祈り
クリスマスを迎える準備中。料理のプランはどんどん進むのに、肝心な心の準備が・・・。そんな中久しぶりに聖ホセマリアの『拓(ひらく)』を読み、祈りについてあらためて教えられました。
448 時間がなかったから祈らなかったって? 時間はあるではないか。それだけでなく、主のみ前で黙想し、仕事を整える努力をしないで、どんな仕事をするつもりなのだろう? 神と語り合わずに、その日の仕事を完全にやり遂げるなど無理な話ではないか? あなたの言い分は、授業をするのに忙しくて勉強する暇がない、と言うに等しい。ところで、勉強せずに良い授業などできるはずがない。
祈りは
451 念祷は、修道者の特権ではなくて、神の子であることを自覚するキリスト者全員の務めである。
477 ロザリオとは、口だけを動かして「アヴェ、マリア」を次から次へと、ぶつぶつ言いながら唱えることではない。そのくらいなら、いわゆる信心ぶった人たちも実行している。キリスト者の場合、口祷とは、心に根を下ろしたものでなければならない。ロザリオを唱える間、心が一つひとつの玄義の中に入り込み、黙想するのである。
• ホセマリア・エスクリバー・デ・バラゲル著『拓』の「祈り」の章より。
そして教皇ヨハネ23世も日記にこう書いています。