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2023年6月22日 (木)

祈りの本~どれが良い?

  

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 今日は聖ヨハネ・フィッシャー殉教者と聖トマス・モア殉教者の日です。お二人が殉教された理由を今一度よく考えてみましょう。真理よりも世間の価値観を大切にしようとする今のカトリックの風潮は、ある祈りを祈祷書から省いていることにも表れているような気がします。

 カトリック教会に置いてある祈りの本はほとんどが『カトリックの祈り』です。でも私がお薦めするのは『カトリック祈祷書 祈りの友』です。祈りの数の多さと慣れ親しんでいる文語での祈りが載っています。以前にも書いた「始業の祈り」と「終業の祈り」も載っていますし、また免償などについての説明も載っています。  ただ2点だけ不満なのは文語での「聖母に一切を託する祈り(聖アロイジオ)」と「諸聖人の連願」が載っていないことです。諸聖人の連願は典礼聖歌で唱えるのが普通なので載せていないのかもしれませんね。『カトリック祈祷書 祈りの友』も田中司教様のIMPRIMATURがあるので教会でも問題なく使えますよ。

教会に置いてある⇩『カトリックの祈り』

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お薦めの⇩『カトリック祈祷書 祈りの友』

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