2019年5月12日 (日)

福者アルバロ・デル・ポルティーリョ記念日

 今日は聖ホセマリアの最初の後継者でオプス・デイ属人区長であった福者アルバロ・デル・ポルティーリョの記念日です。福者ドン・アルバロをご存知ない方のために3本の動画を載せました。すべてオプス・デイから勝手に拝借しました。(*_ _)人


YouTube: Beatification of Álvaro del Portillo: video summary


YouTube: El beato Álvaro y la misericordia de Dios


YouTube: Trabajar para los demás (versión internacional)


 ドン・アルバロの列福式、神のゆるしについてのお話、そして働きについての動画3本です。福者アルバロ司教様について私が書くよりもずっとわかるでしょう。

 今週末18日土曜日にはスペインのマドリードで尊者グアダルーペ・オルティス・デ・ランダスリさんの列福式があります。彼女を通して主が働かれた証ですね。聖ホセマリアを愛する世界中の人が喜んでいます。主に感謝!

2019年5月 9日 (木)

学ぶ

 近頃思うこと、それは「学ぶ」ことの大切さです。なにも良い成績をとるためや他の人と比較するためではありません。自分の能力に見合った学びのことです。

 学ぶことは一生続きます。私のような主婦でも主婦業を学び続けます。料理のレパートリーを増やしたり、効率のよい掃除の仕方、家族にとって良いことは何かを学び考えます。そして司祭様も学び続けます。司祭様が真理を知らなければ信徒を真理へと導くことはできません。同じく私たち信徒も学び続けなければなりません。私たちは知らないことがまだ沢山あります。司祭様から教会の正しい教え・真理を学び続けなければ。

 弟子たちはイエズス様から直接教えてもらいました。私たちは司祭様から教えてもらいます。信徒が知らないのは司祭様が教えていないからでしょう。

 フランシスコ教皇様は初めて訪問先の国でのごミサで初聖体の子どもたちにご聖体を授けました。そのご聖体拝領の前に子どもたちに話されました。「心静かに、イエズス様のことだけを思って・・・」私も教皇様に教えられました。(動画 46:50 頃から)


YouTube: Pope Francis - Rakovsky - Holy Mass 2019-05-06

連休が明けて

 メダカの赤ちゃんはあっという間に30匹以上に、まだ卵があるのでひょっとしたら50匹位になるかもしれません。自然界なら他の魚の餌になり生き残るのは少ないでしょう。もう少し大きくなったら一部を川に放流するか、「メダカあげます」の張り紙をして欲しい子にもらってもらうか、思案中です。

 連休の間衣替えをして、パソコンの中もきれいにしました。保存していたお気に入りの写真や音楽、動画を整理したのです。そして、片付けをする時にはいつもそうですが、忘れていた物を見つけてはそれに見入ってしまうのです。その一つがプルシェンコのスケート動画。やはりすごいですね、この方は。


YouTube: プルシェンコ 『ニジンスキーに捧ぐ』 2004 RN 芸術点オール6,0 Plushenko

 スポーツというより芸術作品ですね。

2019年5月 5日 (日)

最近思うこと色々

 教会が危ない!大天使ミカエルのチャプレットを・・・いえ、ここは聖ファウスティナのイエズスの聖心のチャプレットを祈った方が・・・、それよりも聖ヨセフのチャプレットで取り次ぎをお祈りした方がよいかも・・・等々。

 様々なチャプレットを祈ってみて・・・結局私が落ち着いたのはいつものロザリオでした。バラの冠の祈りは私に一番向いているようです。

 夫の勧めで『天使祝詞』の「…天主の御母聖マリア、」の後に「聖ヨセフ」を加えて祈っています。「…天主の御母聖マリアと聖ヨセフ、罪人なるわれらのために、今も臨終ののときも祈り給え」となります。『アヴェ・マリア』の時には「神の母聖マリアと聖ヨセフ」となるでしょう。

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 ある南米の国の教会で跪いてご聖体を受けようとする人を拒否する司教様がおられました・・・拒否された信徒は黙って自分の席へ戻ります。それを見て笑っている人・・・こういうことを見ると本当に胸が痛み、悲しくなります。「カトリック教会は大丈夫?」と、ついつぶやいてしまいます。

 でもね、私は「イエズス様が悪魔に負けることは絶対にない」と信じています。その証拠に、

⇩ 先月のヨーロッパの教会でのごミサです。皆さん跪いてご聖体拝領しています。

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⇩ この教会では真ん中にご聖体拝領のための跪き台が置かれ、跪いて拝領していました。

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⇩ フランシスコ教皇様と跪いて拝領する少女

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 ねっ!だから何も心配することはないのです。これからも教皇様や司教様、司祭様のために祈らなければ、と思うことでした。

* 誤解なきように:私は立って舌で拝領していますが、家族はいつも手で拝領する人、その時の状況によって舌か手の人、私と同じくいつも舌の人と、各々自由です。(できれば舌の方が良いのですが)勿論跪いて拝領したければどうぞ。ご聖体をよく理解していただくことが大切なのですから。

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(2019年5月4日ポーランド)このようなごミサの動画を見ると、とても幸せな気持ちになります。この教会では全員ご聖体は立ったままですが舌で拝領していました。侍者はちゃんとパテナを持っていましたよ。

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 もう一つ心傷むことは、フランシスコ教皇様に対する不満(他宗教に対する考えや地獄の有無、離婚・再婚者などへのご聖体拝領について等々)からフランシスコ教皇様を教皇と認めようとしない人たちがいることです。そして教皇様に従おうとしている人達を非難しています。不満があればこそ教皇様のために祈らなければ、それがキリストが私たちに教えてくださった愛でしょう。私も教皇様の発言や書かれていることに首をかしげることはあります。だからこそ教皇様のために祈るのです。批判や攻撃は分裂を生むだけです。それこそ悪魔が望んでいることでしょう。

教皇のための祈り

神よ、教皇フランシスコを守り、強めてください。移り変わりの激しい世にあって、教皇が私たちの信仰をかため、いつも変わることのないあなたのことばをふさわしく説き明かすことができるように導いてください。永遠の牧者であるキリストよ、あなたは教会を建て、その頭としてペトロを選びました。ペトロの後継者である教皇のことばを素直に受け入れる心を、わたしたちにお与えください。アーメン。

 カトリック教会の中で分裂が起きないように、主よ助けてください。アーメン。

2019年5月 4日 (土)

小さな命

 5月3日メダカの赤ちゃんが孵化しました。息子が飼っているメダカです。彼は卵を見つけた時にはそれを別の容器に移して、孵化するのを楽しみに待っていました。

 体長数ミリの小さな小さなメダカ、本当に可愛いです。にゃんず達に食べられないように網を上にかぶせました。

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写真でわかるかな? 上の方に3匹、下に1匹います。

 憲法記念日に生まれたメダカたち。一緒に憲法9条を守ろう!

2019年5月 3日 (金)

クッキーとガレット

 以前娘が出張の時に足を延ばしてシトー会の伊万里の聖母修道院に寄ったことがありました。自然に囲まれたとても静かな所で、心が休まったとのこと。

 その時にお土産に買ったクッキーとガレットが美味しかったので、また修道院にネットで注文したそうです。そして昨日、ちょっと早いけれど母の日のプレゼントにといって持って来てくれました。早速母の日を待たずに家族でいただきました。

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 修道会のシスターやブラザーが作るお菓子はどれもとても美味しいです。材料が良くて不要な添加物が入っておらず、丁寧に作られているからでしょう。lovely

2019年5月 2日 (木)

ヤスナグラの聖母賛歌

 ポーランドのヤスナグラの聖母賛歌をオーストリアの姉妹SigridとMarinaがドイツ語で歌っています。とても綺麗なので是非皆さんにも聴いて欲しいです。

  この姉妹はとても人気のあるフォークデュオとか、そのハーモニーの美しさに魅了されますよ。


YouTube: Sigrid & Marina - Madonna, Schwarze Madonna

2019年5月 1日 (水)

労働者聖ヨセフ

 労働者聖ヨセフの祝日は私にとって特別な日です。去年のこの日ローマで助祭叙階式がありました。神学生から助祭となり今は司祭として勉強を続けています。聖ビアンネや聖ホセマリアに倣ってよい司祭に成長することをお祈りしています。

 ところで聖ヨセフについて聖書にはあまり書かれていません。そこで特に労働者としての聖ヨセフについて書かれている『社会人ヨセフ』を読み返しました。天主からキリストの養父に選ばれただけのことはあります。正しくて強く、それでいて柔和で優しい、まさに家族の柱です。

 聖ヨセフは労働=仕事を善と考えて、仕事を尊んでいました。そして大工という仕事を持ち、その仕事を心から愛する人でした。大工だけではなく、家具も作ったり修理したりしたでしょう。また、困難の時、嘆きうろたえる弱々しく頼りない人ではなく、しっかりとして堂々とした人でした。「自分にはできることとできないことがある」と心得ていたので全力を出した後は、その結果に満足する人でした。(『社会人ヨセフ』より)

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 『聖ヨセフへの祈り』でも『聖ヨセフの九日間の祈り』でも『聖ヨセフの連祷』でも良いでしょう。聖ヨセフを忘れずに、もっともっと聖ヨセフに取り次ぎを祈りましょう。

2019年4月29日 (月)

シエナの聖カタリナ

 

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Santa Catalina de Siena(茨の冠を望んだ聖カタリナ)


 去年の4月29日はローマでシエナの聖カタリナが埋葬されているサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ大聖堂でのごミサに与りました。もう一年経つのですね。

 以前にも書いたかもしれませんが、私の亡くなった姉の洗礼名はカタリナです。聖カタリナの祝日のミネルヴァ大聖堂でのごミサは姉も私たちと共に喜んでいるような気がしました。

 11歳で亡くなった姉の救霊のために祖母は毎日家庭祭壇の前でロザリオを祈っていました。祖母の祈りのおかげで今は姉もきっと天国にいると思います。その祖母が亡くなったのは姉が亡くなったのと同じ2月12日でした。

 亡き母は姉にシエナの聖カタリナから洗礼名をつけました。母の思いが伝わります。

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Basilica di Santa Maria sopra Minerva 

2019年4月28日 (日)

神のいつくしみの主日

 

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 今日は「神のいつくしみの主日」です。この「神のいつくしみ」を語る時に、聖ファウスティナを抜きにしては語れないでしょう。

 1931年2月22日聖ファウスティナが修道院の自分の部屋にいる時、イエズスが「神のいつくしみの王」として現れました。そしてイエズスは「あなたが見たイメージを絵に描いて、『イエズスよ、私はあなたに信頼します。(Jezu, ufam Tobie)』という言葉を絵に書き込みなさい。私はこのイメージが崇敬され、あなたの教会を通じて全世界で崇敬されることを強く望みます。これを崇敬する霊魂は苦しめられることはないと約束します。」と言われました。

 また、聖ファウスティナは日記にこう書いています。

私はこれを神のご命令によって書いております。そうして地獄は存在しないとか、かつて誰もそこにいたことが無いとか、誰にもそれがどの様なものかとは言えないと言う事によって霊魂に弁解を見出してはいけません。 地獄の存在を証言し霊魂に伝えるために、私、ファウスティナ修道女は神のご命令によって地獄の深淵を訪れました。私は今それについて語る事は出来ませんが、神のご命令を受け記述の中に残しております。

 そしてイエズスが言われた次のようなことも記しています。

「最も大きな罪を犯した人であっても、わたしの憐れみを願うならば、わたしは、彼に罰を与えることが出来ない。その代わりに、わたしの限りない、はかり知れないいつくしみによって彼を義とする」 

 またキリストの心臓から出ている二つの光線については「十字架で死にかかっていたわたしの心臓が槍で開かれたときに流れ出した血と水、すなわちわたしのいつくしみの中から流れ出た霊魂の生命である血と霊魂を義とする水を意味する。この二つの光のもとに生きる人は幸い、なぜなら、神のみ手が、彼らの霊魂を守るからです。」

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ファウスティナがビジョンで見たキリストに似ていないと言っても、私はこちらのいつくしみの絵の方が好きです。

2019年4月27日 (土)

復活節

 ブログ『トマさん祈りの部屋』で小寺神父様は「復活節を如何に生きるか?」と題して書かれています。その冒頭で、

「誰もが四旬節は犠牲の時だと知っています。しかし、復活祭を祝うと全てが終わったように感じて、気持ちが緩んでしまいます。・・・聖霊降臨までの五十日間、復活節が続きます。この期間をどのように生きるか、これこそが信仰生活の中心になるべき事柄です。犠牲の期間は、それを準備するためでした。・・・」

 なるほど、確かにその通りです。私も復活祭が終わると気が緩み、復活節を意識せず以前と全く変わらない生活に戻っています。小寺神父様は最後の方でこう書いておられます。

「・・・私たちもイエスと共に食事して、共に働いて、共に生活しましょう。こうして、あなたとイエスが新たな物語を紡いでいくのです。感じなくても、知っています。主イエスは私と共におられると。・・・」

 イエズス様がいつも一緒にいてくださることを意識して、イエズス様と共に生きたいsign01

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Caravaggio 「エマオの晩餐」

2019年4月25日 (木)

スリランカ

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 2015年1月、スリランカの人々はフランシスコ教皇様の訪問とヨセフ・ヴァズ司祭様の列聖式に歓喜しました。あれからわずか4年、こんな悲しみに包まれるなんて、誰が予想できたでしょう。亡くなられた方達の霊魂の安息と、悲しみに打ちひしがれている人たちへの主のいつくしみとマリア様の助けをお祈りします。

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 聖ヨハネ・ヴァズ(St.Joseph Vaz)はキリスト教の本をシンバラ語に翻訳したり、礼拝堂を作ったり、カテキスタや信徒の育成に力を注ぎました。そして仏教徒やキリスト教徒にかかわらず分け隔てなく病者の世話をし、疫病の蔓延を防ぐためにも働き、福音宣教にすべてを捧げました。

 仏教徒が大半を占めるスリランカではカトリック信者はわずか6パーセントだそうです。その国で行われた列聖式には約100万人もの人が参列しました。ヴァズ神父様がいかに分け隔てなく苦しむ人たちを助けようとしたかわかります。聖マザーテレサと同じですね。

 この多くの柔和な人びとの心を引き裂くようのテロを行う人達が、自爆テロをすることによって天国に行けるなんて・・・あまりにも悲しすぎる考えです。テロが救いの道、天国への道だと信じている人たちの回心を祈ります。

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2019年4月23日 (火)

復活の主日から8日間

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カトリック国分教会


YouTube: 復活の続唱 Victimae pascali laudes immolent Christiani

 復活の主日から8日間はこの『復活の続唱』がうたわれます。

復活の続唱 典礼聖歌351番

(先唱)
キリストを信じるすべての者よ
(会衆)
主の過越をたたえよう
こひつじは ひつじをあがない
罪のないキリストは 罪の世に 神のゆるしをもたらされた
死といのちとの たたかいで 死を身に受けたいのちの主は
いまや生きて治められる
マリアよ わたしたちに告げよ あなたが道で見た事を
開かれたキリストの墓 よみがえられた主の栄光
あかしする神の使いと 残された主の衣服を
私の希望 キリストは復活し ガリレアに行き待っておられる
ともにたたえ告げ知らせよう 主キリストは復活された
勝利の王キリストよ いつくしみをわたしたちに
アーメン

 そういえば、今年は祝福 「Urbi et Orbi」のことをすっかり忘れていました。どうしてでしょう?今日思い出すなんて!

2019年4月22日 (月)

復活祭の心

 今朝Fr.Zのブログを開いて最初に目に飛び込んだのがこの写真です。

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復活祭の心を端的に表している一枚の写真。Fr.Zは書いています。

 If this doesn’t move a cold heart or two, then I don’t know what will.

 そしてキリストのこの言葉も添えています。

 あなたたちによく言っておく。あなたたちは心を入れかえて幼子のようにならなければ、天の国には入れない。(マタイ18;3)

 復活節は今日も明日も続きます。キリストの受難と復活の意味をいつも忘れることがありませんように。この少女のように素直な心でいられますように。そしてフランスのカトリック信者で定期的に日曜日のミサに与る人はわずか4%!残りの96%の中で多くの人が心を入れ替えますように。アーメン。

2019年4月21日 (日)

ご復活徹夜祭~ご復活の主日

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ぴよちゃん:ところで「アレルヤ」ってどういう意味なの?

うさちゃん:それはね「主をほめたたえよ」っていう意味。

      だからみんなで復活された主をほめたたえて

      アレルヤ! Alleluia! Allerja!

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Kakop9d13yyu2epknxio ぴよちゃん: きれいな卵ができたね!どうやって作ったの?

うさちゃん: とっても簡単に作れるの。これを食べてお祝いしましょう!

うさちゃん: モザイク模様の卵の作り方です。用意する物は、 

      ・卵 5~6個(必要な個数で)

      ・玉ねぎの皮(普通の玉葱と赤玉葱)

      ・食用色粉の緑色

      ・塩 小1

      ・ガーゼ又はストッキング

      ・糸

      ・ひまわり油やサラダ油 適宜(コーティング用)

 ① 玉葱の皮ははさみで小さく切っておき、水にくぐらせた卵を玉葱の皮の中へ入れて皮を貼りつけます。

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 ② ガーゼでしっかりとくるんで糸で縛り、余った部分のガーゼと糸を切り落とします。

 ③ 鍋に卵を並べて水と塩を入れ、火をつけて沸騰してきたら色粉を入れます(色粉はたっぷりと入れてね)。元のレシピでは卵が茹で上がったら湯を切ってすぐに水で冷ましていましたが、うさこは卵が茹で上がったら湯を切らずにそのまま冷ましました。

 ④ ガーゼと玉葱の皮を取り除いて、卵の表面の水気を拭き取ったら、ティッシュペーパーなど使って油で薄くコーティングします。艶を出すためです。

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2019年4月20日 (土)

聖土曜日 

 ポーランドでは聖土曜日に、卵やパン、ケーキなどを教会へ持って行って祝福してもらいます。人が多いので朝から何度も祝福があるそうです。


YouTube: Mogilskie święconki

2019年4月19日 (金)

聖金曜日~主の受難

                                    Ecce Homo

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    ・・・・・私たちの罪を購うために・・・・・

 ・・・キリストは私たちのために十字架に磔にされた・・・

2019年4月18日 (木)

聖木曜日~主の晩餐

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司祭

キリストによってキリストとともにキリストのうちに、聖霊の交わりの中で、父であるあなたに、すべての誉れと栄光は、世々に至るまで。

会衆

アーメン

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 今日は世界中の司教座で午前中は聖香油のごミサがあり(諸事情により他の日のところもあります)、夕方から主の晩餐を記念するごミサがあります。キリストは最後の晩餐でご聖体を制定されました。

 以前M司教様(故人)は「ご聖体,すなわちキリスト様のからだをいただくということは,私たちのからだが,キリスト様の一部分となるという意味です。そしてご聖体をいただいた人達が一つの体になる,教会になるということを表しています」と話されました。また、「ご聖体の深い意味を悟り,何よりもご聖体をいただくことによって,教会を愛する,兄弟を愛するとともに教会を作るということが必要です」と。

 ご聖体を敬い、尊び、崇めることが希薄になりつつある現代、ご聖体の深い意味を黙想する必要があるでしょう。

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 余談ですが、ノートルダム大聖堂の火災の時に聖ペトロ会(FSSP)の司祭がご聖体と聖遺物を持ち出して焼失を防ぎました。さすが聖ペトロ会の司祭ですね。感謝!happy01

 ただし、ニュース等では聖遺物=キリストの茨の冠のことばかり取り上げています。しかしはっきり言ってキリストが現存されているご聖体の方が聖遺物などとは比較にならないくらいずっと大切です。もし仮に茨の冠が焼失してもご聖体が無事なら私はとても嬉しいです。

2019年4月17日 (水)

十字架を被う意味

 

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 聖週間が近づくと聖堂の十字架を聖金曜日まで紫の布で被うということを以前書きました。『トマさん祈りの部屋』でこのことについて書かれていました。わかりやすい説明なのでここに一部添付します。

聖週間が近づくと十字架像が紫色の布で覆われて、隠されます。どうしてでしょうか?私たちの心の中のイエスも、度々このように隠されたり、隅に追いやられたり、見て見ぬふりをされているのではないでしょうか?隠している正体は、怠け心や世間体や自己愛、高慢心です。このように、心に被いかぶさっている布を取り去らなければなりません。心の真ん中に十字架のイエスを据えるのです。紫の布は聖金曜日の受難の式「十字架の礼拝」で取り除かれます。すると、私たちのために苦しみを受け入れ、血を流し、私たちを生かすために自らの命を捧げてくださったイエスが目の前に立ち現われます。そして、私たちも心の布を取り去って、十字架のイエスを再発見するのです。(『トマサン祈りの部屋』2019.4.9四月の黙想会より)

 ギリシャ正教会の音楽で、今の時期にピッタリな曲を見つけました。是非聞いてみてください。


YouTube: Greek Orthodox Christian Byzantine Music in AgSofia Kabarnos βυζαντινή μουσική

 

2019年4月16日 (火)

ノートルダム火災

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 以前にも書きましたが、「フランスは教会の長女」と呼ばれてきました。しかし今は皆さんご承知の通りです。Fr.Zはこのパリでの惨事についてこうコメントしています。

I wonder if this dreadful shock will awaken the Faith of the Church’s eldest daughter.

(この恐ろしいショックが教会の長女の信仰を呼び起こすのだろうか。)

 まさに目覚めてほしいですね。再び「教会の長女」と呼ばれるのにふさわしい姿を期待しています。

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 「この世に形あるすべてものはいつかなくなる。永遠なのは主のみ。」

 いつもこの言葉を意識しています。ですからノートルダム大聖堂が焼けても喪失感はありません。でも、フランスの人たちにとってはやはり悲しいことでしょう。

 サラ枢機卿様は:

Card. Sarah: “Tonight, I pray for France which means a great deal to me. I pray for the French people who are legitimately horrified by the horror of the Cathedral of Paris in flames. I pray for the faithful, devastated by sadness. Notre Dame will live gain because the Mother of God wants it so.”

Cardinal R. Sarah@Card_R_Sarah
 
 

Ce soir, je prie pour la France qui compte tant pour moi. Je prie pour les français qui sont légitimement horrifiés par l’horreur de la cathédrale de Paris en proie aux flammes. Je prie pour les fidèles dévastés par la tristesse. Notre Dame revivra car la Mère de Dieu le veut +RS