある心は信仰のみによって堅く信ずるのである。
かくも偉大な秘跡を伏して拝もう。古えの式は過ぎ去って新しい祭式はできた。願わくは信仰が五感の不足を補うように。
御父と御子とに賛美と喜びとあれ、また栄えと誉れと力と祝福も。二位から出給う聖霊もまたともに賛えられ給え。アーメン。
YouTube: Adoro te devote | Thomas Aquinas' most beautiful Gregorian Chant!
Adoro Te Devote(謹んで御身を礼拝します)
パンとぶどう酒の形態のもとに隠れておられる神よ、謹んで御身を礼拝いたします。御身を見つめながらも全く見通す力のない私は、心のすべてを委ねます。
今ここに、見るところ、触れるところ、味わうところでは、御身を認めることができません。ただ聞くところによってのみ確信します。
神の御子の言われたことは、何事であれ信じます。この真理の言葉にまさるまものは、世にないからです。
十字架上では神の本性だけが隠れていましたが、ここではその人性も隠されています。主にある二つの本性を信じ、それを宣言し、悔い改めた盗賊の乞い願ったことを私もお願いしす。
私はトマのように御傷を見なくても、御身が私の主であることを宣言します。どうか、私がますます深く御身を信じ、御身に希望し、御身を愛することができますように。
主のご死去の記念として、人に命を与える生きたパン。私の心を御身によって生かし、甘美な御身を常に味わわせてください。
優しいペリカン、主イエス、どうか、汚れた私を、御血をもって清めてください。御血の一滴だけで、世のすべての罪を償うことのできる御方。
今は隠れていますイエス、乾き望むものをお与えください。覆いを取られた御身の顔を見出し、御身の栄光を目にする幸いな者となりますように。アーメン。