2018年8月21日 (火)

林檎のケーキ2種

 林檎のジャズを見るといつも林檎ケーキを作りたくなります。そして林檎とアールグレイの香りが絶妙なバターケーキを作りました。

 バターケーキはどちらかというと秋・冬向きのケーキですが、真夏のこの暑さにも合わないことはありません。冷蔵庫で冷たくして食すれば・・・美味しい! リンゴはあらかじめ小さく切り砂糖で煮ておきます。基本のパウンドケーキの作り方と同じです。小麦粉にアールグレイ小さじ2杯を混ぜておくことと、粉を加える前に煮リンゴを入れるだけでOK。焼く時間も170℃で5分、160℃に落として35~40分位と、パウンドケーキを焼く時と同じです。

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(写真の色は悪いですが、実物は美味しそうな色です。wink

 リンゴを煮る時に丁字(クローブ)やシナモンを入れても良いのですが、アールグレイの香りを楽しむために今回は入れませんでした。

 もう一つはリンゴを薄切りにして、煮る時にグレナディンシロップを加えます。土台はヤコブのケーキ、その上にリンゴとアンゼリカを飾ると華やかのケーキに。これも美味しい heart01

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2018年8月17日 (金)

今日の福音

 

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そのとき、ファリサイ派の人々が近寄り、イエスを試そうとして、「何か理由があれば、夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と言った。イエスはお答えになった。「あなたたちは読んだことがないのか。創造主は初めから人を男と女とにお造りになった。」そして、こうも言われた。「それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。だから、二人はもはや別々ではなく、一体である。従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」すると、彼らはイエスに言った。「では、なぜモーセは、離縁状を渡して離縁するように命じたのですか。」イエスは言われた。「あなたたちの心が頑固なので、モーセは妻を離縁することを許したのであって、初めからそうだったわけではない。言っておくが、不法な結婚でもないのに妻を離縁して、他の女を妻にする者は、姦通の罪を犯すことになる。」弟子たちは、「夫婦の間柄がそんなものなら、妻を迎えない方がましです」と言った。イエスは言われた。「だれもがこの言葉を受け入れるのではなく、恵まれた者だけである。結婚できないように生まれついた者、人から結婚できないようにされた者もいるが、天の国のために結婚しない者もいる。これを受け入れることのできる人は受け入れなさい。」

 今日の福音朗読(マタイ19・3-12)です。よく世間一般では「カトリックの信者さんは離婚できない」と言われてます。その通りです。でも「カトリックなのに離婚している人もいますよ」という人もいるでしょう。しかしそれは民事上の離婚(役所に離婚届を出す)です。教会では離婚ではなくてそれはただ別居しているだけのことになります。

 夫か妻の片方が信者の場合、話は違ってきます(詳しく知りたい方は司祭に訊いてください)。結婚が秘跡であるのは二人共信者である場合、または片方の未信者が後に洗礼を受け二人共信者になった場合です。そしてその時から結婚が秘跡になるのではなくて最初から秘跡になります。

 「神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない」と、キリストははっきりと言っています。神様が間違って結び合わせることはないでしょう。

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2018年8月15日 (水)

聖母の被昇天(祭)

 聖母の被昇天の日、聖フランシスコ・ザビエルはこの日を選んで鹿児島に上陸しました。日本のキリスト教宣教の始まりの日です。聖母の被昇天を祝うと同時に聖F.ザビエルに感謝しなければ。また戦争が終わり(日本がポツダム宣言を受諾したのは8月14日)、日本に平和が訪れた日でもあります。

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聖母の被昇天:エル・グレコ

2018年8月14日 (火)

聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者(記)

 今日は私の所属するAカトリック教会の守護聖人の祝日です。

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 犠牲のない愛はありません 聖マクシミリアノ・マリア・コルベ

 カトリックの国ポーランドも近年アメリカの影響が強くなり、教会離れが起きつつあります。社会主義から解放され、経済が良くなるのに反比例してミサに与る人は減り、召命も減っています。それでもまだ西ヨーロッパに比べればずっとよいかもしれません。厳しい状況や迫害があれば信仰は強くなるのに、緩く甘い楽な時代ほど信仰は薄れ、人間の傲慢がまん延します。

 私が学生の頃は今のようにパソコンはなく、外国に友達を作る唯一の方法はペンパル(手紙のやり取り)でした。私もポーランドにペンフレンドがいました。ポーランドはまだソ連の下で社会主義国家と言われていた時代でしたが、私がコルべ神父様について手紙に書いたところ、ペンフレンドからコルベ神父様に関する教会の雑誌が何冊も送られてきました。自国の司祭に関心を持ってくれたのがよほど嬉しかったのでしょう。高い送料を払ってまでコルベ神父様について教えたかったペンフレンドの気持ちがとても嬉しくて印象に残っています。

 たとえ社会主義の時代でも信仰を守り伝え続けたポーランド国民を尊敬します。そしてマリア様を愛し殉教された聖コルベ神父様に、どんな苦難の時も信仰によって希望を見出すことができるように主への取り次ぎを願います。

2018年8月10日 (金)

8月6日と9日

 

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長崎平和記念像

 毎年8月の6日と9日が過ぎると、いよいよ終戦(敗戦)の日が近づいてきた気がします。毎年毎年くり返し平和宣言をしても戦争は無くなりません。それでも私たちは平和を願い、言葉にし続けなければなりません。

 この時期になると亡き母は戦争が終わった時どれほど嬉しかったかよく話してくれました。戦時中東京にいた母は空襲で友人を失い、やっとの思いで実家にたどり着きました。戦争に負けた悲しみ(?)より、とにかく戦争が終わったという喜びでいっぱいだったそうです。おそらく当時はそのようなことを口にしたら「非国民」と呼ばれたでしょう。

 戦争は人を狂わせます。異様な高揚感と利己主義。唯一の被爆国が核兵器禁止に反対している現実。安倍首相は核兵器禁止条約に反対していることについて「日本は核兵器禁止についてのアプローチの仕方が違うので」と言っています。アプローチの仕方?では具体的にどう違うのか、納得できる説明はありません。

 首相の言うアプローチが「核抑止力」のことだとしたら、それは「『核兵器のある世界よりも、もっと悪いのは核兵器のない世界だ』と言っているのと同じこと」(スティーブン・リーパー氏の言葉)です。

 各国の指導者が心から人の命を何よりも大切に思うなら、平和を望むなら戦争はすでに無くなっているでしょう。

 私たちが平和を望むなら、本気でそれを実現しようとする指導者を選ばなければなりません。

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1945年9月23日長崎(Fr.Zブログより)

2018年8月 7日 (火)

死刑について

教皇庁教理省長官、ルイス・ラダリア枢機卿は、8月1日付で文書を発表
 
教皇フランシスコは、『カトリック教会のカテキズム』中の、死刑について言及する部分、n.2267の変更を承認。これにより、同箇所は、「教会は福音の光に照らし、『人間の不可侵性と尊厳を侵害することから、死刑は許容しがたいもの』と教えている」と、書き換えられた。
 
 これについては菊地大司教様が自身のブログにわかりやすく説明されておられます。是非一読ください。 http://bishopkikuchi.cocolog-nifty.com/diary/

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2018年8月 6日 (月)

主の変容(祝)

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  今日の第一朗読の「ダニエル書」について、ラウダーテ(女子パウロ会)の教会カレンダーでは次のように書いてあります。

 ダニエル書では、バビロニア ― ペルシア時代のダニエルの信仰の戦いと、預言書の著者の時代とをオーバーラップさせ、後半では自分たちの時代を ダニエルに預言させることにより、(1)神は忠実な信仰者を決して見捨てない。(2)神は必要な知恵と洞察力とを与えてくださる。(3)これらを信頼してどのような困難な時にも最後の勝利を信じ、戦うように、と訴えています。

 主は必要な知恵を与えてくださり、主はどんな困難な時でも主を信じる人を見捨てることはなさらない、・・・なんだかほっとした気持ちというか安らぎを得ました。

2018年8月 4日 (土)

聖マリア・ヨハネ・ビアンネ司祭(記)

 全世界のカトリック司祭の保護の聖人です。自身は清貧に努め、お金も時間も主のためならばおしみなく使った司祭です。アルスの小教区のために一生を捧げました。すべての時間を羊の群れのために捧げた牧者、だから聖人なのですね。

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 聖ビアンネの生涯について読むたびに、当時のフランス革命の影響がいかに悪かったかわかります。私の学校では歴史の先生が「フランス革命(自由・平等・博愛)がどんなに素晴らしいことか」話され、私はそれを鵜呑みにしていました。多くの人がそう教わり信じているでしょう。しかし結局革命は革命です。神を暴力や破壊で否定することが素晴らしいわけがありません。

2018年8月 3日 (金)

りんごケーキ(シャルロトカ)

 今はリンゴの時期ではないですが、南半球のニュージーランドでは7月8月にサイフレッシュという品種のジャズ(商品名)が旬です。適度な酸味もあるので紅玉のない日本の今の時期にはりんごケーキにピッタリです。

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 その「ジャズ」を使ってポーランドのリンゴケーキ「シャルロトカ」を作りました。レシピでは大きいリンゴを4個から8個使うのですが今回はリンゴが小さかったのでちょっと嵩の低いケーキになりました。でも美味しいです。

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林檎ケーキ(シャルロトカ)

材料: リンゴ 4個~8個・1.5kg.(皮と芯を取り小さく切り、砂糖大匙2とシナモン適宜で煮る) 

    薄力粉 300g. 砂糖 大匙5  バター 250g.  卵 1個

    バニラエッセンス 適宜  粉糖 適宜

・ オーブンを180℃に予熱、角型にオーブンシートを敷く。

・ リンゴを煮て冷ます。

・ もみこみ式でパイ生地を作り冷蔵庫で休ませる。

・ 生地を二つに分けて、半分は伸ばして型の底に敷く。

・ 次にリンゴを敷き詰めて、その上に残りの生地を伸ばして手でちぎりながらリンゴを被う。

・ オーブンで約40分(様子を見ながら)焼く。

・ 冷めたら粉糖をふる。

* 生地には卵黄(2個分)だけを使い、卵白(2個分)は固く泡立てて砂糖を入れメレンゲにして煮リンゴを被い、その上にパイ生地を手でちぎって被うレシピもあります。こちらの方が正統なレシピかもしれません。あるいは地方によって若干違うのかも。共通していることは四角い型で焼くことです。

2018年8月 1日 (水)

神のいつくしみの祈り

 今日ご聖体訪問のため教会に寄ったところ、丁度祈りの集いが終わったところでした。月に一回「聖ファウスティナのいつくしみの祈り」をしているとのこと。多分聖ファウスティナが午後3時にキリストの受難と十字架の死を黙想して祈るように言われたので、この時間に祈っていたのでしょう。

 祈りの集いに参加せずに聖ファウスティナの「神のいつくしみの祈り」をしたい方のために

神のいつくしみのチャプレット

主の祈り アヴェ・マリアの祈り 信仰宣言 (各1回)

永遠の父よ、私たちと全世界のすべての罪のあがないのために、あなたの最愛の子、私たちの主イエス・キリストのおん体とおん血、ご霊魂と神性をみ前に捧げます。 (1回)

イエスの痛ましいご受難によって、私たちと全世界にいつくしみを注いで下さい。 (10回)

[5連くり返す]

聖なる神、聖なる全能の神、聖なる永遠の神よ、私たちと全世界を憐れんで下さい。(3回)

 久しぶりに娘から借りたままになっている『聖ファウスティナの日記』を読んでみたくなりました。

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 私は今はロザリオの祈りで十分です。ごミサ、聖書、ご聖体訪問、教会の祈り、ロザリオ・・・告解・・・そして聖ホセマリアの取り次ぎを求める祈り

神よ、御身(おんみ)は聖母の取次ぎを通して、主の司祭・聖ホセマリアに数々の御恵みを与え、専門職とキリスト者としての日々の務めを果たしつつ聖性を求める道、オプス・デイ創立の忠実な道具となさいました。どうか私もまた、日常生活のあらゆる瞬間と状況を主を愛する機会とし、信仰と愛の光をもって地上を照らし、教会と教皇、そしてすべての人々に喜びと真心を込めて仕えることができますように。聖ホセマリアの取次ぎによって、私の願い(ここでお願いをする)をお聴き入れください。アーメン。

主の祈り アヴェ・マリアの祈り 栄唱

2018年7月29日 (日)

ミューズリーのクッキー

 昔はオートミールクッキーをよく作っていましたが、最近はオートミールを食べないので作りません。代わりに作ったのがミューズリークッキーです。グラノーラではなくミューズリーを使います。

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  ⇩ 使ったミューズリーはファミリアのこれ。

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 オート麦フレーク、コーンフレーク、ひまわりの種、かぼちゃの種、ごま、干しりんご、ライ麦粉、アーモンド、ココナッツフレーク、蜂蜜、シナモン、等が入っていて栄養満点。麦が少し硬いせいか、年配の方は食べ辛そうでした。若い人には人気があるのですが。お腹の持ちも良いので軽食にお薦め!

2018年7月27日 (金)

リンゴ椿

 我が家にある椿の中で一本だけ巨大な実(種)をつける木があります。どうやら「リンゴ椿」別名「屋久島椿」と言われるヤブ椿の変種のようです。

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 花はヤブ椿と変わりありません。しかしその実は普通のヤブ椿の何倍も大きいのです。中の種は普通の大きさで、外皮だけが以上に厚いのです。

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真ん中が本物のリンゴ

 この種を植えて発芽させたら同じリンゴ椿に成長するのでしょうか?試してみます。花が咲くまで何年かかるかな?

2018年7月26日 (木)

聖ヨアキムと聖アンナ(記)

 マリア様のご両親聖ヨアキムと聖アンナの記念日です。お二人については福音書には何も書かれていません。外伝には書かれているようですが・・・。

 自分の娘があのような生涯を送ることを受け入れたご両親はマリア様と同じく「み心のままに」と主のみ旨を受け入れた信仰篤き人です。また心の清いマリア様を育てたのはただ聖霊の恵み・主の計らいだけではなくご両親の努力があればこそでしょう。放任主義で何もせずに主に任せっぱなしではなかったはずです。ご両親はマリア様に神様のことをいつも話し、祈りを教え、深い信仰を伝えたと思います。

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聖アンナ・聖マリア・聖ヨアキム もう一つの聖家族です。

2018年7月25日 (水)

聖ヤコブ使徒(祝)

 今日は使徒聖ヤコブの祝日です。きっとスペインの家庭ではヤコブのケーキを焼いて祝っていることでしょう。

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ヤコブのケーキ

 使徒ヨハネの兄弟でスペインの守護聖人の聖ヤコブは使徒の中で最初に殉教したと言われ大ヤコブと呼ばれています。

 サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼は有名ですね。大聖堂にはサンティアゴ=聖ヤコブの遺骸が収められていると言われ、世界中から多くの人が巡礼に訪れます。

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サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路

2018年7月23日 (月)

主が望むこと

主が何をお前に求めておられるかは
お前に告げられている。
正義を行い、慈しみを愛し
へりくだって神と共に歩むこと、これである。(ミカの預言6-8)

 今日の朗読の最後の部分です。「正義を行い、慈しみを愛し、へりくだって神と共にあゆむ」と。毎日これらのことを意識して生活するように努めなければ・・・でも難しいことです。意識して努力しなければなりません。意識せずに自然とそう生活できる人は本当に幸せです。正に信仰の人です。

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2018年7月22日 (日)

聖マグダラのマリア(記)

 よく「自分探し」をする人の話を聞いたり、「そのままのあなたでいいよ」とかいう言葉聞くたびに、「そうかな?違うと思うな~」と感じていました。私の疑問をスッキリとしてくださったトマさん、さすがトマさんです。

 『トマさん祈りの部屋』からの一部コピーです。⇩

一昔前、「自分探し」が流行りました。・・・本当の「自分らしさ」は、どこにあるのでしょうか?・・・・・世間的な物差しで人生を測ると、勝つか負ける、成功か失敗、幸運と不運などに区別されます。しかし、人間は偶然の産物ではなく、神の愛によって生まれ、育まれ、完成するものです。そこには世間的な価値観では測れない霊的な側面があります。神と自分の関係に気付いた人だけが、本当の意味で「自分らしさ」を理解し、納得できます。・・・・・「あなたは、今のままでいいよ」とか、「無理しなくても、今のあなたがあなたらしい」という自己肯定を勧める言葉が氾濫しています。神が描いた各自のキャラクターを生きるという意味なら正解ですが、自分勝手なキャラクターを生きることは、物語を台無しにします。神のキャラクターを台無しにする自分勝手を罪と言います。「怠惰、高慢、虚栄心、わがまま、下品な好奇心、悪口、言い訳、依存心など」は、けっして「そのまま」でよくありません。これらは心の不純物で、神がお望みの自分を妨げますから、取り除く努力が欠かせません。戦うことで、「自分らしさ」が輝き出て、全体の神の物語が生きるのです。2018/07/11 聖ホセマリア著『道』第1章「性格(キャラクター)」解説より

 その通りですね。「そのままのあなたで」とか「ありのままのあなたで」とか言われると、何て優しい甘いささやきに聞こえます。でも、キリストは罪人を呼んだ時に「そのままのあなたで良い」とは言っていません。呼ばれた人は皆キリストに倣う生活をするよう変わりました。聖マグダラのマリアは生活を改めて、二度と同じ罪を犯しませんでした。キリストは姦通の女(マグダラのマリア?)に会った時に「わたしもあなたを罪に定めない。今のあなたのままでいいよ」とは言われず、「私もあなたを罪に定めない。行きなさい。そしてこれからは、もう罪を犯してはならない」と言っておられます。

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聖マリアマグダレナ

2018年7月19日 (木)

デーツ

 私はデーツが大好きで、安いとつい買ってしまいます。そのまま食べるのも美味しいのですが、今回はこの甘さを利用してデーツマフィンを作りました。

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材料: ブランデー漬けデーツ 約15~20個位

    ホットケーキミックス粉 200g.

    砂糖 70g.またはデーツシロップ大匙2~3(好みで加減)

    卵 2個

    バター  50g.(ヘルシーにしたければオリーブ油50ml.)

    生クリーム 100ml.(牛乳でも可)

・オーブンは180℃に予熱しておく。

・ブランデーに漬けたデーツの実は種を取って刻む。

・卵を泡立て器でよく混ぜ、砂糖(またはデーツシロップ)、生クリーム、溶かしバター(さましたもの)を加えホットケーキミックス粉とデーツも加えて混ぜる。(卵を泡立てるほどに良く膨らむ)

・マフィン型の半分くらいまで生地を入れて約20分位様子を見ながら焼く。 

 デーツはとても甘いのですが、風味がありません。そこでデーツをブランデー漬けにして使いました。多分ラム酒でも美味しいと思います。次はフルーツケーキを作る時に入れようと思います。

 デーツシロップもよく使います。蜂蜜と同じようにトーストやパンケーキに塗ったり、煮物をする時には砂糖代わりに、カレーの隠し味にも。

 ペースト状のデーツもあるようですが、私はまだ使ったことがありません。多分ケーキやパンを作る時の生地に練りこんだり、あるいは餡と同じようにお団子につけたり、ジャムのようにトーストに塗ったりして使うのかもしれません。一度買って試してみようと思います。

2018年7月16日 (月)

大阪教区司教叙階式

 ホセ・マリア・アベイヤ司教様、パウロ酒井俊弘司教様おめでとうございます。前田枢機卿様の司式で叙階式ミサがたてられました。

 叙階式です。⇩

https://www.youtube.com/watch?v=NJZj6Ke1Id4

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2018年7月15日 (日)

7月のお花

 

Dscn2915_2   昨日はお花教室でした。今月の花材は枝物の錦木、白い花が美しいシャローム、水色のルリ玉あざみ、赤い実のピペリカ、そして鮮やかの黄色のオンシジュームです。

 花器の水色とルリ玉アザミの色が似ていて、一体感が出ました。シャロームが涼しげです。錦木の葉は緑から真っ赤になるそうです。青葉の緑色も爽やかで良いですが、きっと秋に真っ赤に紅葉した錦木も綺麗いでしょう。

 夏らしくガラスの花器に生けてみました。冬は陶器のぬくもり、夏はガラスの涼しさ、また竹の素材も良いですね。

2018年7月14日 (土)

聖カミロ・デ・レリス司祭(病人と医療従事者の守護聖人)

 

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 ローマの聖マグダラのマリア教会へ行った時に、一つのチャペルの前に聖カミロの御絵が沢山置かれていました。私は後で知ったのですが、この教会に聖カミロが埋葬されていたのです。私もご絵を一枚いただき、病気の人のために聖カミロに取り次ぎを祈りました。

 1550年に生まれた聖カミロの性格は短気で攻撃的で、しかも賭博やお酒が好きな生活をしていました。しかし、ある修道士の説教を聞いて回心し、悪い習慣を断って病院で働き始めました。そして聖フィリッポに司祭になることを薦められて、34歳で司祭になり、2人の同志と共に「病人のしもべ」(Ministers to the Sick)という修道会(後のカミロ修道会:Camillians)を創立しました。

 カミロ修道会は病人に仕える聖職者修道会です。会員は肩や胸に赤い十字架をつけて活動し、この修道会の活動が赤十字運動のもととなりました。聖カミロ・デ・レリスは、病者と医療従事者の守護聖人です。