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2018年5月 9日 (水)

神学院とオプス・デイ本部訪問

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 ローマにある 「Sedes Sapientiae :Collegio Ecclesiastico Internazionale」は教区司祭を育てる神学院です。アフリカ、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、世界中から若者が勉強に来ています。約85名の神学生は Pontificia Universita della Santa Croce(教皇庁立聖十字架大学)で約5年間勉強します。

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 この神学院はオプスデイ創立者の聖ホセマリアが「教区司祭を育てるための国際的な神学院」を作りたいと強く望んでできたものです(オプスデイメンバーの神学院は別にあります)。ですからオプスデイの精神が反映され、学生たちは教皇様に従うことや告解・ミサ・ご聖体等の秘跡を特に大切にし、よく祈り、教会の正しい教えを伝えられるように、そしてキリストが言ったように「仕える者となる」よう日々学んでいます。

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 神学生、先生(司祭)方は皆さん丁寧で明るくて温かい・・・とても居心地の良い・・・幸せな気持ちでした。昼食後は御聖体訪問をしてロザリオを祈ります。

 私たちを空港に迎えに来てくださったのはなんと神学院の副院長様、私のスーツケースを喜んで運んでくださる姿はキリストの教えそのものです。また教会から神学院まで車で往復してくださったのは前院長様。空港まで見送ってくださったのも神学院の神父様でした。この神学校でこのような司祭様方の姿を見ながら勉強できる学生は幸せだなとつくづく思いました。

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 後日、オプス・デイ本部に行きました。案内してくださったのはオプス・デイのヌメラリー。彼はブラジル人で京都大学に留学後ローマのサンタ・クローチェ大学で勉強を続けている学生です。ポルトガル語・日本語・イタリア語にスペイン語そしてラテン語もできる優秀な好青年でした。彼にも滞在中お世話になりました。感謝!

 本部にはオプス・デイ創立者の聖ホセマリア、その後継者であった福者ドン・アルバロとドン・ハビエルが埋葬されています。

 聖ホセマリアの聖遺物が展示されていている部屋もありました。また、聖ホセマリアの後継者である福者ドン・アルバロは教皇ヨハネパウロ二世と特に親しかったので、教皇様が亡くなられた後オプス・デイ本部に教皇様の服が寄贈され、それも展示されていました。オプス・デイはご聖体と告解をとても大切にしています。ですから聖櫃のある祭壇は特に美しく、また告解室も6部屋位ありました。

 オプス・デイとは「神の業」という意味です。詳しく知りたい方は下記のリンクへ。

http://opusdei.org/ja-jp/