2023年10月13日 (金)

秋田の聖母の日のロザリオ

 今月は「ロザリオの月」です。

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 9月15日の秋田の聖体奉仕会修道院でのロザリオの祈りの動画がありました。思わず一緒に祈ってしまいました。とても良い内容と先唱です。

 よくロザリオ祈る時、唱える速度が速いために祈りの言葉をかみしめるひまもなく、ただ機械的に唱えてしまう場面がよくあります。けれどもこのロザリオの祈りのシスターの先唱はゆとりがあり、続く私も聖母マリア様に心を合わせて祈れます。各黙想の招きも決まりきった文章ではなく、司教様の良い招きで、各神秘をしっかり黙想できます。ひさしぶりに皆で唱える良いロザリオの祈りに出合えました。たまにはこの動画を利用してロザリオを祈りたいと思います。


YouTube: 秋田の聖母の日2023 (Marian Day in Akita 2023 )

(6:00~ロザリオの祈り、53:00~ご聖体顕示、1:36:45~ごミサ)

2023年10月11日 (水)

聖ヨハネ23世教皇

 今日は聖ヨハネ23世教皇(在位:1958年-1963年)の記念日です。私が子供の頃の教皇様なので、どんな教皇様か知らない方も多いでしょう。このような教皇様です。⇩


YouTube: PAPA GIOVANNI XXIII 33'

 誰からも好かれたとても良い教皇様で当時の人気はすごかったと聞きました。

 教皇様の自伝を読んだことがありますが、その内容からも魅力的な教皇様だということがよくわかります。神学生の頃祈りに集中できない時があったり、自身で決めたことを果たせずに一日過ごしたことなどが正直に書かれています。それでも少しでもよくなろうと毎日毎日努力していることが伝わります。また身だしなみをいつもきちんとすることなども書かれています。若者、神学生、司祭様方が読むとより有益だと思います。息子たちにも薦めたいのですが、「読む時間はない!」と言われそうですね。coldsweats01 『魂の日記』はすでに絶版となっているようです。残念!是非再版を!

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2023年10月 8日 (日)

心が痛い

 パチャママの次はホピ族のカチーナ人形 が登場! ┐(-。ー;)┌

 アメリカの外交官シンディ・マケインさん(故ジョン・マケイン氏の妻)からヴァチカンへの贈り物だそうです。

 この血の付いたナイフを持っている人形、どう見ても良いものには見えませんが、贈り物がなぜこれなのか?もう全く意味が分かりません。パチャママの様に祭壇に置いたりしないことを祈ります。

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 私は最近ため息ばかりついています。見捨てられているアフリカの国々、一方では自ら戦争を続ける一国への多額の援助、カトリックの教えをゆがめようとする人々、そしてこの人形、・・・なんだか本当にむなしい気持ちになります。祈っても祈っても世の中は悪化する一方ですが、それでも祈り続けなければなりません。・・・でも祈りに集中できません。weep

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平均寿命54歳、病院に体温計も薬もない──中央アフリカで続く、世界が目を向けない深刻な人道危機

世界保健機関(WHO)と中央アフリカ保健省が最近、発表した報告書によると、同国の医療施設のうち、完全に稼働しているのは半分以下。医師の割合も、人口1万人に対して医師0.6人であり、世界最低レベルだという。
 
産婦人科医も不足しているので、妊娠中の女性も、死のリスクを常に背負っている。5歳未満児の死亡率も、世界最高水準にある。
 
「中央アフリカの医療環境は確かに劣悪です。しかし、それと同じぐらい、私は国際社会の関心の低さにショックを受けているんです」──。そう語るのは、中央アフリカにおけるMSF活動責任者のルネー・コルゴである。

「中央アフリカの危機と、現地の人びとの窮状は、世界にほとんど知られていません。この国に寄せられた人道援助資金は、実際に必要な額をはるかに下回っています。現地の治安が悪い上に、物流経路を確保するのが難しいこともあって、各NGOも、援助を必要としている地域に入りにくい。手をこまねいているあいだにも課題は山積する。国際社会は何をしているのでしょうか。中央アフリカは世界最悪の人道危機下にあるのです。現状をこのまま放置してはならないはずです」

国際社会の意識を変えるには、中央アフリカの現状を直視する必要がある。国際社会全体が協力しなければ、この国の人道危機はいつまでも続きかねないのだ。(国境なき医師団H.P.の報告より)
 
 さらに隣国スーダンの国内紛争により約1万4千人もの難民が中央アフリカ共和国へ逃れてきています。中央アフリカだけではありません。たくさんの国が援助を待っているのに軽視されています。こういう記事を見ると本当に胸が痛みます。

2023年10月 7日 (土)

ロザリオの聖母

 

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 1571年10月7日はレパントの海戦、世界史の時間に学習しましたね。オスマン帝国海軍に対し教皇領・スペイン帝国・ヴェネツィア共和国の連合海軍が勝利した日です。でもこの勝利は聖母マリア様へロザリオの祈りを捧げたことによるものといわれ、ピオ5世教皇が10月7日を「ロザリオの聖母」の祝日に定めたということは学校では教わりませんね。

 9月12日の「マリアの聖名の祝日」も1683年9月12日15万のオスマン帝国軍に対しわずか3000のポーランド王は自分と兵士たちを黒い聖母にゆだねて戦い、勝利したことを感謝してできた祝日です。

 今のロシア・ウクライナの指導者が聖母マリア様に勝利を願ったとしても、どちらにも勝利はくださらないと思います。マリア様はお互いが譲歩して武器を置き、これ以上殺し合わないことを望んでおられるから。マリア様が主のいつくしみをとりなしてくださるのは両国の犠牲になり苦しんで涙している人たちです。戦争を煽る指導者や武器を与え続ける指導者のためにマリア様は主にとりなしてはくださらないでしょう。

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  ウクライナの聖母イコン        ロシアの聖母イコン 

           同じ聖母マリア様です heart

2023年10月 2日 (月)

THE ALFEEの三位一体

 美しいメロディーと心あたたまる歌詞、THE ALFEEの曲の数々。3人はキリスト教系の明治学院大学名誉卒業生なのでアルバムに「天地創造」や「三位一体」というタイトルがあります。「三位一体」とは不謹慎と思う人もいるかもしれませんが、クリスチャンでない彼らにとって深い意味はないと思います。このアルバムの中の一曲「Orionからの招待状」はいつ聞いても良いですね。


YouTube: THE ALFEE - Orionからの招待状 (31st Summer 夏フェスタ Day2)

 同年齢ということもあるのかTHE ALFEE の曲の歌詞は違和感なくすっと心に入ってきます。そして3人の会話も聞いていて安心できます。ユーモアがあり、下品でなく(ここは大切!)、薬物ともまったく縁のない3人。老若男女すべての人に自信をもってお薦めするジアルフィーでした。

 

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 今日は守護の天使の記念日です。私の守護の天使Gratiaと一緒に聴きましょう! happy01

2023年10月 1日 (日)

堅信

   今日は成人お二人の方の堅信式がありました。今は成人洗礼の方は洗礼、初聖体、堅信三つをいっしょに受けられる方がいますが、私はお二人の様に別々に受けた方が良いと思っています。

 堅信ではその人に聖霊が注ぎ、その人の魂に霊的消えないしるしが刻まれます。幼児洗礼の人は中学生くらいになると堅信の秘跡を受けます。堅信を受ける前にはしっかりと準備しなければなりません。そしてゆるしの秘跡を受けてから堅信を受けます。

 幼児洗礼で堅信をまだ受けていない人も結構いるようですね。親が信仰教育をしなかったから?本人の意思で教会に行かなくなったから?・・・様々な理由があるようですが、とても悲しいことです。主から洗礼という新しい命の恵みをいただいたのに、その後キリストの愛を拒んでしまうなんて。堅信の秘跡は洗礼の秘跡を完成するものなので必ず受けましょう。

 堅信を受けるのに期限はありません。まだの方は今すぐ勇気をもって主任司祭に相談してみましょう。司祭はとても喜んでくれるはずです。「良く決心しましたね。heartこれから一緒に準備のための勉強を頑張りましょう!」と励ましてくださるでしょう。

 酒井司教様のカテキズム講座の「堅信」があります。堅信とは?よく理解するためにのせました。


YouTube: 「カテキズムの第2編 キリストの神秘を祝う〈堅信〉(カテキズム1285-1321)」

2023年9月30日 (土)

聖ヒエロニムス司祭教会博士(記)

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執筆する聖ヒエロニムス  カラヴァジョ 作

 今日は聖ヒエロニムス司祭教会博士の記念日です。ヒエロニムスの時代にはすでに聖書はヘブライ語からラテン語に訳されたものが沢山ありました。聖ヒエロニムスはこれらの誤りを訂正したり、ギリシャ語訳と照らし合わせたりしてラテン語訳聖書の校訂をしました。そしてラテン語訳の決定版ウルガタ聖書を完成させました。

 私の日本語のお薦め聖書はフランシスコ会訳(サンパウロ出版)とバルバロ訳(講談社出版)の聖書です。clover 

 教会でのごミサで使用しているのは新共同訳聖書(カトリックとプロテスタントの共同訳)です。共同訳ができたのはエキュメニズムの影響です。私はカトリックにはカトリックの良い聖書があるのでわざわざプロテスタントと同じ聖書を使う必要性を感じません。聞くところによるとプロテスタントのなかでもエキュメニカル派とカトリックだけが新共同訳聖書を使っているそうです。フランシスコ会訳の聖書は何のためにあるのでしょうか?

 私は家ではバルバロ訳とフランシスコ会訳両方を使っています。 昔からのカトリックの聖書解釈に忠実な注釈をつけているのはバルバロ訳だと思います。聖書の注釈はとても大切です。フランシスコ会訳聖書が分冊だった時の注釈は合本になってからだいぶ省かれているような気がします。それでも新共同訳よりフランシスコ会訳を押します。新共同訳はエキュメニカル派に、カトリック教会のごミサではバルバロ訳は無理としてもフランシスコ会訳を!lovely

  フランシスコ会訳聖書

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2023年9月29日 (金)

聖ミカエル・聖ガブリエル・聖ラファエル大天使(祝)

 

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   大天使ガブリエル・大天使ミカエル・大天使ラファエル 


 以前「大天使ミカエルの祈り」を紹介しましたが、今日は「大天使ミカエルに向う祈」を紹介します。なぜか『カトリックの祈り』の本には大天使ミカエルの祈りはどちらも載っていません。故意に省いたのでしょうか?ですから「ヴァチカンや教会に悪魔が入り込んでいる」と言われるような事が起きたのかもしれません。天使たちを軽んじてはいけません。

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 10月2日は「守護の天使」の記念日です。私たちには皆それぞれに守護の天使がついています。天主は私たちがいつも悪を退け善いことを行うことを助け導くために守護の天使を付けました。ですから当然のことながら悪を行うのに天使は助けてはくれません。

 毎朝目覚めたら守護の天使へ祈り、寝る前には感謝を忘れずに。

  守護の天使への祈り(文語と口語)

忠実にして、▴親愛なるわが守護の天使、われを照らし、主の掟に背かざるようわが歩みを導き給え。アーメン。

わたしの守護の天使、▴主のいつくしみによって、あなたに委ねられたわたしを照らし、守り、導いてください。アーメン。

わたしの守護の天使である神の使いよ、天のあわれみによってあなたにゆだねられたわたしを照らし、守り、治め、導いてください。アーメン。

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 天使は霊なのでこのような姿はないと思いますが、人間が肉体をもらったように天使も天主から特別な(人間の肉体とは全く違う)姿をいただいているかもしれません。

2023年9月28日 (木)

聖トマス西と15殉教者(記)

 

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 1987年10月18日教皇ヨハネ・パウロ二世によって列聖されました。聖人たちは禁教の厳しい弾圧の中でも主のみ言葉を伝え、信者たちを励まし、キリストのために命を捨てました。聖人たちの信仰の証は今も私たちを励ましています。

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    (カトリック中央協議会発行『聖トマス西と15殉教者』より)

https://www.cbcj.catholic.jp/wp-content/uploads/1988/08/tomas.pdf

2023年9月25日 (月)

姶良カトリック教会と若者

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 新型コロナウイルスも5類感染症に移行となり、公開ごミサも平常に戻りました。

ごミサの時間のご案内

月曜日~水曜日   7:00  平日のミサ

木曜日・金曜日  10:00    ”

土曜日       7:00    ”

         19:00  主日のミサ

日曜日       9:00  主日のミサ

 主任司祭 末吉卓也神父

 姶良市東餅田2668   ☎0995-66-3256

 最寄りのJR駅は帖佐駅です。

cloverまだまだ感染者は出ているようです。各自で感染が広がらないように気をつけましょう。

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 姶良カトリック教会も高齢者ばかりが増えて、高齢者の子どもや孫たちはほとんどごミサに参加しません。侍者をする子もいなくなりました。私の子どもたちも皆他市や他県に住んでいるので、他の教会のごミサに与っています。

 若者と言えばどの教会でもフィリピン人やヴェトナム人の若者が多いです。教会で彼らの姿を見るたびに立派だなと尊敬します。休みの日にはゆっくり朝寝をしてから趣味のスポーツや買い物などに出かける日本の信者の若者と違い、彼らはキリストを一番大切にし、毎日曜日にはごミサに与ってからそれぞれに好きなことをしています。日本の信者の若者は彼らを見習うべきです。フィリピン人やヴェトナム人の家庭や教会での信仰教育が素晴らしいからでしょう。遠く異国の地で働く彼らに私たちはもっと感謝して親切にするべきだと思います。私たちは本当の意味で皆兄弟姉妹ですから。

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鹿児島カトリック教区報9月号より

2023年9月23日 (土)

September Ember Days

 Fr.ZのブログにEmber Days についての記事がありました。私は知らなかったのですが今日はその日ですね。最後の方に日本に関係あることが書かれています。日本ではポルトガル語から日本語になった言葉があるのはよく知られています。

With the arrival of mid-September, and the Feast of the Exaltation of the Cross (14 Sept) we come around again to our Ember Days.  The September Ember Days this year are today, Wednesday 20 Sept, Friday 22 and Saturday 23.

Observance of Ember Days is very ancient, going back in the Roman Church to at least Gelasius I (496) who speaks of four times a year.  Leo the Great (+461) preached about three times.   Pope Callixtus I (+222) laid down fasting laws.  The Ember Days correspond, roughly, to changes of seasons.

Keep in mind that Ember Days were times of penance.  Perhaps you could fast and abstain for some good intention on these days.

・・・・・・・

・・・・・・・

Fun fact.

In the 16th c. Spanish and Portuguese missionaries settled in Nagasaki, Japan.  From their interest in inculturation and out of sensitivity for the ways of the people, they tried to make meatless meals for Embertide, which is a fast time.  They started deep-frying shrimp.  The Japanese ran with and developed it to perfection.  This is “tempura,” again from the Latin term for the Ember Days” Quatuor Tempora“.

I think I’ll get some tempura on Friday. (Fr.Z’s Blog)

Photo  私も今日の夕食は天ぷらにしようかな?エビではなく秋ナスの天ぷらが美味しそうです。wink

2023年9月21日 (木)

聖マタイ使徒福音記者(祝)

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「聖マタイの殉教」 Caravaggio 作

 聖マタイの召命は聖書にも書かれていて、その場面の絵画もあるのでよく知られています。しかしいつどのようにして亡くなったかはっきりわかりません。エチオピアで殉教したと伝えられています。

 徴税人であったマタイはキリストに呼ばれ使徒となり、そして福音書を記しました。使徒のマタイと福音記者のマタイは別人であるとの説もありますが、教会は使徒福音記者としているのでそれに従います。

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「聖マタイの召命」 Caravaggio 作

 主キリストが呼ぶ人は正しい人や皆に好かれている人だけではありません。罪人や民衆に嫌われている人も呼ばれます。ここが私たちの常識とは違うのですね。ただし呼ばれた人はすぐに自分の生活をあらためて主キリストの教えに従う生活を送るようになります。徴税人のマタイもそうでした。キリストに呼ばれると迷うことなくすぐに従ったのです。私たちも主に呼ばれたらそうありたいですね。

2023年9月18日 (月)

サン・セバスチャン抹茶チーズケーキ

 15日ではなく今日が敬老の日です。移動祝日ですね。私たち夫婦は年金生活者なので立派な老人夫婦ですが特別に祝うことはありません。敬老の日だけ思い出したように敬われるのもちょっとね。かねてからお年寄りを大切にしていればわざわざ敬老の日を設ける必要もないと思うのです。母の日や父の日も同じです。と、ぼやきはこれくらいにして久しぶりにチーズケーキを焼きました。抹茶とチーズが合体した抹茶チーズケーキです。

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[レシピ]

クリームチーズ 400g.     砂糖  160~180g.    卵  3個

コーンスターチ 大匙3    生クリーム 300ml.  抹茶 大匙2~3

  クリームチーズ(室温に)+砂糖+卵+コーンスターチと抹茶(一緒にふるったもの)、最後に生クリームの順に加えながら混ぜます。全て混ぜたら一度こすとなめらかな生地になります。水でぬらしてしぼったオーブンペーパー(シワシワがよい)を型に敷いて、そこに流し入れて焼くだけです。とても簡単ですね。オーブン200℃~210℃ で約30分焼きます。焼きたてはプルプル、粗熱がとれたら4時間以上冷蔵庫で冷やしましょう。

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オリジナルのチーズケーキ

 他にも分量の違うレシピが沢山あります。日本のレシピは甘さ控えめが多いようです。生地を一度こすとなめらかなケーキになります。抹茶入りは日本独自のレシピなので、バスク地方の人たちからは「抹茶入りなんてサン・セバスチャンチーズケーキとは別物だ」と言われそうですね。因みに夫は抹茶を入れないオリジナルの方が好みです。

 それぞれの分量や焼き時間はご自身の好みや型の大きさに合わせて調節したらよいでしょう。何度か作ってみて自分の味を見つけたら良いと思います。

 お店で買うと値段の高いチーズケーキです。手作りだと抹茶の濃さを調節したり、甘さも自分の好みに加減出来て、しかもこんなに簡単に作れるのですから是非手作りしてみてください。wink 

 私はチーズが大好きです。特にゴルゴンゾーラは蜂蜜と一緒にピザに使ったり、カップケーキに入れたりします。独特な風味とコクが最高ですね!次回はゴルゴンゾーラを使ったケーキを作りましょう。

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2023年9月15日 (金)

悲しみの聖母 Beata Maria Virgo Perdolens


YouTube: Stabat Mater - Stabat Mater dolorosa - G. B. Pergolesi

七つの悲しみの道行(七つの悲しみのロザリオ)

第1留 (第1の神秘)聖母は老シメオンの預言によって悲しむ
第2留   (第2の神秘)聖母はエジプトへ逃避する
第3留 (第3の神秘)聖母は御子を見失う
第4留 (第4の神秘)聖母はカルワリオへの途上で御子と出会う
第5留 (第5の神秘)聖母は十字架のもとにたたずむ
第6留 (第6の神秘)聖母は御子の亡骸を抱く
第7留 (第7の神秘)御子が墓に葬られる 

テキストはこちら⇩

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2023年9月14日 (木)

十字架称賛

フランシスコ教皇様は、

「十字架を買って家にかけたり、身に着けたりするだけでは足りず、十字架の前に立ち止まり、それを見つめ、心を開き、わたしたちの愛のために傷ついた神のために感動しなくてはならない」と語られました。(2021年9月14日スロバキアのプレショフにて)

ヴァチカンでの教皇様⇩

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 称賛とは素晴らしいことをほめたたえることです。キリストが十字架に貼り付けになったことを十字架の前に立って(あるいは跪いて)ほめたたえることです。キリストを知らない人にとってはこれはまったく理解できないことでしょう。でもキリストがなぜ十字架の磔刑に処せられたか?それがわかれば十字架を称賛する理由も分かります。

 絵や布、建物の装飾、アクセサリーなどにシンボルとして描くのなら十字架のしるしだけでも良いでしょう。しかし祭壇の十字架にはキリストの姿があるはずだと私は思います。カトリック教会にはただの十字架ではなくキリストの姿のある十字架を掲げましょう。そしてキリストのいないただの十字架ではなく、キリストの姿のあるキリストの十字架の前に立ち(あるいは跪き)称賛しましょう。heart

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2023年9月12日 (火)

ウルマ家族の列福~2


YouTube: La famiglia Ulma: La prima famiglia con 7 figli ad essere beatificata dalla Chiesa cattolica

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                                                 [VATICAN NEWSより]

ウルマ家族の列福式~ポーランド

 9月10日にポーランドのウルマ家の両親と子ども7人の列福式がありました。7人目の子どもはお母さんのお腹の中にいました。私は列福式のニュースで初めてこの家族について知りました。大戦中にユダヤ人をかくまったポーランド人が沢山いたことは聞いていましたが。収容所に入れられたポーランド人も沢山いました。ヨハネパロ2世教皇様が言っていたようにどんな戦争も悪ですね。

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                    [VATICAN NEWS から]

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YouTube: Uroczysta msza św. z okazji Beatyfikacji Józefa i Wiktorii Ulmów i ich Siedmiorga Dzieci.

 

2023年9月 7日 (木)

祈りについて

 結婚を機に洗礼を求めて勉強された方が、「信者は一応日曜日にミサに行けばよいと思ってましたが、いろいろ大変ですね」と言ったそうです。それについて松永久次郎司教様はこう書かれています。「正にその通り、本当にキリスト信者であるというのは、ある意味では大変なことです。なぜなら、時をきめて、例えば盆と正月に行って拝めばよろしい、時々お墓参りに行けばよろしいというのではなく、ずっと一年中、朝から晩まで、神さまが私たちのお父さんであるということを、心にしっかりと刻んで生きていかなければならないからです。これが信者です。そして、そのことが姿・形となって現れるのが、お祈りなのです。」と書かれています。

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 長崎の方ならこの本を知っておられるでしょう。松永久次郎司教様が書かれた『祈りと秘跡』です。前半は祈りについて、後半は秘跡について書かれています。今頃になって私も読みました。とても分かりやすく、今忘れられている大切なことが書かれています。信仰生活がマンネリ化している人、洗礼を受けたばかりの人、カトリックに興味のある人にもお薦めします。

 「親のための祈り」の箇所から

信者にとって、他人のために祈るほど、自分のためになることはないのです。たとえ、まずいお祈りでも他人のためにささげるときは、自分のためにお恵みのもとになります。子供を守りたいなら、親のために祈るように子供に教えていてください。親のための祈りが子供を守ります。そしてそれがあとで、家族の祈りという大切なお祈りになっていきます。・・・親のために祈ることも、人間にとって大切なことの中に入ります。親のために祈る子供の姿は、とても美しいものです。神さまの祝福をまっすぐにひきだすような、美しさをもっています。そんな美しさを子供に与えてほしいと思います。

 勿論「子供のための祈り」や「夫婦相互のための祈り」についても書かれています。そして神学生や司祭職について、確かに神学生、司祭職の中には、人間として欠点をもち、尊敬に値しないと思われるお方もいるでしょう。しかし、彼らの人間的欠点を温かくおおいながら、彼らを神さまに召されたもの、神さまに近い役割を果たすものとして、尊敬してください。特に子供たちの前でそうしてください。こんなことが純粋な信仰を育てるのに役立ちます。

 この頃からすでに教会の危機が芽生え始めていたのかもしれません。今まで当たり前だったことがそうでなくなり始めた・・・祈りをあまりしなくなり、子供に祈りを教えない、主日のミサより他を大切にする、告解を軽視し、司祭に暴言を吐く・・・。これら信徒の怠りを司教・司祭様方がもっと早く諭し教え導いていたら今のような状況にはならなかったかもしれません。また司祭も一般信徒と同じような服装をして趣味に力を入れ、忙しいを理由に黙想や祈りをおろそかにする司祭の生活態度見れば、特に司祭になりたいと思う子供はいなくなるでしょう。良い司祭に出会えた子供は自分もそうなりたいと思うはずです。長崎や奄美の教会は召命が多いことで有名でしたが、今はとても少なくなりました。どの国でもミサに与る信徒は減り、神学生も減り続けています。

 皆さん毎日祈りましょう。子供のため、家族のため、病者のため、戦争や迫害で苦しんでいる人達のため、亡くなった人のため、教皇・司教・司祭・修道者のために、そして教会のために。

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2023年9月 6日 (水)

秋~ささやかな楽しみ

 夜になると虫の音が聞こえ始めました。「涼しくなったらどこかへでかけたいな~」と言っていた夫。まだまだ暑い日が続きますが確実に秋は近づいています。そろそろ計画だけでも立てて良いかな?

 地図を見ながら、日帰りが出来てまだ行ったことのない良い所はないかと探していますが、なかなか見つかりません。子どもたちが小さい頃に行った長島は色々な施設ができて、あの頃とは随分変わっているようです。また「平成の名水百選」に選ばれた志布志の「普現堂湧水源」にはまだ行ったことがありません。志布志方面も良いかもしれません。

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普現堂湧水源⇧


 地図を見ながらあれこれと考えるのも楽しいですね。

 年金生活の私たちですが、二人で行く「日帰りのお出かけ」は唯一ささやかな贅沢かもしれません。(*´∀`*) 

  でもガソリン高いな~(||゚Д゚)

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2023年9月 3日 (日)

教皇様モンゴル訪問

 ブログ記事をうっかり削除してしまいました。あらためて書き直します。

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 今月の1日から明日4日まで教皇様はモンゴルを訪問しています。教皇様のモンゴル訪問素晴らしいことですね。

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 今までも教皇様は中東やアルバニア、スリランカ、などを訪問されました。教皇様のこうした訪問は「カトリック信者の少ない国の中で暮らす人たちや貧しくて聖地巡礼もできない人たちのことを教会は決して忘れてはいない」というメッセージが込められていると思います。教皇様自ら足を運んでこれらの人々を励まし勇気づけることは素晴らしいキリストの恵みだと思います。

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モンゴルカテドラル:祭壇の中央にはキリストのいる大きな十字架、その両脇には聖ペトロと聖パウロの聖画、壁には十字架の道行きが続きます。外観もどっしりとした落ち着きのある建物です。

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モンゴルのカトリック教会⇩


YouTube: A Look at Mongolia's Catholic Church as Pope Francis Makes Historical Visit | EWTN News In Depth