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2020年11月

2020年11月29日 (日)

待降節

 

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 いよいよ待降節に入りました。今日は待降節第一主日です。祭壇の横にはアドヴェントキャンドルが1本灯されました。

 『心の準備を始めなければ』と、いつも最初のうちは張りきっているのですが、だんだんと気が緩んでしまうのが毎年のことです。今年こそは気を抜かずに良い降誕祭を迎えたいです。そのためにも告解をしに行かなければ! confident

 ごミサに与り、そして私の好きな「BARKA」を聴いて待降節の始まりです。


YouTube: Golec uOrkiestra, Natalia Kawalec, Hanka Rybka - Barka // Santo Subito - Prorok naszych czasów

2020年11月26日 (木)

柚子

 今年は柚子の生り年でした。柚子酒と柚子ジャムを作り、実はそのままお風呂にも入れて柚子風呂で楽しみます。

 柚子酒を作るのはとても簡単ですが、ジャムの方は手間も時間もかかります。でも喜んで食べてくれる人がいればその労苦は苦ではなく楽しみになります。今年も美味しいジャムができました。

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 よく洗ってヘタを取ります。 

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 茹でこぼしてアク取りを3回します。水につけて6~8時間置きます。できればアルミの鍋ではなく酸に強いホーロー鍋を使ってください。

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 つけておいた水は捨てます。皮は刻み、中身は種を取り除き小袋も刻み、これらに砂糖を加えて一緒に煮ます。柚子と砂糖だけでできたほろ苦いジャムです。

 今回はこの3倍の量のジャムができました。作り過ぎ? いえいえ、柚子ジャムは調味料として、またお菓子の材料として、柚子茶としても使えるので大丈夫です。happy01

2020年11月22日 (日)

王たるキリストの祭日

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 今日は王たるキリストの祭日です。次の日曜日は待降節第1主日になります。

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 知り合いの方からいただいた時にはまだ蕾だった百合の花が満開になりました。花の香りが廊下までheart~百合の香りの苦手な方も多いですが、私も夫も嫌いではありません。

 それにしても見事な百合です。花径は20cm 以上、蕾でも14cmはあります。そして1本の茎に花が6個もついています。きっと改良を重ねた百合なのでしょう。

 より大きく、より多く、より鮮やかに、人間の欲望にはきりがありませんね。白いテッポウユリの少しうつむいて咲いている姿は清楚で、それはそれで美しいものです。

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2020年11月18日 (水)

治りました

 シロちゃんの傷は治りました。抜糸して約2週間が経ち傷はご覧の通り、毛も生え始めています。庭のバッタやカマキリ、トカゲを捕まえては元気に遊んでいます。

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 一回り大きくなったので、名前も長くなりました。???

 命名;シロ・ボナヴェントゥラ・ハスキー  

 でも呼ぶ時は今まで通りに「シロ~」です。「なぜ名前を長くしたのか訳が分からない?」って・・・世の中わからないことが沢山ありますから、気にせずにスルーしてください。

2020年11月16日 (月)

美しい聖像

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   以前にも紹介しましたが、姶良カトリック教会の信徒Mさんの寄付により聖コルベ神父様のご像に続き、聖母子像と聖ヨセフ像が聖堂に置かれました。

 木彫のとても温かみのある美しいご像です。ご像はヴェトナムで台座は奄美の信徒の方が作られました。台座も素晴らしいです。昨日のタラントの話のように、主からいただいた素晴らしいタラントをこのように生かしておられるのですね。寄付してくださったMさん、制作された方々、手配や手続きをしてくださった主任司祭A神父様皆さんに感謝!heart04

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 聖像の前で祈りましょう!

2020年11月14日 (土)

信徒を育てる司祭を育てる

 この世を作り上げるのは教会の責任ではなく、信徒の責任。その信徒を育てるのが教会の責任。(トマさんの英語ミサの説教より)

 その通りです。教会は信徒を育てなければなりません。その信徒を育てる教会の司祭、司祭を育てる神学校、神学校がどれほど重要か、神学校の責任は重いです。

 信徒と司祭は同じではありません。秘跡を行う権能を授けられている司祭はそれなりの神学的知識が必要です。神学校でその正しい神学的知識を学んで神学生は司祭に育ちます。そして司祭は正しい神学的知識を信徒に教え信徒を育てます。(勿論知識だけではありません)

 当たり前のことなのにそれが当たり前でなくなってきているような・・・、福岡の大神学校紹介の動画を見て少し不安を感じました。私の思い過ごしでしょうか?

 神学生のためにもっともっと祈らなければ、そして司祭への召し出しが増えますように。

⇩ Sedes Sapientiae神学校(ローマ)のビデオ

https://www.sedessapientiae.it/video

2020年11月13日 (金)

キリストの教えに留まる

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 今日の朗読『ヨハネの第二の手紙』を読んで、まさに今の時代のことを言っていると思いました。

行き過ぎてキリストの教えに留まらない者は皆、神とつながりを持っていません。その教えに留まっている人、その人は、御父とも御子ともつながりを持っています。(ヨハネの第二の手紙9節)

 同性同士の結婚、離婚・再婚、中絶等々、今のカトリック教会の中にも同じように、キリストの教えに留まらず行き過ぎた教えを説く聖職者や信徒がいます。気をつけましょう。間違った教えに流されないように、私たちが常に善悪を見極め、キリストの教えに留まる賢い信徒でいられるように主に願いましょう。

2020年11月10日 (火)

聖レオ1世教皇教会博士(記)

 

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  教皇様達の中でも聖レオ1世教皇様は教皇として特に優れた崇敬できる教皇様です。

 ローマの司教であるレオ1世教皇はローマの人達への説教を大切にし、キリストの教えをわかりやすく話しました。また「キリストは人間であって神ではない」「キリストは神であって人間ではない」と言う人々に対して、「キリストは真の神であり、真の人間である」と厳然と断言しました。

 フン族のアッティラ王がローマを侵略するために近づいて来た時、教皇は「ローマ市民の回心を望む神からの呼びかけです。神の回心への呼びかけを無視して回心しなければ罰がくだるだろう」と、説教されました。レオ1世教皇は大教皇と呼ばれる3人の教皇の一人です。

 すべての教皇様方は全教会をまとめ指導していかなければなりません。常にキリストの教えに忠実であり、その教えに反する悪と戦うことも必要でしょう。現教皇様も教皇レオ1世のようにキリストの教えに忠実に、そして毅然とした態度で私たちを導いてくださいますように。それには必ず聖霊の助けが必要です。皆さん現教皇様のために祈りましょう。

2020年11月 8日 (日)

油を分けてあげない5人のおとめ

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 今日の福音朗読(マタイ25章)は「10人のおとめのたとえ」です。キリストは天の国をたとえられて話されました。10人のおとめがそれぞれにともしびをもって、花婿を迎えに出て行く話ですね。おとめたちのうち賢い5人は壺に油を用意し、愚かな5人は油の用意をしていませんでした。花婿の到着が遅れて、愚かな乙女たちは賢い乙女たちに「油を分けてください」と頼みましたが、賢いおとめたちは「分けてあげるほどはありません。それより、店に行って買って来なさい」という話です。結局愚かなおとめたちは間に合わず婚宴の席には入れませんでした。

 「婚宴は神の国の姿、主人はキリスト、賢い乙女は神に従う人、神の国の訪れはいつかわからないので常に神に従って目を覚ましていなさい」という教えは何度も聴いてきました。しかし今までずっと「賢い乙女たちが油を少しも分けてあげない」ことにひっかかっていました。

 そして今日やっとS神父様の説教ですっきりしました。

「この油は乙女たちの信仰のたとえです。自分の信仰を他人に分けてあげることはできません。分けてあげられないかわりにアドバイスしてあげました」

 ごミサの説教はとても大切ですね。私たちの信仰教育です。説教で他人の批判や家族への不満等は聴きたくありません。私たちが倣うべき良い行いの話(聖人についてとか)なら聴きたいです。

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   愚かな乙女たち      キリスト   賢いおとめたち

2020年11月 7日 (土)

死者の日のごミサ

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 今年の11月2日「死者の日」のごミサです。シカゴの教会で、壁ではなくALTAR(祭壇)に向かってごミサを捧げています。十字架に向かって。祭服も黒ですね。heart

2020年11月 3日 (火)

祭壇の上には十字架

 司祭様方にとってごミサの時には、十字架は祭壇の後ろや横よりも祭壇の上にある方が良いと思うのですが・・・。私たちの顔より十字架を見つめたいのではありませんか?

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          ⇧ 十字架

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  神学校の紹介ビデオの中で資料館の展示物の説明がありました。その中で祭壇の説明があり「昔は壁の方を見てミサをあげていました」と言っていましたが、それは間違いですね。壁ではなくAltar(祭壇)に向かってミサを捧げていました。当然そこには十字架があります。そして昔のことではなく、今もアルターに向いてミサを捧げている教会はあります。

2020年11月 1日 (日)

諸聖人の祭日と死者の日

 

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 今日は諸聖人の祭日、明日は死者の日です。殉教者、聖人の方たちはすでに天の国で主と共におられます。

 明日「死者の日」には、キリストが復活されたように、私たちも永遠の命に与ることができる希望を持って、まだ煉獄にいる亡くなられた人たちのために祈ります。そしていつか死を迎える私たちも聖人たちのいる天の国にいつかは入れる希望をもって生活したいですね。

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 酒井司教様が書かれたこの本を読んで、私たちも聖性の道を歩むように頑張りましょう!

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