2023年5月28日 (日)

聖霊降臨の主日(祭)

 

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 マリア様は聖霊によってイエズス様を身ごもりました。イエズス様が洗礼をお受けになる時にも聖霊が降りました。そしてキリストのご復活から50日目に聖霊はすべての人々の救いの業を行う(世界中に福音を宣べ伝える)ために弟子たちにおりました。聖霊に満たされた彼らはキリストの教えを正しく力強く宣教し始めました。そして聖霊は今も働き続けています。

「聖霊は教会の中と信者の心の中に、あたかも神殿におられるように住み、信者の中で祈り、かれらが神の子となったことについてのあかしをたてられる。
この霊は、教会を全き真理に導き、交わりと奉仕のうちに教会を一つにまとめ、位階制度と霊能(カリスマ)との種々のたまものをもって教会を教え導き、霊の実りをもって教会を飾られる。」(『教会憲章』より)
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 以前私の小教区では何か始める前には「聖霊に向かう祈り(始業の祈り)」(文語)を唱えていました。この祈りは『カトリックの祈り』には載っていません。『カトリック教会のカテキズム』2671に口語文で載っています。

  聖霊に向かう祈り(始業の祈り)[文語]

聖霊来たり給え、信者の心に充ち給え。

 ▴主の愛熱の火をわれらに燃やしめ給え。

主よ、聖霊を遣わし給え、しかしてよろずの物は造られん。

 ▴地の面は新たにならん。

祈願 聖霊の光をもって信者の心を照らし給いし天主、同じく聖霊をもってわれらに正しきことを悟らしめ、その御慰めによりて常に喜ぶを得しめ給え。われらの主キリストによりて願い奉る。

 ▴アーメン。

(原罪なくして宿り給いし聖マリア、

 ▴御身に依り頼み奉るわれらのために祈り給え。)

  聖霊に向かう祈り(始業の祈り)[口語]

聖霊来てください。信じる人の心を満たし、あなたの愛の火を燃やしてください。

天の王、慰めの霊、真理の霊、いずこにも在し、すべてを満たすかた、すべての善の宝庫、人生の援護者、来てください。わたしたちの心に住まい、わたしたちを清め、救ってください。ああ、いつくしみ深いかた。

原文のラテン語

Veni, Sancte Spiritus,reple tuorum corda fidelium:
et tui amoris in eis ignem accende.
Emitte Spiritum tuum et creabuntur;
Et renovabis faciem terrae.
Oremus
Deus, qui corda fidelium Sancti Spiritus illustratione docuisti: da nobis in eodem Spiritu recta sapere; et de ejus semper consolatione gaudere. Per Christum Dominum nostrum. Amen.

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 最後には「聖母への祈り(終業の祈り)Sub tuum praesidium」を唱えていました。この祈りも『カトリックの祈り』には載っていません。

  聖母への祈りSub tuum praesidium

天主の聖母のご保護によりすがり奉る。

いと尊く祝せられ給う童貞、

必要なる時に呼ばわるを軽んじ給わず、

かえってすべての危うきより、

常にわれらを救い給え。アーメン。

  Sub tuum praesidium (原文のラテン語)

Sub tuum praesidium confugimus,
Sancta Dei Genetrix.
Nostras deprecationes ne despicias in necessitatibus,
sed a periculis cunctis libera nos semper,
Virgo gloriosa et benedicta.

 フランシスコ教皇様は2018年のロザリオの月(10月)に「ロザリオの祈り」の最後に、古来の「聖母への祈り: Sub tuum praesidium(聖母に捧げる祈りの中では最古3世紀頃)」と、悪との闘いでの保護と助けを願って「大天使聖ミカエルに向う祈り」を唱えるよう勧めています。

2023年5月23日 (火)

カテキズムの勉強

 聖書の勉強会はよくありますが、カテキズムの勉強は洗礼(成人)や堅信を受ける前に勉強するくらいで、日頃カテキズムの本を手にするのは何か疑問があったり、確認したいことがある時くらいです。

 カテキズム(要理教育)はとても大切です。カテキズムがしっかりしていればおかしな話しや異端的な話しの間違いにすぐ気づき、感化されることはありません。

 今私の勉強しているカテキズムはカトリック大阪大司教区の『信仰養成連続講座:カトリック教会のカテキズムを学ぶ』です。講師は酒井俊弘司教様です。私はカトリックのことをよくわかっていたつもりだったのですが、この講座を受けながら多くのことを忘れていたり、知らないことが沢山あることに気づかされました。司教様のお話しの後の聴講者さんたちの質問も様々な内容で勉強になります。


YouTube: 「カテキズムの第2編 キリストの神秘を祝う(カテキズム1210-1245)」のコピー

 これからもこの講座を聴き続けますが、せっかく学んだことが頭の中に入っても忘れてしまいそうです。ノートにとって繰り返し見るようにします。

2023年5月22日 (月)

カッシアの聖リタ

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 カッシアの聖リタ(St.Rita da Cascia) 

 聖リタは親の勧めで結婚し家庭を持ちましたが、夫の暴力をふるう激しい性格に苦しめられました。彼女は信仰によって耐えて、家庭を守り支えながら夫の回心を祈りました。夫は回心しましたが、彼を恨む者に殺されてしまいます。そして息子たちも病気で亡くなりました。

 家族を失った後に彼女は小さい頃から憧れていた修道女になるためにカッシアのアウグスティノ修道院に入りました。彼女の額の傷は彼女が祈っている時に十字架のキリストの茨の冠の棘を受けたものです。

 聖リタが「望みのないときの助け手」と言われるのは、不可能な望みを聖リタに取り次いで主に祈り続けた多くの人がその望みを叶えることができたからです。苦しんでいる人、希望のない人、涙を流している人、特に家庭内のことで苦しんでいる人達は主に助けを求める時、聖リタに取り次いでもらうのも良いかもしれません。

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2023年5月18日 (木)

主の昇天

 

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 キリストのご復活後40日目の今日18日(木)は主の昇天の日です。(第二ヴァチカン公会議後復活節第7主日に移すことができる=今年は5月21日)

 キリストは十字架にかけられて亡くなり、復活して40日の間たびたび使徒たちに現れ共に過ごされました。そして彼らの目の前で天に昇り、天主の右の座に着かれました。

 私たち信者は キリストを通していつかは天の御国に入れるという希望を持って毎日を過ごします。そして主への感謝と共にすべてを主に委ねて心安らかに死を迎えることができますように。

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2023年5月14日 (日)

初聖体


YouTube: Uroczystość Pierwszej Komunii Świętej - Niedziela 5 czerwca 2022 roku.

 ポーランドでは5月マリア様の月に多くの教会で初聖体があります。この初聖体の動画は去年のものですが日本の初聖体と違うので驚かれるでしょう。子どもが初めてご聖体をいただくことは本人も家族にも大きな喜びであり、信仰生活の大きな力となります。

 初聖体を受ける子どもと両親(家族)は一緒にひざまずいてご聖体を拝領します。(動画は56分頃から)ポーランドでは家庭でも親が子どもたちに信仰を教えます。そしてご聖体(キリスト)をとても大切にしていますから、ひざまずいて舌で受けます。

 日本でもせめて初聖体の時には家族そろってひざまずいて(本人だけでもひざまずいて)、舌でご聖体を拝領をしたら素晴らしいと思いますし、そのようにされる司祭を私は信頼します。

 そしてもう一つご聖体をいただく形態よりももっともっと大切なこと・・・ポーランドでは初聖体を受ける子どもと家族はゆるしの秘跡を必ず受けてからごミサに与ります。私たちも司祭に頼んでそうしました。ということは日本ではそう教えない司祭が多いのでしょうか?

2023年5月13日 (土)

ファティマの聖母

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ファティマの聖母の祈り

ああイエズスよ、我等の罪を赦し給え。我等を地獄の火より守り給え。また全ての霊魂、殊に主の御憐れみを最も必要とする霊魂を天国に導き給え。アーメン。

 皆さんはこの祈りをいつもロザリオの各連の最後(栄唱の後)に唱えていると思います。特に主の憐れみ・救いを最も必要としている人のために祈ることはとても素晴らしいことだと思います。


YouTube: En Fátima apareciste | Canción Virgen de Fátima

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 今年のワールドユースデーはポルトガルのリスボンで開かれます。おそらくファティマへの巡礼もあるでしょう。参加される方は是非教会のために祈ってください。そして司祭・修道者への多くの召出しがありますように。heart

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2023年5月 9日 (火)

聖母の月~バラ園

 5月は「聖母の月」ですね。毎日唱えるロザリオの祈りに使うロザリオの意味は Rosarium=バラの冠です。ですからバラと言えばマリア様、マリア様と言えば白ユリとバラを思い浮かべます。聖母の月なので今日はバラ園へ行ってきました。

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バラとアジサイが一緒に咲いていました。

 マリア様に良く似合うバラはやはり薄いピンクのバラでしょうか。すべてを優しく包んでくれるような色のバラ。

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聖母の月に思うこと

 世界中で「私に聖母が現れた」という人は何千人といます。ひょっとしたら長い歴史の中では何万人かもしれません。カトリック教会が認めているものにはグアダルーペの聖母・ルルドの聖母・ファティマの聖母・ピラールの聖母・カルメル山の聖母・不思議のメダイの聖母など約24の顕現だけです。

 なぜ教皇庁(ヴァチカン)は担当者や司教たちと長い時間をかけて認定作業を行い、公認(あるいは否)を発表しているのでしょうか?聞いた話によるとそれは人々が聖母の形をとった悪霊に支配されないためだそうです。悪魔は決して醜い姿では現れません。私たちが警戒しないように優しい姿で現れます。悪霊に支配されないためとは大げさかもしれませんが、少なくとも羊たちが間違った道に迷い出ないようにとの思いからでしょう。とにかく偽聖母出現には気をつけましょう。またキリストから直接啓示を受けたという人についても、その啓示をまだ教会が認めていないのなら待ちましょう。

 聖母がご出現してもしなくても神の母であるマリア様はいつも私たちのために主にとりなしてくださっています。キリストが現れなくても主は私たちを愛してくださっています。

 今月13日(土)は「ファティマの聖母」の日です。教皇庁も認めているこの聖母の日にはマリア様を賛美してロザリオを唱えましょう。heart

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 私たちが死んだ後に天主のもとへ行く正しい道についてキリストはこう言っています。

「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通ってでなければ、だれも父のもとに行くことはできない」。(ヨハネ14章6節)

 煉獄は天主のもとへ行くための通過点です。煉獄には希望があります。なにも恐れることはありません。heart 

2023年5月 6日 (土)

教皇スイス衛兵宣誓式のミサ


YouTube: Holy Mass, Pontifical Swiss Guard Swearing-in

 いつも教皇様を守っておられるスイス衛兵。新しい教皇スイス衛兵の宣誓式のごミサです。

 共同祈願はスイスの公用語ドイツ語、フランス語、イタリア語の3ヶ国語でしたね。私がわざわざこの動画を載せたのは、ご聖体拝領(1:30:00頃から)を見てもらいたかったからです。ご聖体を手で受ける人もいます(特に日本ではそれが良いことのように勧められています)が、教皇スイス衛兵は皆口(舌)で受けています。そしてパテナの大切な役目もわかりますね。

 勿論私は舌で受けています。この教区でたった一人でも気にしません。私には教皇スイス衛兵がついているから!happy02

2023年5月 1日 (月)

労働者聖ヨセフ

 今日もまた主に感謝!5年前の今日5月1日に大きな大きなお恵みをいただきました。それは私達家族だけでなくむしろ教会にとって大きなお恵みでした。

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 皆さんは「コンバットロザリオ」をご存じですか?そう、あのヴァチカンの教皇スイス衛兵大佐が持っているロザリオです。そのロザリオには聖ベネディクトのメダイが付けられています。

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 ロザリオにメダイを付けるとは良いアイデアです。私はロザリオを何本か使っています。というのも、ベッドの近くに1本、家族で祈る食堂に1本、パソコンの近くに1本、そして教会、病院、買い物等に持って行くそれぞれのバッグにもロザリオを入れています。本当は司祭やブラザー・シスター方のようにいつも一つの同じロザリオを身につけているのが一番良いのかもしれませんが、ポケットの無い服だったりするとそうはいきません。

 今日は労働者聖ヨセフの日なのでロザリオに聖ヨセフのメダイを付けました。マリア様だけよりもヨセフ様が一緒の方が良いでしょう。

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 他のロザリオには大天使聖ミカエルや聖ホセマリアのメダイを付けました。自分の守護の聖人や守護の天使のメダイを付けるのも良いかもしれませんね。それで祈ればその聖人たちが取り次いでくださるかもしれませんよ。confident

2023年4月29日 (土)

シエナの聖カタリナおとめ教会博士記念日

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 今日はシエナの聖カタリナ乙女教会博士の記念日です。私の姉の霊名の日でもあります。私の母は何故姉にこの霊名を選んだのか、その理由を聞いておけばよかったと思います。母は聖カタリナのどんなところに惹かれたのでしょうか。(聖カタリナについては過去の記事をご覧ください。)


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 いつもこの日は5年前に行ったローマを思い出します。聖カタリナが埋葬されているサンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ聖堂( Basilica Sanctae Mariae supra Minervam)でのごミサ。大きなお恵みでした。

 昨日はまた特別なお恵みがあり、主に感謝しました。感謝感謝の毎日です。(人´∀`*)

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シエナの聖カタリナ

2023年4月27日 (木)

祈ること

 自分が両親の年になるとつくづく思います。私が若い頃一時期祈りを忘れた頃がありました。でもその間も親は私のために祈ってくれていたことを。私が祈りを忘れても守護の天使と親の祈りで護られていたのですね。

 聖モニカも息子アウグスティヌスのために祈り続けました。親なら自分のことより子どものために祈るのは当たり前のこと・・・。でもその当たり前のことに気づいていない親もいます。子どものことを嘆くばかりで、その子のために祈らない。祈りの力は私たちの想像を超えるものです。子どもたちのために祈れば、主はその祈りに報いてくださいます。

 ということで、今日は夫に誘われて藺牟田池へ行きました。いつもの通り池のまわりをロザリオをしながら一周しました。

 絶滅危惧種のベッコウトンボを1匹だけ見ました。ラッキー!

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2023年4月25日 (火)

阿川佐和子さん

 私の好きな小説家阿川弘之さんの娘さんですね。海軍におられた阿川弘之さんの小説には『山本五十六』や『米内光政』など海軍を扱った作品が多いです。阿川弘之さんは「海軍には命がけで戦争に反対した人達がいた」と話しておられました。高い教育を受け、世界のことをよく知っている広い視野を持っていた海軍の人達だからこそ、現状をよくわかっていて戦争に反対したのでしょう。しかし彼らの声はつぶされていきます。

 阿川弘之さんの仲間が遠藤周作、北杜夫、なだいなだ、辻邦生さんたちです。皆さんお亡くなりになりました。なんだか正論を言う人がどんどんいなくなり寂しいです。

 娘さんの阿川佐和子さんは面白いというか楽しい方ですよね。知識豊かで教養溢れているのに、気取ったところがなく、気さくでどんな人をもド~ンと受け止めてしまう懐の深さ!考え方もお父様に似て真っ正直です。だから私は彼女の話を聞くのが大好きです。

 先日YouTubeの「TAKU-音TVたくおん」に阿川佐和子さんが出ておられました。相変わらず魅力的で、楽しい佐和子さんでした。


YouTube: 【突撃交渉】阿川佐和子さんに突然連弾を頼んでみた結果?!【ドッキリ】

2023年4月24日 (月)

ストレスの原因

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 朝の空腹時の血糖値がなんと156!!! (゚o゚;)~ ガーン ! なぜ?なぜ?・・・やはり昨日のストレスが原因か?帰宅後無意識のうちにしょっちゅう口に何かを入れていたのかもしれません。(入れていたのですね。)ストレスとは恐ろしい~!(ストレスのせいではなく私の意志の弱さのせいですがcoldsweats01

 気を取り直して、今日は間食を一切しないことにします。食後のデザートもなし・・・かも。

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 さて、私の思い書きたいことはたくさんあるのですが、書くのは難しいですね。誤解なく真意が伝わるかどうか・・・。

 教会を離れてしまった人たちについて。この人たちの教会に来なくなった理由や原因が実は私たちにあることに気づいていないのではないでしょうか。

 教会から離れてしまった人たちを呼び戻そうとしてあることを考えますが、そもそもそのことが教会を離れる原因であることに気づいていないのです。例えば教会での役目(仕事)が負担だけれど「No」といえない。ところが役目を与えればその人はそのために教会に来るようになると思っている人がいます。ますますその人にプレッシャーをかける事になります。またある人は陰で中傷(悪口を言われる)されたことが原因かもしれません。そもそも私たちが教会に行くのは先ずごミサに与るためであって、掃除や諸活動のためではないということです。当たり前ですが陰口や悪口などのおしゃべりをするためでもありません。

 病人は別として、ごミサが嫌で(信仰の迷い、喪失)来られないのか、それとも様々な活動や人間関係が嫌で来られないのかを知ることは大切です。それを知るにはまず神父様がその人の話しを聞いてあげることでしょう。そして原因が諸活動であるならば私たちがその人の希望を考慮し、人間関係なら私たちが回心してその人を迎えてあげるべきです。自分は嫌なこともやりたくないことも教会のため、キリストのために喜んでしているというのは本当に立派です。素晴らしい信仰だと思います。でもその信仰心を相手にも同じように求めるのはいかがなものでしょうか。

 「何事も皆が平等にしなければならない」という考えには疑問を持ちます。世間一般ではそうであっても教会ではそうあってほしくありません。聖パウロはローマ人への手紙で書いています。

・・・神がおのおのに分け与えてくださった信仰の度合いに応じて自分を評価し、程よく見積もるようにしなさい。私たちの体には多くの部分があるが、それらの部分がすべて同じ働きをしていないのと同様に、大勢のわたしたちも、キリストにおいて一つの体であり、一人びとり互いの部分なのです。わたしたちは与えられた恵みに従って、異なった賜物を持っているので、・・・奉仕の賜物であれば奉仕し、また教える人は教え、励ます人は励まし、施しをする人は惜しみなく施し、つかさどる人は心を尽くしてつかさどり、慈善を行う人は快く行うべきです。(ローマ人への手紙12章3節~8節)

2023年4月22日 (土)

私は世の光です


YouTube: Yo soy el camino firme | Música católica

notes ・・・・・

私は確固たる道であり、
私は命であり真理です。

・・・・・

私は命のパンです
そしてあなたと一緒にいました。 

・・・・・

私は良い羊飼いです
愛のために命を捧げます。

・・・・・ note

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 この歌を聴いていると本当に心が安らぎます。小さなことに思い煩っていた自分・・・「主への信頼はゆるぎない」と自覚させてくれる歌です。

2023年4月20日 (木)

春の木市

 庭の一角が空いたので何か木を植えたいと思い春の木市へ出かけました。

 ミモザは綺麗ですが根の張りが弱く台風で倒れたことがあるので却下。イペーも我が家の土には合わないらしく枯れてしまいました。数十年前モクレンの木がありとてもよく育っていたのですが、電話線に引っかかるというので切ってしまいました。今空いている所は電話線も電線もなく、なんといってもモクレンの花の咲いた樹形はとても美しいのでモクレンを植えることに決めました。

 さてそこで花は何色にしよう?夫と話し合うのですがこれがなかなか決まりません。真白、クリーム色、黄色、紫色、桃色それとも赤・・・。そして買ったのがこれです。

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 白モクレンとバルカンです。実をいうと木市にあったのは白が数本と白以外は紫が1本そしてこのバルカンが1本だけでした。やはりモクレンは秋の木市の方が豊富に出るのかもしれません。

 とにかく根付いてくれますように。( ◜◡◝ 人

2023年4月18日 (火)

つまずかせないように

 不思議ですね。酒井司教様の本を読み返していたところ、今の私にピッタリの箇所がありました。

「キリスト教に興味があります」と、教会に来て、だんだんと教会の中に入っていってですね、そこの信者さん同士に何か諍(いさか)いがあるとか、あるいは神父さんの悪口を聞くとか、そういうことがあれば、確かにつまずきになる危険性がありますよね。「イエス・キリストは信じたいけれど、キリスト教徒にはなりたくない」。そういうことになってしまう。それは私たち信者の側に大いに責任がある。私自身も含めて・・・・。(『雇われ羊飼いのみたび言いたい放題』より)

 これを読んで確かにその通りだと思いました。また司教様は説教でも話しておられました。「家族の中で一人だけ信者の人が、いつも教会から家に帰ってきて家族に教会の人の悪口を話していたとしたら、聞かされた家族は『教会はそんなに良いところなら私も行ってみようかな』とは思わない。そんな教会には行きたくないと思うでしょう」。

 私たちは故意にではなくても自分が気付かないうちに他の人につまずきの原因を与えている事がよくあります。司教様の本を通して今の私に主が諭してくださったのだと思いました。

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主に感謝!

主に信頼して

 日々いろいろなことが起きます。嬉しいことなら良いのにちょっと心が重くなることも。

 「聞いて悟りなさい。口に入るものは人を汚さない。口から出るものこそ人を汚すのである」。(マタイ15章11節~12節)

 そうですね。何気なく話したことが大ごとになったり、誤解を生んだり・・・さんざんです。こんな時に聖ホセマリアの言葉が頭に浮かびます。

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・せいぜい時間の無駄にしかならないような無益な思いは、遠くへ投げ捨ててしまいなさい。

(すぐに投げ捨てます。)

・あなたのエネルギーと時間は神のものであり、道端で吠えかかる犬に石を投げたりして、無駄にしてはならない。無視しなさい。

(気にせずに無視します。)

・心の痛みは神の愛の試金石であることを忘れてはならない。

(忘れません。)

・信心に凝り固まった人と信心深い人との違いは、聖人ぶった人と本物の聖人との違いに等しい。

(信心に凝り固まった人にはならないように気をつけます。)

・神の御母は慎みのこの上ない模範である。聖ヨセフにさえ、あの神秘を明かさなかった。あなたに欠けている慎みを聖母にねがいなさい。

(聖母に倣い慎みを身につけます。)

 これからは余計なおしゃべりはしないように気をつけます。主も聞いておられるのですから。これからも主に信頼して、主が望むことを愛します。heart04

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2023年4月17日 (月)

食べ物あれこれ

 Fr.Z のローマでの食事の一品。よく見るとお皿の上の方に写っている小魚は鹿児島名物の「きびなご」に見えるのですが・・地中海でもきびなごが取れるのでしょうか?小さなイワシならオイルサーディンでよく目にしますが。もしこの魚がきびなごなら、絶対に美味しいはずです。

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 今日偶然に立ち寄った蒲生のくすくす館で「ルバーブジャム」が販売されていました。外国のレシピによく登場するルバーブ、それから作るルバーブジャム。一度は食べてみたいと思っていました。迷うことなく緑と赤のジャムを買いました。

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 そして明日の朝食が待ちきれずに、少しだけパンに塗って味見をしました。う~ん期待が大きすぎたせいか、それほどの感動はないジャムでした。特に香りもなく野菜の味もかすか、酸味はありますがルバーブそのものの酸味か、添加してあるレモンのものかよくわかりません。くせがないので食べやすく、パンやお菓子に合うと思います。普通に美味しかったです。(*ˆ~ˆ*)

2023年4月16日 (日)

神のいつくしみの主日

 ヨハネ・パウロ二世教皇様は2,000年から復活の主日の次の日曜日=復活節第2主日を「神のいつくしみの主日」と定められました。そして2002年8月3日に「神のいつくしみの主日」に全免償を受けることができる旨の文書が発行されました。

 教皇様の「神のいつくしみのメッセージ」の中に、次のような文章があります。

人類は、時には悪と利己主義と恐れの力に負けて、それに支配されているかのように見えます。この人類に対して、復活した主は、ご自身の愛を賜物として与えてくださいます。それは、ゆるし、和解させ、また希望するために魂を開いてくれる愛です。この愛が、回心をもたらし、平和を与えます。どれほど世界は、神のいつくしみを理解し、受け入れる必要があることでしょうか。
 死と復活によって父の愛を現してくださった主よ。わたしたちはあなたを信じ、今日、確信をもってあなたに繰り返してこう述べたいと思います。イエスよ、わたしはあなたを信頼しています。わたしたちと全世界をあわれんでください。

 このメッセージはいつも私たちにとって新鮮なものです。今もこの世は悪と利己主義に覆われています。神のいつくしみを特に必要としている人達がそのいつくしみを理解して、それを受け入れ、回心して平和を築いていきますように。

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2023年4月13日 (木)

二人の聖人

 パソコンのお気に入りの整理をしていたところ、こんな動画がありました。久しぶりに見て、現代の聖人たちの姿にほっこりheart


YouTube: John Paul II & Mother Teresa of Calcutta: Beautiful friendship

 ついでに他の聖人たちにも登場願いましょう。


YouTube: Timeline of 250 Catholic Saints & Blesseds