ラテラン教会の献堂(祝)
Basilica di S.Giovanni in Laterano
今日は「ラテラン教会の献堂」の祝日です。ラテラン教会(Basilica di San Giovanni in Laterano)というと遠いローマにある教会で日本人にとってあまり身近に感じませんが、それは教会を単なる建物とだけとしてしかとらえていないからでしょう。
教会とは本来「エクレシア(ギリシャ語)」、つまりキリストのもとに集まった人々のことを意味します。ですからよく教会はキリストの体であると言われます。そして私たち信徒はその体なのです。
ローマのラテラン教会はあの長く苦しい迫害が終わり禁教令が解かれた次の年324年にコンスタンティヌス皇帝によって建てられました。つまり信徒たちは公に集いごミサを捧げることができるようになったのです。このことは私たちすべての信徒にとっても大きな喜びです。
ラテラン教会はローマの司教座聖堂であり、その司教は教皇フランシスコです。ですからラテラン教会は全ての教会の母と呼ばれているのです。
母である教会、キリストの体である教会の誕生を、世界中の教会でお祝いしましょう。