毎日暑い日が続きます。世間では「Go To トラベルキャンペーン」が始まり色々と話題になっていますね。
もしこれを利用して飛行機で飛んで無事旅館・ホテルに着いてチェックイン・・・しようとしたら検温で熱が・・・そのまま泊まれるのかな?それとも宿泊を断られるのかな?観光・レジャー旅行をする余裕など全くない年金生活者の私が余計な心配をしています。![]()
大雨による土砂災害に遭われた方々はまだまだ苦しい生活が続いています。政府は全壊だけでなく半壊した家の取り壊し撤去費用も9割以上補助すると言っていますが、新しく住む家を建てるにはどれくらいの補助をしてくれるのでしょうか?年金生活者でも新しく住む家が持てますか?国には税金は使うべきところに正確に、確実にをお願いしたいです。
色々考えていると体だけでなく頭も熱くなってしまいます。そんな私を見て息子が冷たいスープ「ガスパチョ(gazpacho)」を作ってくれました。トマト、パプリカ、キュウリ、玉葱、ニンニク、バケットに塩・コショウ・クミン・オリーブオイル・ワインビネガーで味付けした野菜たっぷりのスペインの冷たいスープです。冷蔵庫で冷た~く冷していただきました。
今日は聖マリア・マグダラの祝日です。私の祖母の霊名日。祖母といえば思い出すのはいつもロザリオを祈っていた姿です。
ところで数十年ぶりにカスタードプディングを作りました。カップのプリン型で作るのではなく、大きな器に作り、カラメルソースを上にかけたものです。ちょっとしたお祝いや集まりに良いと思います。
下記の分量なら(プリンカップ型3個分)600cc位入る器がよいでしょう。
・牛乳 2カップ(温めておく)
・卵 3個 ・砂糖 80~100g. ・バニラエッセンス
(カラメルソース)
・砂糖 1/2カップ ・水 大匙3杯
・熱湯 大匙3杯
① オーブンは150度に予熱しておきます。型にバターを塗っておきます。鉄板にはるお湯も準備して、牛乳は温めておきます。
② ボウルに卵と砂糖を入れてよく混ぜます。そこに温めた牛乳を入れて混ぜます。エッセンスも入れて、裏ごしをして器(パイレックスなどオーブン可の器)に流し入れます。
③ お湯をはった鉄板に置き150度で30分~40分焼きます。
④ 焼いている間にカラメルソースを作ります。鍋に砂糖と水を入れて静かに煮詰めます。狐色より濃くなったら熱湯を入れて鍋をゆすりながらよく混ぜます。(色が濃くなるほど苦味が増します)鍋の底につかないでさらっと流れる程度が良いです。
⑤ 焼けたプディングの上にカラメルソースをかけます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷します。大きなスプーンで取り分けて「どうぞ召し上がれ!」![]()
今回私は分量を倍にして作りました。牛乳4カップに卵6個、砂糖は180グラム、160度で約60分焼きました。カラメルソースの分量は変わりません。とっても美味しいプリンができましたよ。
カスタードプディングは材料もシンプルでとても簡単に作れます。お子さんのおやつには市販の物よりも是非手作りを!
レバノンから数キロ、イスラエルの北部ハイファの町にあるカルメル山。その洞窟に昔キリスト教徒が住み始めました。やがてその人たちは修道者として家族となり、そして12世紀修道会が作られました。これがカルメル修道会の始まりです。カルメル会士たちはマリア様を母、元后と呼び特に敬い模範としていました。
「カルメル山の聖母」と言えば「スカプラリオ」ですね。身に着けておられる方も多いと思います。また今日このスカプラリオを授与された方もいらっしゃるでしょう。
13世紀頃になると一般の信徒の中でカルメル会士の霊性と同じように自分の生涯を聖マリアに捧げたいと思う人達が現れました。彼らはカルメル会の服と同じ茶色い布=スカプラリオを身に着けるようになりました。信徒用のスカプラリオはマリア様を保護者として、カルメル会との絆を示すものです。
スカプラリオの恵みを受けるには条件があります。
・ 典礼に従ってこれを与える権利を持つ司祭(日本ではすべての司祭)から祝別されねばならない。
・ 日夜常にこれを身に着けていなければならない。
・ それぞれの身分(既婚、未婚)に応じて貞潔を守ること。
・ 毎日一連のロザリオか、またはそれを授ける司祭が決めた祈りを唱える。
近頃は通販で何十枚もセットでスカプラリオが売られています。「家族やお友達へのプレゼントに」と普通の御利益のお守りのように売られているのを見ると、とても空しい気持ちになります。
「カルメル山の聖母」はカルメル会と跣足カルメル会の保護者です
年に1回の健診ではなく検診で、毎年悪かった肝臓の機能を示すGOTとGPTの数値がぐ~んと良くなっていたのでびっくりしました。
生活習慣は何も変わっていませんが、唯一思いあたるのが胡麻です。約3か月位前から毎朝食のパンにマーガリンの代わりに胡麻ペースト(胡麻のみ100%のクリーム)を使い始めました。胡麻の効果なのかマーガリンを止めたせいなのか、それとも相乗効果なのかよくわかりませんが、とにかく嬉しい結果です。
胡麻ペーストはピーナッツバターのような風味があり、それでいて砂糖や添加物は無し。味も良いので生野菜サラダにゆでた野菜やお肉、豆腐などにめんつゆと混ぜてかけたりもしています。そして国産の胡麻は高いので、様々な国(中南米やエチオピアなど)の胡麻をミックスした物を使っています。
興味のある方は試してみてはいかがですか?自然の食品なので効果がなくても毒にはならないと思いますよ。
昨日6日は聖マリア・ゴレッティおとめ殉教者の記念日でした。彼女こそキリストの教え「赦す」ことを具体的に私たちに教えてくれます。
彼女とお母さんは彼女を傷つけた若者を赦しました。赦すだけでなくその若者のために祈りました。罪を犯した人こそ魂の救いが必要です。その罪を悔い改めて回心するように彼女は彼のために祈りました。
私たちは他人から危害を加えられたら、先ず相手を恨みそして相手にも同じような目にあわせたいと思うかもしれません。それが普通でしょう。しかしキリストは「赦しなさい」と言っておられます。それはとてもとても難しいことです。でも彼女とお母さんはそうしました。そしてついにこの若者は自分の罪を悔い改めて回心しました。
キリストの教えに忠実だった彼女の美しい魂に倣いたいです。
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彼女の魂と同じように美しい百合をいただきました。
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ただただビックリ。これほどまでにニャンズそっくりなものは今まで見たことがありません。初めて目にした時は『まさか剥製?趣味悪い』と思いました。(失礼、ごめんなさい (*_ _) )
でもこれが羊毛フェルトで作ったもので、その制作過程を見たらもう感激 !
芸術作品です。 今まで見てきた羊毛フェルトの動物たちは一体何だったのでしょう。
YouTube: 羊毛フェルトで猫を作る制作過程 6 - "SIDE by SIDE" A process of making a cat with wool felt.
今日は聖トマ使徒の祝日、人参ケーキを作りました。
人参ケーキには二通りの作り方があります。一つはベーキングパウダーを使うもの(『軽食とおやつ』婦人之友社)、もう一つは重曹を使ったもの(『続家庭でできる和洋菓子』婦人之友社)です。
重曹の物はベーキングパウダーの物より素朴でひなびた味がします。人参ケーキなら私はこの重曹の方が好きなので今日はこちらを作りました。レシピではサラダ油となっていますが、私はひまわり油で。パウンドケーキ型1本分です。
右奥はフロスティングした人参ケーキ
材料と作り方
・人参(すりおろし)1カップ ・サラダオイル 1/2カップ
・赤砂糖(三温糖)100g. ・卵 1個 ・塩 小匙 1/3
・シナモン 小匙 1 ・くるみ(みじん切り)1/3カップ
・小麦粉 150g. ・重曹 小匙 1/2
① オーブンは150度から160度位(中火より少し弱め)に予熱しておきます。型にはバターを塗り軽く粉をふっておきます。
② ボールにサラダオイル、赤砂糖、卵、シナモン、くるみ、塩、すりおろした人参を全部一緒に混ぜます。
③ 少量の水で溶いた重曹と粉を加えて混ぜます。型に入れて、160度のオーブンで約40分焼きます。竹串を刺して何もついてこなければ出来上りです。
重曹と赤砂糖がこのケーキの決め手です。粉砂糖やフロスティング(アイシング)で飾っても良いですよ。
* ポルトガル人のレシピでは、ざく切りにした人参、砂糖、卵、サラダオイル、シナモンすべてをミキサーに入れていました。これなら人参をすり下ろさなくても良いですね。そして180度で焼いていました。その方が周りがサクッとこんがり焼けるようです。
福者ペトロカスイ岐部神父様は13歳の時に神学校に入り、イエズス会に入ることを強く望みました。しかしその願いは叶いませんでした。
たとえ断られてもずっとイエズス会に入りたいという思いは変わりませんでした。追放先のマカオで決心します。『ローマのイエズス会本部に行って入会の許可をもらおう』と。そして6年余りの苦しい旅の末にとうとうローマのイエズス会本部にたどり着きました。
イエズス会総長様は彼の固い決心と信仰、十分な学識を見て入会の許可を与えました。そして32歳の時に司祭に叙階されました。神父様は総長様の名前Aquaviva(生きている水=活水)から「カスイ」という名前をつけたそうです。
そして鎖国している日本へ帰る道も険しく苦しいものでした。鹿児島の坊津の海岸にたどり着き、その後約8年間東北地方を中心に信徒のために働き、最後は穴吊りの刑で殉教しました。同じ刑を受けていた信徒を励ましながら・・・。(信徒を励ますことを止めなかったので、最後には穴から出され火で焼かれたようです)
聖トマス・モアが殉教したのは1535年7月斬首刑によってでした。あれから約485年たった今、その殉教の意味は忘れられようとしています。
「私は、まず神の忠実なしもべとして、それから国王の忠実なしもべとして死んでいきます」と言って殉教した聖トマス・モア。彼の神への忠実さ・・・彼に倣い私たちも神の教えに忠実に生きなければ!
同じく聖ヨハネ・フィッシャー司教も同じ理由でヘンリー8世によって処刑されました。この聖人たちは共にヘンリー8世の意に従わず、イギリス教会がカトリックから離教することに反対し抵抗して殉教しました。
かつてカトリックの教義に反することが今ではそうでないかのように話す人もいます。主の教えは変わりません。
「イエズスの聖心」といえば主キリストの愛=神の愛のことでしょう。聖マルガリータ・マリア・アラコックにご出現されたイエズス様は人々の聖心に対する冷たい態度をとても嘆かれました。そしてイエズス様の愛に倣いその心を尊ぶようにと願われました。そしてご聖体の祭日後の金曜日を特別に聖心を礼拝する日とするよう告げられました。
聖女の時代より今はもっとイエズス様の聖心を蔑ろにしている人が増えていると思います。人々の信仰は生ぬるくなり、教義を都合よく曲げて教える人たちになびく人も少なくありません。
イエズス様はとてもとても優しい方ですが、その優しさに甘えてわがままな子どものように自己中心になってはいけませんね。イエズス様だって叱る時には叱るのですから。イエズス様に叱られる前に、その豊かな愛に感謝して教えに従うように頑張ります。
今朝のごミサで最後に神父様は『イエズスの聖心に対する祈り』も唱えられました。
明日は聖母の聖心です。
昨日木曜日は「キリストの聖体」の祭日でした。
主キリストは私たちと共にいつまでもこの世にとどまることを望まれました。ご自分の聖体(おんからだ)と聖血(おんち)を私たちの霊の食物とすることを望まれました。それがご聖体です。「私はいのちのパンである。天から降ってきたパンを食べる人は決して死ぬことはない。私は天から降ってきた生きたパンである」と言われました。
ご聖体をいただくということはキリストと交わること、私たちのうちにキリストが生きておられることです。
ご聖体拝領以外にも機会があればいつでも秘跡のうちにおられるイエズス様を訪問して崇拝し、短い時間でよいので賛美の祈りを捧げましょう。
初めてご聖体をいただいた私
(昭和30年代?)
私は公教要理で「神様は唯一であり、そして父と子と聖霊という3つのペルソナがあります。この3つのペルソナはそれぞれ全知・全能・全善・至聖です。この3つのペルソナはそれぞれみな等しく、この3つのペルソナのある唯一の神を「至聖なる三位一体」といいます」と教わりました。
三位一体を何かに例える必要はありませんし、できません。この世の全てのものを作られた神を神の被造物に例えて説明すること自体おかしなことです。無理に例えるから誤った理解(汎神論等)が生まれるのです。頭で理解しようとせずにそのまま素直に信じましょう。
父なる神は私たちを造られ、子なる神は私たちを贖い、聖霊は私たちに神の生命(理性・知恵)を与えられます。それは3人の神がいるのではなく、その3つのペルソナは唯一の神です。
十字をきる時には「父と子と聖霊のみ名によりて、アーメン。」
栄唱 「願わくは、父と子と聖霊とに栄えあらんことを。▴始めにありし如く、今もいつも世々にいたるまで。アーメン。」