待降節
待降節第一主日です。また聖フランシスコ・ザビエルの記念日でもあります。私たちにとっては特に身近で大切な聖人です。なんといっても日本に初めてカトリックを伝えた人ですから。今日は聖フランシスコ・ザビエルに感謝をして、降誕祭を迎える心の準備を始めたいと思います。
先ずは祈りから。本棚を見ていた時、昔読んだ『祈りの小路』という本を見つけました。私は良書は必ず取っておくので、あらためて読みました。例えを用いて祈りについてわかりやすく書いてあるとても良い本です。
私はこういう本こそ洗礼を受けたばかりの方や、祈り方がわからないと思っている方たちに勧めたら良いと思います。でも1998年発行ですから、もしかしたら絶版になっているかもしれません。
本の中でこのような一文がありました。待降節中の励みとなります。
祈る時間を決め、それを毎日守るのは、実際やってみると大変難しいことです。これは、ある時には自己の怠け心と戦わなければならない犠牲となります。しかし、そのためにかえって神様をお喜ばせする行為となるでしょう。犠牲のあるところには、本当の愛があるのですから。