教皇様が好きな映画作品とは?
レオ教皇様はご自身好きな映画作品を4本あげています。どれも家族が描かれた人間味のあるドラマですね。これらの作品から教皇様のメッセージを感じます。
①
素晴らしき哉、人生!(1946年)
フランク・キャプラ監督 ジェームズ・スチュアート主演
②
サウンド・オブ・ミュージック(1965年)
ロバート・ワイズ監督 ジュリー・アンドリュース主演
③
普通の人々(1980年)
ロバート・レッドフォード監督ドナルド・サザーランド主演
④
ラ・ヴィタ・エ・ベッラ(1997)
ロベルト・ベニーニ監督 ロバート・ベニング主演
私は③と④はまだ見ていません。
私たち家族でポーランドへ行った時に、亡き夫に「ここだけは絶対に行ってもらいたい」と言われて、アウシュヴィッツ=ビルケナウ (ナチス・ドイツの強制絶滅収容所)に連れて行ってもらいました。
聖コルベ神父様が殉教された飢餓室を始め、人間がしたとは信じられないような残虐行為が行われた収容所を見ました。それ以来私は年を重ねるにつれ収容所を舞台とする映画を見るはきつくなりました。映画は作られたものとわかっていてもそれが現実のように思えてしまうからです。おそらく今後も『La vita è bella』 を積極的に見ることはないでしょう。
でも『普通の人々』はレッドフォード監督の作品なので是非中古のDVDで見ようと思います。また主演のドナルド・サザーランドも懐かしいですね。あのブラックコメディー『M*A*S*H』での軍医役のサザーランドの印象は強烈でした。



