教会の会計を手伝い始めてから、よく耳にするのが「この項目に入れると〇%は教区本部に納めなければならないので、100%小教区に入る項目に入れましょう」という話です。
最初は私も『そうなのか、だったらそれが良い』と思いました。でもいつものように落ち着いてゆっくりと考えてみると、やはりそれは間違っていると思いました。
フランシスコ教皇様も言っておられました。「教会は一つです。なぜなら、教会は一致と完全な交わりの神秘である三位一体の神をその源としているからです」。
A小教区、B小教区、鹿児島教区、長崎教区、それぞれの教会があるのではなくて、世界中の教会は一つのキリストの教会です。「教会」はただの建物ではなく信者すべての共同体のことです。ですからお互いが助け合い支え合うのです。自分の所は損をしないように・・・なんていう考えはキリスト信者として愚かな考えだと気づきました。
本部では人件費や叙階式、苦しい小教区への補助、司祭黙想会、祭日のための費用などの宗教活動費など、小教区にはない多くの支出があり、それらはすべて私たちのためでもあるのです。そして本部の財源は小教区からの分納金が大きな支えです。ですから私たちキリスト信者は分納金をいやいや出すのではなく、喜んで出すはずです。それは私たち一人一人が維持費や献金を出す時も同じですね。
聖ペトロ大聖堂のロッジアから初めて挨拶をされた教皇レオ14世。その挨拶をFr.Zのブログの投稿から載せました。
平和があなた方と共にありますように!愛する兄弟姉妹の皆さん、これは復活したキリスト、神の羊の群れのために命を捧げた善き羊飼いの最初の挨拶でした。私もまた、この平和の挨拶があなた方の心に届き、あなた方の家族、そしてどこにいてもすべての人々に、そしてすべての民族、そして全世界に届くことを願います。平和があなた方と共にありますように。
これこそが復活したキリストの平和、武装を解除し、謙虚で、そして守り続ける平和です。それは神から来ます。神は私たち皆を、いかなる制限も条件もなく愛しておられます。ローマを祝福したフランシスコ教皇の、弱々しくも常に勇敢な声を、この復活祭の朝にローマと世界を祝福した教皇の、心に留めておきましょう。
同じ祝福を続けさせてください。神は私たち全員を愛しておられます。悪は勝利しません。私たちは皆、神の御手の中にあります。恐れることなく、神と、そして私たち自身と手を携えて、私たちは共に前進します。私たちはキリストの弟子です。キリストは私たちの前に進み、世界はキリストの光を必要としています。人類は神とその愛に至るための架け橋として、キリストを必要としています。対話と出会いを通して、私たちが常に平和のうちに一つの民となれるよう、皆様のご支援をお願いいたします。
フランシスコ教皇に感謝します!
私をペトロの後継者に選び、皆さんと共に平和と正義を求め、女性として、男性として共に働き、恐れることなくイエス・キリストに忠実であり、キリストを宣べ伝え、福音に忠実な宣教師となるために、統一された教会として皆さんと共に歩むよう選んでくださった枢機卿の兄弟たちに感謝します。
私は聖アウグスティヌスの息子、アウグスティノ会の信徒です。彼はこう言いました。「あなたと共に私はキリスト教徒であり、あなたと共に司教である。」 ですから、神が私たちのために用意してくださった故郷へと、私たち皆が共に歩んでいけますように。
ローマ教会へ、特別な挨拶を申し上げます。
私たちは、この広場のように、私たちの慈善、私たちの存在、対話、愛を必要とするすべての人々に対して開かれた、橋を架け、対話し、常にすべての人を両腕で受け入れる宣教教会となる方法を、共に考えなければなりません。
[スペイン語]:
皆様、特にペルーのチクラヨ教区の皆さん、司教に付き従い、司教を援助する忠実で信仰深い人々、皆さんにこんにちは。
[イタリア語に戻る]:
ローマ、イタリア、そして世界中のすべての兄弟姉妹の皆さん、私たちは、特に苦しんでいる人々に対して、常に平和、慈善、親密さを求めながら歩むシノドス教会でありたいと願っています。
今日はポンペイの聖母への嘆願の日です。
聖母マリアは常に私たちと共に歩み、寄り添い、執り成しと愛によって私たちを助けたいと願っておられます。ですから、この使命のために、そしてすべての教会のために、そして世界の平和のために、共に祈りましょう。
私たちは母であるマリアにこの特別な恵みを祈ります。
アヴェ・マリアの祈り…
Peace be with you! Dearest brothers and sisters, this was the first greeting of the risen Christ, the good shepherd who gave His life for the flock of God. I, too, would like this greeting of peace to enter your hearts, to reach your families and all people, wherever they are; and all the peoples, and all the earth: Peace be with you.
This is the peace of the Risen Christ, a disarming and humble and preserving peace. It comes from God. God, who loves all of us, without any limits or conditions. Let us keep in our ears the weak but always brave voice of Pope Francis, who blessed Rome – the Pope who blessed Rome and the world that day on the morning of Easter.
Allow me to continue that same blessing. God loves us, all of us, evil will not prevail. We are all in the hands of God. Without fear, united, hand in hand with God and among ourselves, we will go forward. We are disciples of Christ, Christ goes before us, and the world needs His light. Humanity needs Him like a bridge to reach God and His love. You help us to build bridges with dialogue and encounter so we can all be one people always in peace.
Thank you Pope Francis!
Thank you to my Cardinal brothers who chose me to be the Successor of Peter and to walk together with you as a united Church searching all together for peace and justice, working together as women and men, faithful to Jesus Christ without fear, proclaiming Christ, to be missionaries, faithful to the gospel.
I am a son of Saint Augustine, an Augustinian. He said, “With you I am a Christian, for you a bishop.” So may we all walk together towards that homeland that God has prepared for us.
To the Church of Rome, a special greeting:
We have to look together how to be a missionary Church, building bridges, dialogue, always open to receiving with open arms for everyone, like this square, open to all, to all who need our charity, our presence, dialogue, love.
[In Spanish]:
Hello to all and especially to those of my diocese of Chiclayo in Peru, a loyal, faithful people accompanying the bishop and helping the bishop.
[Returning to Italian]:
To all you brothers and sisters of Rome, Italy, of all the world, we want to be a synodal church, walking and always seeking peace, charity, closeness, especially to those who are suffering.
Today is the day of the Supplicatio [Plea] to Our Lady of Pompei.
Our blessed mother Mary always wants to walk with us, be close to us, she always wants to help us with her intercession and her love. So let us pray together for this mission, and for all of the Church, and for peace in the world.
We ask for this special grace from Mary, our Mother.
Hail Mary…
最近メモした紙を失くしたり、通帳が見つからず焦ったり(コピー機に置忘れ)、計算間違い(後から気づく)など思い込み、勘違い、うっかりミス、置忘れ等々数えたらきりがないほどぼ~っとしています。他の方たちに迷惑をかけてしまっては大変です。
老化のせいかなと思ったりもしたのですが、こうミスが一度に重なると『きっとこれは主がそばにおられるのを忘れて、集中して仕事をしていないから。四旬節の間の緊張感が復活祭を迎えたと同時に一気に緩んでしまったせいだ』と思えました。
スイス衛兵を見習って、規律正しく、いつもキリストを傍に感じながら生活をしなければと思いました。このマーチを聴いてシャキッとしなければ!(•̀ω •́ )ゝ
YouTube: Marcia della Guardia Svizzera Pontificia (March of the Pontifical Swiss Guard )
ローマの第2の守護聖人、イタリアの守護聖人、そしてヨーロッパの守護聖人の一人でもあるシエナの聖カテリーナの祝日です。
1305年から教皇はローマではなくフランスのアビニヨンに住んでいました。教皇のいないローマの教会は退廃していました。そして聖カテリーナの強い働きかけによって、1377年教皇グレゴリオ11世はローマへ帰還しました。
教皇グレゴリオ11世が死去するとウルバノ6世が教皇に選出されましたが、これに反対して選出されたのがクレメンス7世です。この二人の教皇により長い間教会は分裂状態となりました。
聖カテリーナは分裂した教会の一致と和解のために祈り働きました。断食などのために彼女はだんだんと弱り、ご聖体だけしか受けつけないほどに衰弱していきました。臨終の床で聖人は「自分の生命はキリストの花嫁である教会のために全て捧げた」と言われたそうです。
生涯を教会のために捧げつくした聖人カテリーナこそ、新しい善い教皇様が選ばれるよう主に取り次いでくださるにふさわしい聖人でしょう。
聖カテリーナ、主が私たちに素晴らしい教皇様を与えてくださいますように、この願いを主に取り次いでください。アーメン。
今日はフランシスコ教皇様の葬儀ミサが行われました。そしていつもの通りスイス衛兵が静かに守っていました。多くの人たちがヴァチカンを訪れますが、意外とスイス衛兵についてよく知っている人はいません。
歴代の教皇様を守るために日夜働いているスイス衛兵たちを紹介しましょう。以前にも同じような内容の番組を紹介しましたが、これは比較的新しいものです。
十字架上で亡くなられたキリストは復活されました。弟子たちが目にした真実は世界中に宣教され、今こうして私たちもその喜びを祝っています。
このことを信じることのできる人は幸いです。これこそ信仰の恵み!
復活されたキリストは弟子たちと共に40日もの間一緒に過ごされてから天に昇っていかれました。私たちも使徒たちのように復活された主と共に過ごせる喜びに感謝し、より強い信仰の恵みを願いましょう。
YouTube: 希望の巡礼者~2025年「聖年」の賛歌~ Pilgrims of Hope ~ Hymn for Jubilee Year 2025~
フランシスコ教皇様のお姿を見るのは久しぶり。教皇様のために祈りましょう。
YouTube: Rare: Pope Francis, Seen in Public, Without Papal Garments!
40年間ローマで働いておられたカルメル会の和田誠神父様の講話です。「なるほど」「と頷いてしまう新鮮な内容のお話しです。せめて私の小教区の皆さん全員に聞いてもらいたいと願っています。
なぜご聖体を拝領する時には恵みの状態になければならないのでしょうか。⇩
https://www.youtube.com/shorts/-JceLrmIOUI
長い間ごミサに与らなかった人はゆるしの秘跡を受けて恵みの状態になってからご聖体をいただくのは当たり前のことで、これは教会の教えです。
しかし残念なことに近頃はゆるしの秘跡は必要ないと教える聖職者もいます。かってに司祭個人の考えで教会の教えを変えないでほしいものです。![]()
フランシスコ教皇様が23日に退院されてほっとしています。ご復活祭がより一層楽しみです。
2025年3月23日 ジェメッリ病院のバルコニーから
以前フランシスコ教皇様は「自分の洗礼日を知っていますか?生まれた誕生日は皆さんよく知っているのに、霊的に新しく生まれた洗礼日を知らない人が多いです。」と話されていました。
私も長い間自分の洗礼日を知りませんでした。そして調べたところ3月26日で、この日は火曜日、しかも四旬節中でした。私の両親はなぜこの日を選んだのでしょうか?謎です。![]()
そして今日は私が洗礼によって新しく生まれた誕生日です。先ずは主に感謝して、プチケーキでささやかなお祝い
そして何よりも両親が私に洗礼を望んでくれたことに感謝!感謝!
ぼくはファシリティドッグのマサです。以前にも紹介したことがあるよね。
僕の職場は「国立成育医療研究センター」。ここは日本で最大の小児・周産期・産科・母性医療専門の高度専門医療研究センターで、ぼくはここの小児科病棟ともみじの家(医療型短期入所施設)で仕事をしているよ。
ぼくの仕事は子どもたちに寄り添って、子どもたちの不安を和らげて安心して治療を続けてもらえるようにサポートすること。ぼくと子供たちはとっても仲良し。詳しくは下のリンク「マサの部屋」を見てね。ぼくが働いている写真もあるよ。上の写真よりずっとハンサムだからね!
https://www.ncchd.go.jp/hospital/support/facilitydog/
ぼくたちのことを知って、『私も何か手伝いたいな』と思った人は寄付という方法があるのだワン。四旬節中の愛の行いとして
よろしくワン
ある人が洗礼の恵みをいただけるように毎日祈っています。この洗礼の恵み=信仰は強要するもの強制できるものではありません。何かの条件にする(例えば結婚)ものでもありません。ですから本人がキリストの教えを受け入れて心から洗礼を望むように、主の恵みを祈ります。
以前小寺神父様が書かれた信仰についてのブログがあります。多くの人が一般的に「宗教は怖い」という思いはカトリック教会には全く当てはまらないことがわかるでしょう。
「トマさん祈りの部屋」より
昨日は東日本大震災14年。今もあの日画面を通して見た惨状は、はっきりと記憶に残っています。ましてや実際に体験された方々は言わずもがな。
その後辻井伸行さんが作曲された鎮魂曲「それでも、生きてゆく」に慰められた方も多いと思います。今年もこの曲を聴いて祈りたいと思います。