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2018年2月

2018年2月24日 (土)

お前は誰?

 一昨日は2月22日ニャンニャンニャンで「にゃんこの日」でした。我が家のねこたちは毎日庭を駆け回っています。

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俊成 ⇧


 花子、紫改めスミレ、業平、俊成4匹とも元気だにゃん。スミレはつややかな黒毛の美人。業平はモデル並みのハンサム。俊成は足が短くコロコロしたキュートな子、そして花子は子どもたちに狩りを教える優等生ママです。

 先日のこと、何気なく外を見ると花子が食事中・・・いや・・・違う、花子じゃない!「お前は誰?」私と目が合っても食べ続けるにゃんこ。ということは、野良ではなくどこかのお家の飼い猫。最近エサがすぐなくなると思っていたら、どうやら犯人はこのにゃんこ。⇩

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 我が家の四匹とケンカしなければ遊びに来てもいいよ!(夫は「ダメ!」と言っています)

2018年2月22日 (木)

聖ペトロの使徒座(祝)

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そこでイエズスは、「では、あなたたちはわたしを何者だと言うのか」と仰せになった。すると、シモン・ペトロが、「あなたは生ける神の子、メシアです」と言った。これに答えて、イエズスはペトロに仰せになった。「バルヨナ・シモン、あなたは幸いである。あなたにこのことを示したのは人間の知恵ではなく、天におられるわたしの父である。それではわたしもあなたに言う。あなたはペトロである。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。よみの国の門も、これに勝つことはできない。わたしはあなたに天の国のかぎを授けよう。あなたが地上でつなぐものは、天においてもつながれ、あなたが地上で解くものは、天においても解かれるであろう」。(マタイ16.15-19)

2018年2月17日 (土)

罪人を招く教会

ファリサイ派の人々やその派の律法学者たちはつぶやいて、イエスの弟子たちに言った。「なぜ、あなたたちは、徴税人や罪人などと一緒に飲んだり食べたりするのか。」イエスはお答えになった。「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。」(ルカ.30-32)

 今日の福音の一部です。この箇所を読むたびに思います。キリストが罪人を招いたのは悔い改めさせるためだということを。罪人を招いたことばかりに重点を置き、その目的を無視してはキリストの教えは意味を成しません。私たちがそうしようとすると「その人を裁いている」と言われますが、そうではありません。人を裁くのは主のみです。それはその人が間違いに気づくように諭す為です。

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2018年2月16日 (金)

2月のお花教室

 今月のお花は小手まり、アイリス、ストック、スイトピー(ピンクと黄色)。アイリスは翌日には花が開いて、紫と中心の黄色が鮮やか。白やピンクの淡い色たちの中でアクセントになりました。

 今回は先生にたくさん手直ししていただきました。それを見ていて私の生け方には動きがなくて面白みがないことに気づきました。先生が生けられると花の高低や向きによって色の流れや動きができて、花が生きてきます。

 お花を習い始めて一年ちょっと。ピアノで言うならまだ黄色のバイエルと言ったところです。これからはもっと思い切って失敗を恐れずに大胆に生けるよう心がけたいと思います。

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⇧ 先生が手直ししてくださった作品

2018年2月15日 (木)

教皇様の灰の式

 灰の水曜日: バジリカ聖アンセルム~聖サビーナ教会行列、フランシスコ教皇様によるごミサ、灰の式です。


YouTube: Pope Francis- Stational rite and Holy Mass 2018-02-14

2018年2月14日 (水)

灰の水曜日

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 いよいよ今年も四旬節が始まります。

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 今日は満18歳から満60歳未満の人は大斎を、満14歳以上は小斎を守らなければなりませんが、私のまわりでは60歳以上の方も病気でない限り大斎を守られているようです。大斎・小斎の意味がよくわかっておられる方は年齢には関係なく実践なさるのでしょう。

 復活の主日までに良い準備ができますように、まず祈ること。そして祈り、次も祈る・・・何をするにしても行う前に祈ることを心がけます。

 では40日間皆様も良い準備ができますようにお祈りいたします。そして特に教皇様のために祈ります。離婚、再婚者…LGBT…中国のカトリック教会…ユダヤ教…イスラム教…等々・・・教皇様が聖霊の助けによって判断し、そしてキリストの教えを忠実に私たちに伝えて、正しい道に導いてくださいますように。

2018年2月 6日 (火)

神から選ばれた人

 今月の11日は「世界病者の日」です。それでトマさんのブログに書かれていたことを思い出しました。

 「トマさん祈りの部屋」から:トマさんが障害者施設マクシミリアンの園で障害者について話されたことの一部です。

・・・聖ホセマリアは「病人は家族の宝物」と強調していました。・・・障害者は神から選ばれた人たちです。イエスが十字架を背負って人々を救ったように、神は社会を救うために十字架を背負った人を世に送るのです。世話をしてもらわなければ生きていけない存在が、私たちに助け合って生きることを教えてくれます。・・・未熟な社会は自分ファーストですが、成熟した社会は人々が連帯し苦しみをシェアし、大きな家族のような共同体になるのです。障害者は可哀想な人々ではなく、神のメッセージを受けた預言者です。また夫婦に生まれる赤ちゃんのように、社会に生まれる希望の存在です。だから、彼らに感謝をして接しましょう。

 毎回トマさんの話に一人頷いています。以前障害のある娘さんを何年もの間監禁して死なせた不幸な事件がありました。残念なことにまだまだ障害を隠そうという考えの人や障害者に対して偏見を持っている人はいます。「障害者は可哀想な人ではなく神から選ばれた人」と、皆が思えるような成熟した社会になりますように。


YouTube: Témoignage de Sophie

以前にも紹介したビデオです。これを見れば聖ホセマリアのことばは真実だとわかります。

2018年2月 5日 (月)

教会

 ごミサが楽しければ大人も子どもも教会へ来ると思い・・・・

          ⇩

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教会は笑いにつつまれる・・・・でもいつか

ある人達は教会の外にはもっと面白いことがあるのを思い出して・・・

教会に残ったのは真理をよくわかっている人達だけ・・・

歌って踊りたいのならパーティーやコンサートに行けばいい。

おもしろい話を聞きたいのなら漫才を見ればいい。

マスクプレイ(人形劇)を楽しみたいのなら「劇団飛行船」を見に行けばいい。

十字架上でご自分をいけにえとしてささげられたキリストの御体と御血がパンと葡萄酒の特別な形態で現存するごミサに与りたければ教会へ行くでしょう。

 忘れてはいけません、「ごミサの中心はキリスト」です。

 ダビデが踊ったのは人々のためではなく主への賛美と感謝のため。自分の楽しみのためでもなく群衆を喜ばすためでもありません。歌うのも同じ、人達に聴かせるためではなく主への賛美と感謝でなければ。ごミサは世間一般の集まりや会とはまったく違うでしょう。ヴァチカンでの教皇様のごミサで笑いはありません。

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Photo_32月2日 主の奉献(聖燭祭・Candelaria)ミサ:聖ペトロ大聖堂

 今日は「日本26聖人殉教者」の祝日です。当時の信徒たちはなぜ危険を冒してまで教会の秘跡に与ろうとしたのでしょうか。当時の信徒たちと今の私たちは一体何が違うのでしょうか。

2018年2月 2日 (金)

主の奉献(祝)~マリアの清めの祝日

 

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 今日は主の奉献の祝日(Candelaria)です。

 律法によれば初子はすべて神のもので神に奉献するよう決められていました。そこでヨセフとマリアも律法を守り、マリアの40日の清めの期間(出産した女性は40日目に清めの式を行う)が終わると、初子イエズスをささげるためにエルサレムの神殿へ向かいました。そこで出会ったのがシメオンとアンナです。

 シメオンと言えば頭に浮かぶのは「教会の祈り」で毎晩寝る前に祈る「シメオンの歌」です。

神よ、いまこそ あなたは おことばのとおり、

しもべを安らかに行かせてくださる。

わたしは この目で あなたの救いを見た。

あなたが万民の前に備えられた救い、

諸国の民を照らす光、

あなたの民イスラエルの光栄。

 Candelariaとは聖燭祭=主の奉献のことです。ロウソクの祝日ともいわれています。ヨーロッパやアメリカの教会では今日のごミサで信徒が持って来たロウソクを祝福してもらえます。⇩

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(写真:Fr.Zより)

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家庭では窓辺にたくさんのロウソクを飾ります。