2025年2月 2日 (日)

聖書には書かれていないけれど・・・


YouTube: Fathers of Mercy - Purgatory is Easily Defended #shorts

 聖書にその言葉が書かれていないからと言って、それが無いとは限りません。煉獄、告解、無原罪の聖母、幼児洗礼、そして司祭が言うように三位一体。それらのことばはそのまま書かれていませんが、それらを意味することは聖書の中にはっきりと書かれています。

 聖書に書かれている文字だけを目で追うのではなく、やはりそこに書かれている意味をよく読み取らなくてはいけませんよね。私は聖書はゆっくりと考えながら読むものだと思っています。自分勝手に解釈するのではなく、正しい導き手のもとじっくりと読み、主のみ言葉を正しく理解したいと願っています。祈りと同じで速く唱えたり読んだりすれば良いという物ではないでしょう。祈りはゆっくりと、聖書はじっくりと!

 コンプリ神父様の『聖書を考える』講座でも「私たちは正しい聖書の読み方を学ばなければいけません」と、話しておられました。


YouTube: 【聖書を考える】 #3 聖書の読み方・捉え方 【ガエタノ・コンプリ】

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 今日は主の奉献の祝日です。玄関のクリスマスの飾りをはずして、ロウソクを灯して主の奉献を祝います。

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2025年1月30日 (木)

大天使聖ミカエルへの祈り


YouTube: Fathers of Mercy - Did you Know This About the Saint Michael Prayer? #shorts

教会のためごミサの後に大天使ミカエルへの祈りを唱えましょう!

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⇩ これはおまけの動画 happy02


YouTube: When you trust God like Mary did, you won’t fall. #shorts #trustfall

2025年1月28日 (火)

Doctor Angelicus 聖トマス・アクィナス司祭教会博士生誕800年

 

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 聖トマス・アクィナス司祭教会博士

 幼い頃から聖母と聖体への信心があつかったトマスは、司祭召命を感じてドミニコ会に入りましたが、両親は高位聖職者になるための修道会に入ることを望んでいたため、ドミニコ会に入ったことには反対しました。二人の兄はトマスを無理やり連れ戻して城の塔に閉じ込め、あの手この手を使ってトマスの心を変えようとしますが、トマスは屈せずに志を貫きました。

 やがてドイツのケルン大学で聖アルベルトの下で勉強していた時、学友たちはトマスのことを「だんまりやのシシリー牛」と言ってバカにしていました。ところが先生の聖アルベルトは「お前たちはトマスをだんまりやのシシリー牛と言うが、今に全世界がこの牛の声を聞くことになる」と言いました。

 その後の偉業は皆さんご存じの通りです。ミサ典礼文、聖歌作詞、聖務日課の編集等々。『アドロ・テ・デヴォテ(Adoro te devote)』『パンジェ・リングア(Pange, lingua)』『タントゥム・エルゴ(Tantum ergo)』などの聖歌は今でも多くの人々に愛されています。そしてなんといっても『神学大全(Summa Theologiae)』ですね。トリエント公会議ではその祭壇の上には「聖書」と「神学大全」が置かれたそうです。

 1273年12月、トマスは著作活動を中断することに決めました。ミサを捧げている時超自然的な啓示を受けて、その時に見たことに比べれば私が書いてきたものはわらしべにすぎないと悟ったからだそうです。トマスの謙遜さと主の偉大さをあらわしている逸話ですね。また、聖トマスの清らかさをあらわす次のような逸話もあります。

 ある朝、聖ニコラウス聖堂の十字架のキリストに聖トマスは「私がキリスト教信仰の神秘について書いてきたことは正しかったのでしょうか」と尋ねました。すると十字架上のキリストはこたえました。「トマスよ。お前はわたしについてよく語った。お前は報いとして何を望むか」。と訊かれたトマスは「主よ、あなたの他には何も望みません」と答えました。(聖堂の香部屋係ドミニクスの話)

 聖アルベルトが言ったように、だんまりやのシシリー牛は偉大な聖人トマス・アクィナス教会博士となりました。


YouTube: Adoro te devote | Thomas Aquinas' most beautiful chant! (Corpus Christi & the Sacred Heart)

 

2025年1月26日 (日)

酒井司教様たちはローマ巡礼中


YouTube: 聖年巡礼第2日目

 サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂内でのごミサの説教が良いです。ごミサに与る時の自分に反省ですね。これからごミサに与る時には喜びに喜べ!

2025年1月25日 (土)

聖母と悪魔

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『悪魔について』フルトン J シーン大司教


 “[T]he most holy Virgin, united with [Jesus] by a most intimate and indissoluble bond, was, with him and through him, eternally at enmity with the evil serpent, and most completely triumphed over him, and thus crushed his head with her immaculate foot.

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 悪魔は決して聖母を支配できなかった。聖母の悪魔に対する勝利は完全な勝利だと言っています。 [Fr.Zブログより]

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 以前ある神父様の講話の中で、ヴァチカンのエクソシズム(祓魔式)を行う司祭(本物のエクソシスト)によると、悪魔の影響による人は本当にごくわずかで、ほとんどの人は精神疾患などのため、祓魔式より病院での専門的な治療が必要な人が多いそうです。そしてその違いを見分ける一つの方法はその人が誰かと一緒に「アヴェ・マリア(天使祝詞)の祈り」を唱えることができればその人は悪魔つきではないとのこと。真実かどうかはわかりませんが、すぐに悪魔や悪霊のせいにする人がいるので、このことを心に留めて置いても良いかと思います。

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 今日は使徒聖パウロの回心の祝日です。全世界にキリストの教えが伝えられたのも使徒パウロの宣教の賜物です。聖パウロの突然の回心は主の御業、主の御旨は私たちには計り知れないものです。

・・・旅を続けてダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が輝き、彼を包んだ。彼は地に倒れた。そのとき、「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」という声を聞いた。そこで彼が、「主よ、あなたはどのたですか」と尋ねると、その声は、「わたしはおまえが迫害しているイエズスである。さあ、立って町に入れ。おまえのなすべきことが告げられるであろう」と言った。(使徒行録9:3~6)

2025年1月19日 (日)

神現祭

 今日は正教会では「神現祭」です。先週の日曜日のカトリックの「主の洗礼」と同じですね。

 罪のない神であるキリストが、多くの人たちの列に並び洗礼者ヨハネから洗礼を受けたのは何故でしょう?その答えをわかりやすく教えてくださっているのが小寺神父様のお話しです。


YouTube: 主の洗礼~「家族になる」ことを望まれた!~(2025年1月10日)

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 神現祭と言えばロシアもウクライナも同じ。キリストがヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受けられた時と同じように、大聖水式で成聖された聖水の中に頭までつかります。ただしその水は氷水、周りは凍っています。

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⇧ロシア ⇩ウクライナ

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2025年1月12日 (日)

聖年~免償と巡礼~

 聖年についてわかっているようで、案外と細かいことについてはわかっていない私です。神父様が免償について書かれている文章を読むだけではなかなか理解しにくいところがあります。

 酒井司教様が説明されている「聖年とは何か」は、免償について、巡礼について、わかりやすく丁寧に解説されています。動画なら迷ったときに何度でも確認できます。是非ともお役立てください。


YouTube: 聖年とは何か:聖年の解説

2025年1月 7日 (火)

クリスマス深夜ミサ


YouTube: 🔴LIVE | Orthodox Christmas Eve service takes place in Moscow's Cathedral of Christ the Saviour

 ロシア正教会ではユリウス暦に基づいて1月7日がクリスマスです。モスクワのカテドラルでキリルモスクワ総主教様によるクリスマス深夜ミサの模様です。今年もプーチン大統領の姿が見えますね。

 カトリックと違い正教会ではミサの間はずっと立ったままです。そしてかつてはカトリックもそうであったように、天主への崇拝・賛美が荘厳な形で行われています。アメリカではカトリックから正教会に改宗する若者(特に男性)が増えているとか。わかる気がします。coldsweats01

 

2025年1月 5日 (日)

主の公現


YouTube: O Come All Ye Faithful from Classic Hymns Christmas album #christmas #carol #mass

 主の公現の祭日。3人の博士たちは神の御子キリストを拝むために、それぞれ遠い国からエルサレムを目指しました。幼子キリストがいる小屋にたどり着くと、3人の博士はそれぞれに黄金・乳香・没薬を捧げました。

 この日、神の栄光はキリストにおいて現れ、すべての人に救いの光が輝きました。飼い葉桶に寝ている幼子は正に神の子キリストです。私たちも博士たちと同様に膝をかがめて拝みましょう。

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https://www.youtube.com/shorts/Iuk-J-k4Eg8

2025年1月 1日 (水)

神の母聖マリアの祭日

 神の母聖マリア様の祭日おめでとうございます!!

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 12月24日聖ペトロ大聖堂の聖なる門が開き、聖年が始まりました。今年はそれに加えて聖トマス・アクィナス生誕800年の記念の年でもあります。

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 まれにみる文化教養にあふれた「天使的博士」聖トマス・アクィナスは、多くを著し、教え、特に哲学・神学の分野で才能を示しながら、その知性と明晰さで際立つ一方で、熱心な信仰をもって神の神秘を求め観想していた。(教皇フランシスコ)

 今年はもっともっと主キリストを愛したい!そのためにも聖トマス・アクィナスの知識をより良く理解できる恵みを主に願います。

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 神の母である聖マリアさま、今年は私たちがあなたの徳と謙遜に倣い、許し合い助け合って平和を築いていけますように、あなたの祝福を願います。

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2024年12月29日 (日)

聖家族

 

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 今日は聖家族の日です。家族皆が聖家族を手本として、また目標としている家庭はバラバラになることはありません。どんなにつらい時や苦しい時、かえってそんな時にこそお互い慰め合い助け合うものです。

 フランシスコ教皇様は「家庭」について三つのことばが必要と話しておられます。

「いいですか」「ありがとう」「ごめんなさい」ということばは、家庭生活を円満で平和なものにする道を切り開くことばにほかなりません。それは単純なことばですが、実際に言うのはそんなに簡単ではありません。このことばには大きな力があります。多くの問題や試練に直面しても家庭生活を守る力です。もし、それらが失われたら、亀裂が入り始め、すべてが崩壊することすらあります。

 何でも自分の思い通りにしようとせず、「いいですか」と、相手の気持ちや考えを尊重すること。してもらったことを当然当たり前と思うのではなく「ありがとう」と感謝をすること。そして喧嘩になったらどちらが正しい、悪い、勝ち負けとは関係なく「ごめんなさい」とできるだけ早く謝りましょう。だって喧嘩はお互いの心や体を傷つけあう事だからです。特に「ごめんなさい」はカトリック信者の特技?のはず。なぜなら私たち信者は次の聖書の話を知っているからです。「・・・キリストは七の七十倍までも(=無限に)ゆるしなさいと言われました。・・・あなたたちが心からゆるさないなら、天の父も同じようにあなたたちをゆるさない。」(マタイ18:21-35)

 そして教皇様は次のようにも話しておられます。

大げんかになったことがありますか。それはよいことではありませんが、それが本当に問題なのではありません。問題なのは、その気持ちのまま次の日を迎えることです。けんかをしたとしても、家族と仲直りしないで一日を終えないようにしましょう。

2024年12月26日 (木)

降誕節

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 昨日は救い主キリストのご降誕(クリスマス)をお祝いしました。でもこれからもクリスマスのお祝いは続きます。イエズス様を拝みに3人の博士たちがはるばるベツレヘムにやって来ます(主の公現)。そしてマリア様とヨセフ様は幼子キリストが生まれて40日後エルサレムの神殿に捧げます(主の奉献)。それはマリア様の清めの祝日でもあります。

 降誕節は主の洗礼の前までですが、国によっては主の奉献までお祝いします。その国ではこの日にクリスマスの飾りを片づけます。

 ですから我が家の玄関の扉にはお正月を過ぎてもずっとクリスマスのリースが飾られています。けっして外すのを忘れたのではなく、故意に飾っているのです。wink

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 今日は聖ステファノ殉教者の祝日です。聖ステファノは最初の殉教者。そして28日は聖なる幼子殉教者の祝日です。

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聖ステファノの殉教

2024年12月25日 (水)

主の降誕夜半ミサと聖年開催


YouTube: LIVE from the Vatican | Pope Francis’ Holy Mass on Christmas Eve and the Jubilee 2025 Inauguration

クリスマスおめでとうございます!

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   『ご降誕』  ザンパロ神父(ザベリオ宣教会)作

 わたしたちの救い主イエズス・キリストがお生まれになりました。マリア様ヨセフ様おめでとうございます!さて、イエズス様に何をプレゼントとしましょうか? イエズス様が喜ばれるものって何でしょう?

 愛・いつくしみ・ゆるし・和解・平和・・・私はイエズス様に「ありがとう」と言う感謝の気持ちを贈ります。私たちのために生まれてきてくださり「ありがとう」と。


YouTube: Campana sobre campana | Campanas de Belén - Villancico | Música Navidad | Música Navideña

 皆さまもイエズスさまの光を受けて、幼子イエズス様とマリア様、ヨセフ様、守護の天使と共に平和であたたかなクリスマスをお過ごしください。heart

2024年12月22日 (日)

クリスマスメッセージ

 フェルナンド・オカリス属人区長様からのクリスマスメッセージです。私はオプス・デイのメンバーではありませんが(霊的生活への神様の呼びかけがないので weep )、聖ホセマリア神父様を崇敬しています。そしてその教えを受け継いでいる歴代の属人区長様方を尊敬しています。属人区長様方の優しくあたたかなほほえみとお話しはいつも私の心に安らぎと平和を与えてくださいます。


YouTube: Felicitación de Navidad del prelado del Opus Dei (2024): la esperanza que no defrauda

 先日見たドラマの司祭様が「信仰とは希望の確信なり」と言っていました。決して欺くことのない確かな希望を持っている人は幸いです。そして私も持っています。confident 主に感謝!

2024年12月20日 (金)

コンピエーニュの女子跣足カルメル会修道女聖人に

 

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 12月18日フランシスコ教皇様はコンピエーニュの女子跣足カルメル会修道女、福者アウグスチノの聖テレジアと同志15名の修道女たちを列聖されました。

 フランス革命時代には多くの司祭やブラザー、シスターは信仰に対する憎悪、迫害のために殺されて、殉教しました。

 1794年7月17日断頭台で処刑された女子跣足カルメル会の16人の修道女たちはフランス革命によって殉教した多くの人たちの代表として聖人の列の加えられたのだと私は思います。

 パリオリンピックの開会式の時、マリーアントワネット王妃が自分の首を持った姿はフランス革命の恐ろしい闇を見ているようでした。またあの演出を素晴らしいと言う人々を見ると、革命時代と変わらぬ傲慢な人間の姿を見る思いがしました。

 でもこうして彼女たちが列聖されたことは、かつて「フランスは教会の長女」と言われてきた信仰がまた少しずつ戻ってきている証のようで、本当に嬉しいです。再び「フランスは教会の長女」と言われる日が来ますように。

 参考までに、今回の列聖は通常の手続き(奇跡や科学的調査)や列聖式を行わずに、quipollens canonizatio(同等の列聖)という形式で列聖されました。これは聖性と英雄的徳の名声が長い間証明され、教会ですでに崇敬が行われていた人物に対して一定の条件のもとに行われる形式で、すでに1700年代(教皇ベネディクト14世)頃から行われているそうです。

2024年12月16日 (月)

若手ヴァイオリニストDaniel Lozakovich

 昨日紹介したヴァイオリニストダニエル・ロザコヴィッチさんのヴァイオリンケースの中を注目してください。イコンがあります。それも何枚も。これを見るだけで彼の心の美しさが伝わります。彼の演奏が人の心を打つはずです。

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 子どもの頃から天才と呼ばれた彼の少年時代の演奏がいくつかYouTubeにアップされていますが、今日はモーツァルトで楽しみましょう。


YouTube: Daniel Lozakovich -W.A.Mozart Violin Concerto in G Major.

2024年12月15日 (日)

ノートルダム大聖堂でのコンサート


YouTube: Réouverture de Notre-Dame de Paris : Daniel Lozakovich sur "Aria de la 3ème Suite" de Bach

 ノートルダム大聖堂の修復が終わり、コンサートが開かれました。ピアノ演奏ではあのラン・ランさんがサン・サーンスのピアノ協奏曲を、そしてヴァイオリンではダニエル・ロザコヴィッチさんがバッハの第3組曲のアリアを演奏しました。特にロザコヴィッチさんのヴァイオリンの調べは大聖堂の中に溶け込むようで、何とも言えない神々しさを感じました。

 ある人はコメントに「世界で最も美しい大聖堂のひとつで、神に触れた優雅な瞬間…これこそが聖なるものの化身だと私は信じています。フランスは永遠であり、永遠にキリスト教徒であり、教会の長女であることを決して忘れないようにしましょう。私たちの共和国は世俗的ですが、フランスの鼓動と DNA はキリスト教です。・・・ますます醜くなっているこの世界では、このような時代を超越した瞬間は魂にとって良いことです。」と書いています。

 本当にそうですね。あのオリンピックの開会式とは正反対のフランスの心に触れたような気がします。彼のヴァイオリンを聴いて、久しぶりに心洗われる思いがしました。

 今日はGaudete Sunday 喜びの日曜日です。イエズス様のご降誕はもうすぐ・・・なぜか明るい希望に照らされているような気持ちになります。教会の帰りにピンクのバラを買って家に飾ることにしましょう!

2024年12月12日 (木)

グアダルペの聖母マリア祝日

 

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グアダルペの聖母の前で祈られる教皇様方(パウロ6世、フランシスコ、ベネディクト16世、ヨハネパウロ2世)


 多くのカトリック信者に愛されている聖母マリア様ですが、その中でも教皇様方に特に愛されている聖母マリア様のご出現は無原罪・ルルド・ファティマそして今日のメキシコのグアダルペの聖母ではないでしょうか。聖母出現は世界中で約2000位あるそうですが、ほとんどは疑わしく教会が認めたものではありません。しかし教皇様方が訪れ祈られる聖母のご出現は当然真実でしょう。

 1531年12月9日にフアン・ディエゴの前に聖母マリアさまが現れました。ディエゴの話を疑う司教様は証拠を望みました。ディエゴは聖母に言われた通り丘に咲くバラの花をマントに包み、疑う司教様に差し出しました。そしてそのマントには聖母の姿がはっきりと写っていました。真冬なのでバラなど咲いているはずもないのに、その沢山のバラとマントにうつった聖母を見た司教様はディエゴの話を信じました。

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 グアダルペの聖母の戴冠は1895年教皇レオ13世により承認されました。あれから125年後のごミサでフランシスコ教皇様は「わたしたちの母、マリアの姿を見つめ、神の寛大さと祝福、恵みを思いながら、わたしたちもまた、自分の生活を皆のための一つの贈り物へと変えていこう」と招かれました。

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2024年12月 9日 (月)

12月8日無原罪の聖母マリア

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12月8日「無原罪の聖母マリア」の祭日

 フランシスコ教皇様は例年通り、ローマのスペイン広場で無原罪の聖母の像に献花をされて祈られました。


YouTube: LIVE from Rome | Feast of the Immaculate Conception - Pope Francis' Homage | December 8th, 2024