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2017年2月18日 (土)

お花教室

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 久しぶりのお花教室。今日は祭壇のお花当番でした。先生が生けてくださったお花をそのまま祭壇に飾りました。

 今日の花材は桃、カラー、麦、スイートピー、ドラセナです。桃の節句をイメージして丸くふくよかなイメージで。

 ・カラーや麦はすっと真っすぐに伸びているので生ける時には直立型に。

 ・「桃の先枯れ」という言葉があり、枝の先の方が枯れていても切らずにそのまま生かす。

 ・陽方と陰方(日が当たっていた方と陰になっていた方)があり、陽方は左に陰方は右に。

 ・直立型の「型」と「形」の違いについて。簡単に言えば「型」は決まったかたちで「形」は自由なかたち。

 「型」はパターン、手本などで「芝居の型」や「型にはまる」等、「形」は「物の姿やかたち」「形状」です。ですから華道・書道・茶道・舞踊・声楽何事もすべてはまず「型」を学び、それから自由な形へと発展する。「型」をしっかりと身に着けていればより自由なかたちが創造できるでしょう。

 そういえばピカソの若い頃のデッサンは素晴らしいです。デッサン力があるからこそ自由な線も生きているのでしょう。また水墨画を習っていた人が最初は線ばかりひいて(描いて)いたと言っていました。線を描くことによって水墨画の基礎(力の入れ具合や水の含ませ具合による墨の濃淡や線の太さなど)を学んだのでしょう。そういえば柔道、剣道、空手もまず型から。型がしっかりとできるようになってから組手を始めます。

 お花の話からどんどん横道にそれてしまいました。これから少しずつ暖かくなり、お花も増えてきます。🌸~春よ来い、早く来い~♪tulip