目を覚ましていなさい
パウロはエフェソの教会の長老たちに言った。「・・・あなたがた自身の中からも、よこしまなことをとなえ、弟子たちを自分の方に引き込もうとする者が起こることでしょう。ですから、目を覚ましていなさい。そして三年の間、夜となく昼となく、涙をもってあなたがた一人びとりを、絶えず訓戒してきたことを思い出してください」。(使徒言行録20・30-31)
今日の朗読を読んでいて思いました。聖パウロが生きていた時代からすでに、キリストが教えていないよこしまな教えで弟子たちをしたがわせようとする長老たちがいたことです。現代も似たようなことが起きています。聖パウロは言っています。「目を覚ましていなさい」と。よこしまな教えに惑わされないように!私たち自身がしっかりと目を覚まして、邪説をとなえる人には絶対に従わないように、キリストの教えにだけに従うようにしましょう。
とは言っても、公教要理をよく勉強していない人はすでに邪説が正しい教えだと思いこんでいる人もいるでしょう。その人たちのためにも司祭はミサ説教の時に正しい教えを信徒に教えましょう。すでに司祭が邪説をとなえていたら・・・困りました・・・その時は司祭のために祈りましょう。