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2023年2月 2日 (木)

主の奉献

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 主の奉献の祝日です。当時のユダヤ人の習慣通り、イエズス様も生まれてから40日目に神殿で奉献されました。

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 今日は「マリアの清めの祝日」とも呼ばれ、たくさんのローソクをともしてお祝いする「Candlemas」とも言われています。またヨーロッパやアメリカなど多くの教会が今日クリスマスの飾りを片付けます。我が家も同じく今日片付けます。主の洗礼の日より幼子イエズス様を神殿で奉献する日の方がクリスマスを締めくくるのにふさわしい気がするので。100_2
 フランスではクレープを食べる日ですね。多くの人たちは日曜日のごミサには与らないけれどクレープは食べるようです。sad(残念!)なぜ主の奉献の日にクレープを食べるようになったのか、思い出してほしいですね。ヨーロッパの多くの人々にとって、キリスト教信仰は「文化遺産の一部にすぎない」と聞いたことがあります。あるフランス人は「復活祭とは春のお祭りのこと」とも言っていましたし・・・。ただの文化遺産なのか・・・可哀そう weep

 昔この日にフランスからローマへ巡礼した人たちが教皇様からご聖体をいただいたことに感激して、帰国後ご聖体に似た形のクレープを焼いてその出来事を記念したそうです。また、教皇様が巡礼の人たちにクレープを振舞ったからという説もあります。

100 昔は飛行機も無く巡礼の旅は大変だったと思います。特にローマへの巡礼は憧れであり、教皇様に会えるのも特別な喜びだったでしょう。当時のことを想いながら、私もクレープを作って「いただきま~す!」delicious 

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