三大天使の他にも天使はたくさんおられます。その中でも特に身近な天使が守護の天使です。
よく吊り橋や崖の近くにいる子どもを後ろから見守る守護の天使の御絵があります。それは子どもたちを事故や病気などから守るのが天使の役目だといっているようです。しかし私は天使たちの役目は子どもたちの身体を守るというよりもむしろ霊魂を守ってくれることだと思います。守護の天使たちは子どもたちの心が悪に傾かないように、誘惑に負けないようにいつも助けてくれているのではないでしょうか。文語での守護の天使への祈りに「主のおきてに背かざるようわが歩みを導き給え」とあります。子どもも同じでしょう。
*やはり祈りは文語(古い)の方が良いですね。文語と口語の祈りの違いは上手く言えませんが口語の方は意図的にぼやかされたり、意味が微妙に違ったり。例えば「聖寵」が「めぐみ」になったり、「我らが人に赦す如く、われらの罪を赦し給え」が「わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします」と、逆になったり・・・。私は文語体の祈りの方が品格があるように感じます。
とにかく文語でも口語でもどちらでもよいので先ずは祈りましょう!祈りを子どもに教えましょう。
小さきテレジアの記念日の今日11時からカテドラルザビエル教会でペトロ竹山昭神父様の葬儀ミサと告別式があります。
ここに竹山神父様の司祭叙階の記事が載っている昭和42年(1967年)の教区報のコピーがあります。神父様は長崎のご出身でお兄様も長崎教区の司祭と書かれています。信仰に満ちた家庭に生まれ育ち、信仰のうちに帰天された神父様はまさに「信仰の人」でした。
竹山神父様がたてる夜のごミサに何度も与りました。説教はいつも長いでしたがその内容は聞いていて心地よいものでした。告解の時にも丁寧に応え諭してくださいました。
竹山神父様には感謝の気持ちでいっぱいです。「ありがとうございました。これからは主のもとで安らかに!」
29日未明、鹿児島教区司祭ペトロ竹山昭神父が帰天されました。
仮通夜: 29日 18:30 カテドラルザビエル教会
本通夜: 30日 18:30 〃
葬儀ミサ:10月1日 11:00 〃
皆さんも一緒にお祈りしましょう。
聖トマス西と15殉教者の記念碑:中町カトリック教会
26聖人は有名ですが、聖トマス西と15人の殉教者についてはよく知らない方もおられると思います。
1987年教皇ヨハネパウロ二世によって列聖された最初の日本人司祭聖トマス西、また15人の殉教者の中で特に知られているのが二人の聖女、長崎の聖マグダレナと大村の聖マリナでしょう。二人共ドミニコ会の第三会員でした。聖マグダレナは13日間も穴吊りの刑に耐えて天国へ召されました。聖マリナは火あぶりの刑で殉教しました。
私が特に気になった聖人が京都の聖ㇻザロです。彼は捕えられた後、拷問に耐え切れずに転んで信仰を捨てると言いました。しかし牢獄に戻った彼を司祭や信徒たちが励ましました。励まされた彼は再び信者であると信仰告白して穴吊りの刑で殉教したのです。
転んで牢獄に戻ってきた彼を司祭や信徒たちは責めるのではなく励ましたのです。彼のために一生懸命祈ったことでしょう。これこそがキリストの愛の教えです。彼自身の痛悔の祈りと信者たちの祈りによって消えかけていた彼の信仰の炎は再び燃え上がりました。
迫害、病気、様々な問題で苦しんでいる人や孤独な人のために祈ることがどれほど大切か、この聖ㇻザロの話でよくわかります。「祈らない聖人なんて聞いたことがない」と聖ホセマリアも言っています。祈りと信仰は切り離せません。「祈りのないところには信仰もない」と言っても過言ではないと思います。
聖トマス西と15人の殉教者についてはカトリック中央協議会のホームページに詳しく載っていますのでご覧ください。私たちは聖人として名前の記録された人達の他にも多くの無名の殉教者がいたことを忘れてはなりません。
https://www.cbcj.catholic.jp/wp-content/uploads/1988/08/tomas.pdf
YouTube: Cómo celebrar ad orientem
2016年システィーナ礼拝堂での教皇様のごミサ
YouTube: Por qué celebrar la misa "ad orientem"
何故「東(神)に向かって」ごミサを立てるのか?
YouTube: La espectacular presentación de Il Voló en la vigilia de la JMJ Panamá 2019
欲を言えば Il Volo の「Salve Regina 」を聴きたかったな~
甘酒を使う蒸しケーキをレンジで作りました。あまりにも簡単なので味はどうかなと少し不安でしたが、甘酒の風味がして美味しかったのでレシピを載せます。
・ホットケーキミックス粉 200g.
・甘酒 250ml、
・ひまわり油(またはサラダ油) 大匙1強
材料をすべてよく混ぜて、マフィン型(1/2位)に入れてレンジ500w.で約7分位。竹串を刺して何もついてこなければできあがりです。この分量でマフィン型6個できました。ミルクコーヒー味は炊飯器で作ったのでレンジより時間はかかりました。
甘酒のかわりにミックスキャロットなら小さな子どものおやつにピッタリ。でもね甘酒味が一番おいしかった!甘酒>ミックスキャロット>ミルクコーヒー
先日お花教室がありました。9月も半ばになりましたがまだまだ残暑は厳しいですね。それでも店頭には秋の花が出始めています。
今月の花材は木いちご、ゆり、ガーベラ、りんどうです。
・主位は垂直(0度)から45度の間の傾き、副位は30度、客位は60~80度位傾ける。上から見ると主位、副位、客位が三角形になるように。
・副位の高さは主位の2/3位、客位は副位の1/2位の高さに(長さではなくて高さ)。
・今回は主位、副位、客位を同じ木いちごにしましたが、それぞれに違う花材でもよい。
・リンドウは鋏で切らずに手で折る。
・百合のつぼみが多過ぎたり、木いちごの葉がこみいっている時には適宜に鋏を入れて除く。
・手前にある花の向きは下の方ではなく主枝の方向に向ける。
・切り口は水に接する面を広くするために斜めに切る。
・花の向きや長さを決めて鋏を入れたらすぐに剣山にさす。
・水の腐りを防ぐために小匙1/2位の台所用漂白剤を入れると花が長持ちする。
私の知らないウンリュウグワ(雲竜桑)の話が出たので帰宅後調べてみました。別名セッカングワ(節曲桑)と呼ばれるように、枝がねじれて伸びる高木です。写真で見ると私がイメージしていたものとはだいぶ違いました。
枝垂れ桑(シダレグワ)というものもあるようです。こちらは枝が垂れてこんもりした樹形です。桑にも色々な種類があることを知りました。勉強になるな~!
枝垂れ桑 ⇩
どの聖堂に入ってもまず目に入るのが正面の祭壇上にあるキリストの十字架です。キリストの身体のない十字架はただの十字架、二人の強盗もキリストと同じように十字架につけられました。十字架に磔になったキリストの姿があってこそ十字架の意味がはっきりと伝わります。
十字架称賛の日、キリストの身体のない十字架について、「キリストはすでに復活しているからキリストの身体はなくてもおかしくありません」というこじつけの説明は聞きたくありません。キリストが十字架にかけられた意味をキリストのいる十字架の前で黙想したいです。
『ローマ・ミサ典礼書の総則』
117 祭壇は少なくとも一枚の白い色の祭壇布で覆われる。さらに、祭
壇上もしくは祭壇の近くに、火をともしたろうそくを以下のように置く。
どの祭儀においても、少なくとも 2 本を置く。あるいは、とりわけ主日
のミサや守るべき祝日の場合は 4 本もしくは 6 本、また、教区の司教
が司式する場合は 7 本を置くようにする。なお、祭壇上あるいは祭壇の
近くに、磔刑のキリスト像のついた十字架を置く。ろうそく台と磔刑の
キリスト像のついた十字架は、入堂の行列の際に運ぶことができる。
総則では「祭壇上もしくは近くに磔刑のキリストの像のついた十字架を置く」とあります。教皇様のごミサでは祭壇の中央にキリストの十字架を置いています。たとえ祭壇の後ろにどんなに大きく立派な十字架が掲げられていても、教皇様は主に向いています。祭壇がキリストの体ならなおさらその上にマイクを置くのではなく十字架を。
そもそも以前のような祭壇で、祭壇(十字架と聖櫃)の方を向いてごミサをあげていた時にはこのような問題は起きなかったのです。
TURN TOWAEDS THE LORD AGAIN ! ⇩
カトリックならキリストの身体のある十字架を!
先日ローソンで「バスク風チーズケーキ」なるものを見つけました。自分で作ったものと同じ味なのかな?と思い一個だけ買って夫と分けて食べてみました。美味しかったのですがお店の物は添加物が入っているせいかやはり私の手作りの方が美味しい気がしました。皆さまには是非手作りをお薦めします。
私が教えてもらったレシピは「セバスチャンのチーズケーキ」、でも材料・作り方は「バスクチーズケーキ」と同じです。型に合わせてぴったりと型紙を敷くのではなく、わざとくしゃくしゃのままで敷き、上部がこげるくらいしっかりと焼くのが特徴です。
材料:・クリームチーズ 600g. ・卵 4個 ・砂糖 200g.
・生クリーム 350ml ・小麦粉 大匙1 強
室温に戻して軟らかくしたクリームチーズに砂糖を加えてよく混ぜます。次に卵を加えてもったりとするまでよく混ぜます。生クリームも加えて同じく混ぜます。最後に小麦粉を入れてよく混ぜます(すべて泡立て器を使って)。 ペーパーを水でぬらして型にしき、生地を入れて200℃で約40分焼きます。
上記の分量はヨーロッパサイズ、大きいので私はいつもクリームチーズ400g、卵3個、砂糖100~150g、生クリーム200ml、小麦粉大匙1で作ります。焼く時間は200℃で30~35分です。私は四角い型を使いますが勿論丸い型でもOKです。
一昨日は聖モニカ、昨日は聖アウグスティヌス、今日は洗礼者聖ヨハネ殉教記念日です。聖アウグスティヌスがあげたごミサと同じように「TURN TOWARDS THE LORD」に戻りましょう。司祭が会衆の方を向くのはやはりおかしいと思います。と、私が言ってもFr.Zが言っても何も変わらないのはわかっていますが、それでも言わなければなりません。
FrZ.は言います。
“[A] common turning to the east during the Eucharistic Prayer remains essential. This is not a case of something accidental, but of what is essential. Looking at the priest has no importance. What matters is looking together at the Lord. It is not now a question of dialogue but of common worship, of setting off toward the One who is to come. What corresponds with the reality of what is happening is not the closed circle but the common movement forward, expressed in a common direction for prayer.”
私も同感です!!
永井隆博士の本は『長崎の鐘』を学校で教わったことで永井博士についてわかったような気になり、他に博士が書かれた本をじっくりと読んだことはありませんでした。学校ではただ「原爆の恐ろしさ」ばかりが印象に残り、「カトリック信仰」についてはほとんど記憶にありません。
これは学校教育のせいかもしれません。宗教はタブー視されているせいでしょう。フランス革命についても同じです。永井博士=原子爆弾の脅威のイメージばかりが強くて、永井博士=カトリック信仰は学校では教わりませんでした。
ある人の『如己堂随筆』の感想を読んでみて、この本を私も是非読みたいと思い早速買い求めました。そして読んでみての感想は『自分自身が恥ずかしい』の一言です。私はカトリック信者として偉そうにこのブログを書いていたことを本当に恥ずかしく思いました。永井隆博士のカトリック信者としての生き方、信仰にただただ心打たれました。主は博士にこれらのことを書かせるために限られた時間をお与えになったのでしょう。
まだ読んでおられない方は是非読んでみてください。カトリック信者は自分の信仰について黙想するきっかけにになると思います。またカトリック信者でない方はカトリックの教えについて知ることができるでしょう。これらの本に出合えたことを主に感謝します。