聖母の被昇天祭
聖母が亡くなり、彼女は魂と共にその身体も天に上げられました。聖母マリア様は神である救い主キリストを生んだ神の母なのでその特別な恵みをいただいたのですね。無原罪である聖母が魂だけでなく身体も天に上げられたのは不思議ではありません。ご復活後に昇天された主を信じるなら聖母も天に上げられたことを信じることができるでしょう。東方教会ではマリア様は亡くなったのではなく眠りにつき(生神女就寝祭)、魂だけ天に上げられて、天の国で新しい体をもらったと言われています。
日本にキリスト教(カトリック)を伝えた聖フランシスコ・ザビエル(イエズス会)はこの聖母の被昇天の日に鹿児島の祇園之洲(ぎおんのす)に上陸しました。また聖イグナチオ・ロヨラと共に7人でイエズス会を創立した日も聖母の被昇天の日です。
1999年「聖ザビエル渡来450年祭」の時にできた聖歌『ザビエル賛歌』はとても力強く、聖ザビエルの宣教への思いがよく歌われていると思います。聖母の被昇天の日は聖母賛歌とザビエル賛歌両方歌いたいですね。