2023年6月21日 (水)

ゲオルグ・ゲンスヴァイン大司教

 

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 前教皇ベネディクト16世の私設秘書であり、フランシスコ教皇の秘書・教皇庁公邸管理部室長を務めるゲオルグ・ゲンスヴァイン大司教(Archbishop Georg Gänswein)様について最近ちょっとざわついています。

 私は大司教様はそろそろ枢機卿になられると思っていましたが、どうやらそうはならないようです。フランシスコ教皇様から故郷ドイツに戻るよう命ぜられた(他にも色々と問題があるようですが)という記事を見ました。

 やはりそうなるのか・・・と、残念な気持ちです。今のフランシスコ教皇様ならあり得ることですし、大司教様も教皇様には従うしかありませんね。この問題がこれ以上大きくならないことを祈ります。主のみ旨にお任せします。アーメン。

2023年6月19日 (月)

ベーカリーカナン

 先日「カナン」というベーカリーのパンが美味しいと聞き、行ってみました。お店の名前「カナン」は旧約聖書で主がアブラハムに約束された地カナンからとっているそうです。

 店内は思っていたよりも狭く、行列してコの字型に陳列してあるパンを取りながら最後は会計をする、セルフ食堂のような感じです。でもパンの種類は多く、菓子パンではなくハードパンや調理パン等の食事パンが中心で、タルトも少しありました。そして若者が多いのにはびっくり!美味しい証拠ですね。

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 写真を撮る前に食べてしまったイチジクのタルトと梨のタルトもとても美味しかったです。良い材料を使っているのがわかります。パンもすべて美味しかった。lovely ただしお値段もそれなりに高いです。高いというよりその価値のあるパンやタルトだと思います。ですからこれからは毎日とはいきませんが、特別な日にいただこうと思います。

2023年6月16日 (金)

イエズスの聖心・聖母の聖心

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  聖霊降臨後の19日目(キリストの聖体の祝日後の金曜日)がイエズスの聖心の祭日です。そして翌日が聖母の聖心の日です。

 聖マルガリタ・マリア・アラコク(Sancta Margarita Maria Alacoque)の神秘体験でイエズス様はご自分の心臓を彼女に見せて、「私の心はこの世の罪で傷つけられている」と言われました。ですからキリストの聖心を思う時には私たちは自分の罪の回心と償いとが不可欠だと思います。

 イエズス様の聖心とは愛です。でも私は毎日イエズス様の聖心を傷つけています。私たちは聖マルガリタの頃よりももっともっと聖心を傷つけているのではないでしょうか。

 毎晩寝る前に心の糾明をすることを怠らないようにしましょう。そして今日は「イエズスの聖心の連願」を、明日は「聖マリアの連願」を唱えましょう。(夫の家族は5月の「聖母の月」の間は聖マリアの連願を、10月の「ロザリオの月」にはロザリオを唱えていたそうです。)

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聖マルガリタ・マリア・アラコクの記念日は10月16日です。

2023年6月13日 (火)

パドヴァの聖アントニオ司祭教会博士

 

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 聖アントニオが生まれたのはポルトガルのリスボン(1195年)です。はじめ聖アウグスチノ修道会に入り、後にアッシジの聖フランシスコ兄弟会に移りました。1231年6月13日にパドヴァの近郊で亡くなり、遺体はパドヴァの大聖堂(Basilica di Sant'Antonio di Padova)に安置されています。ですから「リスボンの聖アントニオ」また「パドヴァの聖アントニオ」と呼ばれています。また聖アントニオはリスボンの守護聖人で今日リスボンでは聖アントニオ祭が盛大に行われていると思います。聖アントニオにはよくイエズス様が幼子の姿で現れたので、絵画や彫刻では聖アントニオは幼子イエズス様を抱いています。

 聖アントニオは素晴らしい説教をすることで有名でした。罪人は悔い改めて、人々はそれぞれに回心し、多くの人たちがその説教に魅了されました。

 また異端のキリスト教徒や異端者アルビジョア派=カタリ派やパタリヌ派に対しての説教に専念しました。そして異端に反駁するためには確固たる教義的基盤が必要であることを主張して、聖フランシスコにフランシスコ会神学学生の設立を願いました。聖フランシスコも同意して「私はあなたが私たちの兄弟たちに神学を教えてほしいと思います。ただし、規則で規定されているように、そのような研究のせいで聖なる祈りと献身的な精神が彼らの中で消えないことを条件とします。」と応えています。

 聖アントニオは「真実は憎しみを生みます。このため、聞き手の憎しみを招かないように、沈黙のマントで口を覆う人もいます。」と話しています。これは特に権力者や著名人に対して話しているのですが、今の時代のカトリック信者にも当てはまることではないでしょうか。「真理を説けば、世俗的な人々の憎しみを招く、・・・しかし・・・スキャンダルを起こされることを恐れて真実を誤ってはなりません。」と。

 今の時代に異端の鉄槌(聖アントニオ)が説教されたら、どんな話をされるでしょうか?今は聖アントニオとは反対にすべてを肯定するような(キリストの教えを曖昧にする)説教が好まれています。私たちが今の司祭から聖アントニオのような説教を聞くのは無理なのでしょうか?

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2023年6月11日 (日)

酒井司教様の今日の説教

 今日「キリストの聖体」の日のごミサの説教です。良いお話です。


YouTube: 教会の聖櫃(せいひつ)を「ベタニア」とするため

 私も聖櫃で待っておられるイエズス様をもっと訪問して、イエズス様に話しをしたいと思いました。heart

2023年6月10日 (土)

聖ホセマリア記念ミサ

 今月の26日は聖ホセマリア・エスクリバー司祭の記念日です。すでに今日一回目の記念ミサが挙げられました。でも来週17日と7月1日もあります。与ることができる方は是非!「ゆるしの秘跡」を大切にしているOpus Dei です。


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YouTube: 聖ホセマリア・エスクリバー 「20世紀の人」。日本語字幕

2023年6月 8日 (木)

キリストの聖体(祭)~再びご聖体拝領について

 今日は「三位一体」の後の木曜日、「キリストの聖体」の祭日です。

 ポーランドのある司祭の叙階25周年記念ミサです。ご聖体拝領を見てみましょう。動画は1:21:00頃からです。


YouTube: JUBILEUSZ 25 LECIA KAPŁAŃSTWA KS. PROBOSZCZA MIROSŁAWA FRANKOWSKIEGO

 これを見るとやはりひざまずいて舌で受けるのが良いですね。カトリック教会は長い間このようにしてきました。私が初聖体を受けた時にも同じでした。立ったままで手で受けるのは受け取る側にとってはとても楽ですが、キリストへの崇拝を思うとひざまずいて舌で受ける方がふさわしい姿だと思うのですが。(心は形に現れる?)残念ながら多くの人たちはそうは思わないようです。weep

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聖体に対する聖トマス・アクィナスの祈り[Adoro Te devote](文語)

パンの形色のうちにまことにまします隠れ給う天主、今うやうやしく御前に礼拝し奉る。われは主を認むる力足らざるにより、わが心を全く主に従わせ奉る。
 ▴ここに今、見、触れ、味わうところのみにては、これが主なることを認め難けれども、ただ耳に聞けるところによりて確信するなり。われは天主の御子ののたまいしことを、ことごとく信じ奉る。この真理の言葉にまさるまことは、世にあることなし。


十字架上にては天主の性のみ隠れしかど、ここにては人たるの性も共に隠るるなり。されどわれ二つの性の共にましましすを信じ、かつこれを公言し、カルワリオにて悔改めし盗賊の願いしことをわれもまた願い奉る。
 ▴われはトマの如く御傷を見ざれども、主のわが天主なることを公言してはばからず。願わくは、われをして主をますますあつく信じ、主に依り頼み、主を愛することを得しめ給え。


わが主の御死去の記念として人に命を与うる活けるパンよ、わが心を御身によりて生きながらえしめ、何時もその甘美なる味を覚ゆるを得しめ給え。
 ▴御血の一滴くをもってしても、世のすべての罪を償うを得給う主なるイエズス、願わくは汚れたるわれを、御血をもって清め給え。

聖体の姿のうちに見奉るイエズス、願わくはわが渇するごとく望むところを与え給え。即ち天国においてあらわに主の御顔を見奉り、御栄えを仰ぎて幸いなるを得しめ給え。アーメン。

聖体に対する聖トマス・アクィナスの祈り(口語)

パンとぶどう酒の形のもとに、隠れておられる神よ、つつしんであなたを礼拝します。
あなたを見つめながらも、全く見通す力のないわたしは、心のすべてをあなたに委ねます。
▴今ここに、見るところ、触れるところ、味わうところでは、あなたを認めることができません。
ただ、聞くところによってのみ確信します。神の御子の言われたことは、何ごとであれ
信じます。この真理のことばにまさることは、世にはないからです。

十字架上では神の本性だけが隠されていましたが、ここではその人性も隠されています。
主にあるふたつの本性を信じ、それを宣言し、悔い改めた盗賊の乞い願ったことを
わたしも願います。
▴わたしは使徒聖トマスのように御傷を見なくとも、あなたがわたしの主であることを
宣言します。わたしがあなたをますます深く信じ、あなたに希望し、あなたを愛させて
ください。

主のご死去の記念として、人に命を与える生きたパン、わたしの心をあなたによって生かし、
甘美なあなたを常に味わわせてください。
▴御血のひとしずくだけで、世のすべての罪を償うことのできる主イエス、願わくは汚れた
わたしを、御血をもって清めてください。

今、隠れていますイエス、渇き望むものを与えてください。覆いを取られた、あなたの顔を
見出し、あなたの栄光を見る幸いな者となりますように。アーメン。


YouTube: Adoro Te Devote, Sisters of Aquinas

2023年6月 4日 (日)

三位一体の主日(祭)

 今月は「聖心の月」ですね。特に16日の「イエズスの聖心」の祭日には『イエズスの聖心の連願』を唱えましょう。

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  聖なる、普遍の、使徒的、唯一の教会

 よく一般には(学校でも教えられますが)「ユダヤ教・イスラム教・キリスト教は唯一の神を信じている」と言われています。確かに八百万の神ではなく唯一の神です。しかしそれは同じ概念の神ではありません。

 キリスト教の神は「三位一体」です。私は八百万の神と混同しないように「神」ではなく、以前カトリック教会が使っていた「天主」をできるだけ使うようにしています。多くの日本人は「神」と言えば「八百万の神」、山の神や水の神あらゆる物にやどっている神を思い浮かべるからです。このことは岩下壮一神父様も『カトリックの信仰』の中で書いておられます。カトリックでは山や水や木はすべて神の被造物であって、それらは神の現れ(汎神論)ではありません。最近では信者の中にも汎神論的な間違った考えの方がちらほら・・・。気をつけましょう。

 私たち信徒は神の「三位一体」を頭で理解しようとはしないで、ただ信じればよいのです。無理矢理三位一体を何かに例えて説明しようとすると、それは異端的な考えに陥る可能性があるからです。私たちは完全に理解できなくても知ることはできます。『カトリック教会のカテキズム』232~265に書かれています。

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聖ホセマリアの御ミサにおいて実現する至聖三位一体との交わりについて

       (オプスデイH.Pより抜粋)

「口よ、歌え、光栄ある聖体を。尊き母の御子・万民の主が、世の贖いのために流されたこの聖い御血の秘義を」と、聖なるホスチアの前で、信者が昔から絶えず唱い続けてきた訳がよくわかります。隠れておいでになる神を恭々しく礼拝しなければなりません。ご聖体は童貞マリアからお生まれになったイエス・キリストご自身、苦しみを受け、十字架につけられた御方、御脇腹を刺し貫かれ、血と水とを流したイエス・キリストご自身であるからです。

これこそ、聖なる宴、キリストご自身を糧として受ける宴ですが、そこでは、主のご苦難が記念されるだけでなく、人が主と共に親しく神と交わり、来世の栄光の保証を受けます。教会典礼のこの短い賛歌の中に、主の熱烈な愛の歴史のクライマックスが要約されているのです。

・・・・・

三位一体の神はご聖体という得も言われぬ方法を通して、人間にその愛を注ぎ続けられます。ご聖体は犠牲であると共に秘跡であると、昔カトリック要理で習ったものです。秘跡としては、聖体拝領と祭壇上の宝物、つまり聖櫃の宝物として示されます。世界中の聖櫃に現存するキリストの御体のために、教会は特に聖体の大祝日を定めました。

・・・・・

奉献の後の、指の清めのすぐ後で、司祭は次のように祈ります。「聖なる三位一体の神、わたしたちの主イエス・キリストの受難、復活、昇天の記念としてささげるこの供え物をお受けください」、そしてごミサの終わりには、聖三位一体に尊敬を表す素晴らしい祈りを唱えます。「聖なる三位一体の神、しもべであるわたしの奉仕のわざをこころよくお受けください。値打ちのないわたしが敢えてみ前にお捧げするこのいけにえをお喜びください。御いつくしみによって、わたしとわたしが捧げたすべての人々のために快くお受け入れください」。

繰り返し申しますが、ごミサは三位一体の神の働きであって人間の働きではないのです。ごミサをたてる司祭は、自分の体や声をお貸しすることによって主のみ旨に仕えますが、自分の名においてではなく、キリストのペルソナとキリストのみ名において振る舞うのです。

・・・・・・

ミサにおいて、聖三位一体ご自身が教会に与えられますから、ごミサによって私たちは信仰の主要な秘義に導かれることになります。こうして、ごミサはカトリック信者の霊的生活の中心であり根源であることがよくわかります。ごミサはすべての秘跡が目指す秘跡です。洗礼において与えられ、堅信によって強められ成長した恩恵の生活は、ごミサによって絶頂に達するのです。「ご聖体にあずかることによって、聖霊が私たちを神化してくださっていると感じます。ごミサにおいて聖霊は、洗礼の時のようにただ単にキリストに同化させるだけでなく、私たちをキリストに結びつけ、完全にキリスト化させてくださるのです」と、エルサレムの聖キリルスは述べています。

・・・・・・・

ある信者にとってごミサは、社会の因襲とまでは言わなくても、単なる外面的な儀式に過ぎず、またある人はごミサについて極めて貧弱な考えしか持っていない、と私が述べても、別に変わったことを言っていることにはならないでしょう。私たちの心は全く哀れなもので、神がお与えになった最も偉大な賜物にさえも慣れてしまうのです。ごミサ、今捧げるこのごミサには、繰り返して申し上げますが、聖なる三位一体の神が特に介入なさいます。この深い愛に応えるために、心身共に、すべてを捧げる必要があります。神に耳を傾け、神に話しかけ、神を見、神を味わうのです。そして言葉に言い尽くせないときには、元気を出し、全人類に向かって主の偉大さを称え、「口よ、うたえ、光栄ある聖体を」と歌うのです。

(聖ホセマリア・エスクリバー『知識の香』84ー87)

 ということで、私は簡単にごミサを中止したり無くしてはいけないと思います。(`•︵•´) !

 これら諸々のことで先週は心乱れていたせいか、連絡網である方に連絡するのをすっかり忘れてしまいました。catface

2023年6月 3日 (土)

ウガンダの聖カロロ・ルワンガと同志殉教者

St_charles_lwanga_photo768x575_2   (Fr.Zのブログ掲載写真より)⑬ カロロ・ルワンガ
 

 ウガンダの新しい国王ムワンガは小児性愛者でした。公教要理の係りをしていたルワンガは男の子たちを国王から守りました。しかし後に国王は彼らに公教要理を受けているか調べ、信仰を捨てないと答えた15人を火あぶりにしました。

Today is the feast of St. Charles Lwanga and companions, murder victims and martyrs of homosexual depravity.

Today we might also contemplate the various ways in which the State is encroaches in our lives in this regard and tries to force us to do things that are repugnant to nature and to God’s laws.

Today we should especially ask God to forgive and convert all those who in any way have contributed to or succumbed to any aspect of what is rightly called toxic “gender theory” and called demonic, due to its origin.

Today is the feast day of a saint, who died as a martyr especially because he resisted a sodomite king, who was furious that he and many children wouldn’t have homosexual sex with him.(2023年6月3日Fr.Zの記事より抜粋)

2023年5月31日 (水)

認知症

 聖母の月も今日で最後、一昨日は「教会の母聖マリアの記念日」そして今日は「聖母の訪問の祝日」です。毎日聖母のご加護に感謝しながら過ごしています。幸いなことに今は夫婦仲よく穏やかに過ごしていますが、この状態がいつまで続くかはわかりません。

82 「認知症」とは本当はどういうものなのか、知っているようで本当はよくわかっていませんでした。だんだんと自分や夫にも関係してくることと思い『ボケ日和』という本を買って読みました。

 認知症と言っても加齢による単なる脳の老化からアルツハイマー型認知症のように病気が原因のこともあります。何れにせよ早く専門医に診てもらうことが大切なようです。薬で進行を遅らせたり、症状を和らげたりできるからです。

 初期の頃は家族でも気づきにくいこともあるようですが、おかしいなと思ったら「物忘れ外来」や「認知症外来」へ早めに連れて行くことが大事だそうです。『年のせいだ』とか『まだ大丈夫だろう』と思わず、早めの診察・治療を受けましょう。

 この本を読んで、『そういえばあの人はひょっとして初期の認知症だったのかも…』と、思える人が2~3人いました。もしあの時に認知症が原因だったとわかっていたら、私はもっと違った態度をとれたのにと後悔しています。

 私自身に認知症の疑いが出た時には、迷わずに病院での診察・治療を受けられるように夫に頼みました。そして時期が来たら施設に入れてほしいということも伝えました。夫も同じ考えです。認知症が原因で家族に亀裂が入ってしまうこともあるようですから、子どもたちにもそう伝えておこうと思います。

 以前施設での認知症患者への虐待というニュースもありましたが、加害者はほんの一握りの人で、ほとんどの職員は毎日一生懸命に入所者のために働いておられると思います。私は職員の皆さんを信じてお任せするつもりです。Photo_3

 結局認知症になるかどうかは自分ではまったくわかりません。もしその時が来たら素直に受け入れる(しかない?)。認知症にならなくても、周りにいる認知症の方やその家族を理解して、明るく優しい気持ちで接するようにしたいと思います。

2023年5月28日 (日)

聖霊降臨の主日(祭)

 

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 マリア様は聖霊によってイエズス様を身ごもりました。イエズス様が洗礼をお受けになる時にも聖霊が降りました。そしてキリストのご復活から50日目に聖霊はすべての人々の救いの業を行う(世界中に福音を宣べ伝える)ために弟子たちにおりました。聖霊に満たされた彼らはキリストの教えを正しく力強く宣教し始めました。そして聖霊は今も働き続けています。

「聖霊は教会の中と信者の心の中に、あたかも神殿におられるように住み、信者の中で祈り、かれらが神の子となったことについてのあかしをたてられる。
この霊は、教会を全き真理に導き、交わりと奉仕のうちに教会を一つにまとめ、位階制度と霊能(カリスマ)との種々のたまものをもって教会を教え導き、霊の実りをもって教会を飾られる。」(『教会憲章』より)
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 以前私の小教区では何か始める前には「聖霊に向かう祈り(始業の祈り)」(文語)を唱えていました。この祈りは『カトリックの祈り』には載っていません。『カトリック教会のカテキズム』2671に口語文で載っています。

  聖霊に向かう祈り(始業の祈り)[文語]

聖霊来たり給え、信者の心に充ち給え。

 ▴主の愛熱の火をわれらに燃やしめ給え。

主よ、聖霊を遣わし給え、しかしてよろずの物は造られん。

 ▴地の面は新たにならん。

祈願 聖霊の光をもって信者の心を照らし給いし天主、同じく聖霊をもってわれらに正しきことを悟らしめ、その御慰めによりて常に喜ぶを得しめ給え。われらの主キリストによりて願い奉る。

 ▴アーメン。

(原罪なくして宿り給いし聖マリア、

 ▴御身に依り頼み奉るわれらのために祈り給え。)

  聖霊に向かう祈り(始業の祈り)[口語]

聖霊来てください。信じる人の心を満たし、あなたの愛の火を燃やしてください。

天の王、慰めの霊、真理の霊、いずこにも在し、すべてを満たすかた、すべての善の宝庫、人生の援護者、来てください。わたしたちの心に住まい、わたしたちを清め、救ってください。ああ、いつくしみ深いかた。

原文のラテン語

Veni, Sancte Spiritus,reple tuorum corda fidelium:
et tui amoris in eis ignem accende.
Emitte Spiritum tuum et creabuntur;
Et renovabis faciem terrae.
Oremus
Deus, qui corda fidelium Sancti Spiritus illustratione docuisti: da nobis in eodem Spiritu recta sapere; et de ejus semper consolatione gaudere. Per Christum Dominum nostrum. Amen.

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 最後には「聖母への祈り(終業の祈り)Sub tuum praesidium」を唱えていました。この祈りも『カトリックの祈り』には載っていません。

  聖母への祈りSub tuum praesidium

天主の聖母のご保護によりすがり奉る。

いと尊く祝せられ給う童貞、

必要なる時に呼ばわるを軽んじ給わず、

かえってすべての危うきより、

常にわれらを救い給え。アーメン。

  Sub tuum praesidium (原文のラテン語)

Sub tuum praesidium confugimus,
Sancta Dei Genetrix.
Nostras deprecationes ne despicias in necessitatibus,
sed a periculis cunctis libera nos semper,
Virgo gloriosa et benedicta.

 フランシスコ教皇様は2018年のロザリオの月(10月)に「ロザリオの祈り」の最後に、古来の「聖母への祈り: Sub tuum praesidium(聖母に捧げる祈りの中では最古3世紀頃)」と、悪との闘いでの保護と助けを願って「大天使聖ミカエルに向う祈り」を唱えるよう勧めています。

2023年5月23日 (火)

カテキズムの勉強

 聖書の勉強会はよくありますが、カテキズムの勉強は洗礼(成人)や堅信を受ける前に勉強するくらいで、日頃カテキズムの本を手にするのは何か疑問があったり、確認したいことがある時くらいです。

 カテキズム(要理教育)はとても大切です。カテキズムがしっかりしていればおかしな話しや異端的な話しの間違いにすぐ気づき、感化されることはありません。

 今私の勉強しているカテキズムはカトリック大阪大司教区の『信仰養成連続講座:カトリック教会のカテキズムを学ぶ』です。講師は酒井俊弘司教様です。私はカトリックのことをよくわかっていたつもりだったのですが、この講座を受けながら多くのことを忘れていたり、知らないことが沢山あることに気づかされました。司教様のお話しの後の聴講者さんたちの質問も様々な内容で勉強になります。


YouTube: 「カテキズムの第2編 キリストの神秘を祝う(カテキズム1210-1245)」のコピー

 これからもこの講座を聴き続けますが、せっかく学んだことが頭の中に入っても忘れてしまいそうです。ノートにとって繰り返し見るようにします。

2023年5月22日 (月)

カッシアの聖リタ

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 カッシアの聖リタ(St.Rita da Cascia) 

 聖リタは親の勧めで結婚し家庭を持ちましたが、夫の暴力をふるう激しい性格に苦しめられました。彼女は信仰によって耐えて、家庭を守り支えながら夫の回心を祈りました。夫は回心しましたが、彼を恨む者に殺されてしまいます。そして息子たちも病気で亡くなりました。

 家族を失った後に彼女は小さい頃から憧れていた修道女になるためにカッシアのアウグスティノ修道院に入りました。彼女の額の傷は彼女が祈っている時に十字架のキリストの茨の冠の棘を受けたものです。

 聖リタが「望みのないときの助け手」と言われるのは、不可能な望みを聖リタに取り次いで主に祈り続けた多くの人がその望みを叶えることができたからです。苦しんでいる人、希望のない人、涙を流している人、特に家庭内のことで苦しんでいる人達は主に助けを求める時、聖リタに取り次いでもらうのも良いかもしれません。

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2023年5月18日 (木)

主の昇天

 

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 キリストのご復活後40日目の今日18日(木)は主の昇天の日です。(第二ヴァチカン公会議後復活節第7主日に移すことができる=今年は5月21日)

 キリストは十字架にかけられて亡くなり、復活して40日の間たびたび使徒たちに現れ共に過ごされました。そして彼らの目の前で天に昇り、天主の右の座に着かれました。

 私たち信者は キリストを通していつかは天の御国に入れるという希望を持って毎日を過ごします。そして主への感謝と共にすべてを主に委ねて心安らかに死を迎えることができますように。

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2023年5月14日 (日)

初聖体


YouTube: Uroczystość Pierwszej Komunii Świętej - Niedziela 5 czerwca 2022 roku.

 ポーランドでは5月マリア様の月に多くの教会で初聖体があります。この初聖体の動画は去年のものですが日本の初聖体と違うので驚かれるでしょう。子どもが初めてご聖体をいただくことは本人も家族にも大きな喜びであり、信仰生活の大きな力となります。

 初聖体を受ける子どもと両親(家族)は一緒にひざまずいてご聖体を拝領します。(動画は56分頃から)ポーランドでは家庭でも親が子どもたちに信仰を教えます。そしてご聖体(キリスト)をとても大切にしていますから、ひざまずいて舌で受けます。

 日本でもせめて初聖体の時には家族そろってひざまずいて(本人だけでもひざまずいて)、舌でご聖体を拝領をしたら素晴らしいと思いますし、そのようにされる司祭を私は信頼します。

 そしてもう一つご聖体をいただく形態よりももっともっと大切なこと・・・ポーランドでは初聖体を受ける子どもと家族はゆるしの秘跡を必ず受けてからごミサに与ります。私たちも司祭に頼んでそうしました。ということは日本ではそう教えない司祭が多いのでしょうか?

2023年5月13日 (土)

ファティマの聖母

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ファティマの聖母の祈り

ああイエズスよ、我等の罪を赦し給え。我等を地獄の火より守り給え。また全ての霊魂、殊に主の御憐れみを最も必要とする霊魂を天国に導き給え。アーメン。

 皆さんはこの祈りをいつもロザリオの各連の最後(栄唱の後)に唱えていると思います。特に主の憐れみ・救いを最も必要としている人のために祈ることはとても素晴らしいことだと思います。


YouTube: En Fátima apareciste | Canción Virgen de Fátima

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 今年のワールドユースデーはポルトガルのリスボンで開かれます。おそらくファティマへの巡礼もあるでしょう。参加される方は是非教会のために祈ってください。そして司祭・修道者への多くの召出しがありますように。heart

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2023年5月 9日 (火)

聖母の月~バラ園

 5月は「聖母の月」ですね。毎日唱えるロザリオの祈りに使うロザリオの意味は Rosarium=バラの冠です。ですからバラと言えばマリア様、マリア様と言えば白ユリとバラを思い浮かべます。聖母の月なので今日はバラ園へ行ってきました。

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バラとアジサイが一緒に咲いていました。

 マリア様に良く似合うバラはやはり薄いピンクのバラでしょうか。すべてを優しく包んでくれるような色のバラ。

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聖母の月に思うこと

 世界中で「私に聖母が現れた」という人は何千人といます。ひょっとしたら長い歴史の中では何万人かもしれません。カトリック教会が認めているものにはグアダルーペの聖母・ルルドの聖母・ファティマの聖母・ピラールの聖母・カルメル山の聖母・不思議のメダイの聖母など約24の顕現だけです。

 なぜ教皇庁(ヴァチカン)は担当者や司教たちと長い時間をかけて認定作業を行い、公認(あるいは否)を発表しているのでしょうか?聞いた話によるとそれは人々が聖母の形をとった悪霊に支配されないためだそうです。悪魔は決して醜い姿では現れません。私たちが警戒しないように優しい姿で現れます。悪霊に支配されないためとは大げさかもしれませんが、少なくとも羊たちが間違った道に迷い出ないようにとの思いからでしょう。とにかく偽聖母出現には気をつけましょう。またキリストから直接啓示を受けたという人についても、その啓示をまだ教会が認めていないのなら待ちましょう。

 聖母がご出現してもしなくても神の母であるマリア様はいつも私たちのために主にとりなしてくださっています。キリストが現れなくても主は私たちを愛してくださっています。

 今月13日(土)は「ファティマの聖母」の日です。教皇庁も認めているこの聖母の日にはマリア様を賛美してロザリオを唱えましょう。heart

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 私たちが死んだ後に天主のもとへ行く正しい道についてキリストはこう言っています。

「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通ってでなければ、だれも父のもとに行くことはできない」。(ヨハネ14章6節)

 煉獄は天主のもとへ行くための通過点です。煉獄には希望があります。なにも恐れることはありません。heart 

2023年5月 6日 (土)

教皇スイス衛兵宣誓式のミサ


YouTube: Holy Mass, Pontifical Swiss Guard Swearing-in

 いつも教皇様を守っておられるスイス衛兵。新しい教皇スイス衛兵の宣誓式のごミサです。

 共同祈願はスイスの公用語ドイツ語、フランス語、イタリア語の3ヶ国語でしたね。私がわざわざこの動画を載せたのは、ご聖体拝領(1:30:00頃から)を見てもらいたかったからです。ご聖体を手で受ける人もいます(特に日本ではそれが良いことのように勧められています)が、教皇スイス衛兵は皆口(舌)で受けています。そしてパテナの大切な役目もわかりますね。

 勿論私は舌で受けています。この教区でたった一人でも気にしません。私には教皇スイス衛兵がついているから!happy02

2023年5月 1日 (月)

労働者聖ヨセフ

 今日もまた主に感謝!5年前の今日5月1日に大きな大きなお恵みをいただきました。それは私達家族だけでなくむしろ教会にとって大きなお恵みでした。

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 皆さんは「コンバットロザリオ」をご存じですか?そう、あのヴァチカンの教皇スイス衛兵大佐が持っているロザリオです。そのロザリオには聖ベネディクトのメダイが付けられています。

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 ロザリオにメダイを付けるとは良いアイデアです。私はロザリオを何本か使っています。というのも、ベッドの近くに1本、家族で祈る食堂に1本、パソコンの近くに1本、そして教会、病院、買い物等に持って行くそれぞれのバッグにもロザリオを入れています。本当は司祭やブラザー・シスター方のようにいつも一つの同じロザリオを身につけているのが一番良いのかもしれませんが、ポケットの無い服だったりするとそうはいきません。

 今日は労働者聖ヨセフの日なのでロザリオに聖ヨセフのメダイを付けました。マリア様だけよりもヨセフ様が一緒の方が良いでしょう。

Rosary

 他のロザリオには大天使聖ミカエルや聖ホセマリアのメダイを付けました。自分の守護の聖人や守護の天使のメダイを付けるのも良いかもしれませんね。それで祈ればその聖人たちが取り次いでくださるかもしれませんよ。confident

2023年4月29日 (土)

シエナの聖カタリナおとめ教会博士記念日

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 今日はシエナの聖カタリナ乙女教会博士の記念日です。私の姉の霊名の日でもあります。私の母は何故姉にこの霊名を選んだのか、その理由を聞いておけばよかったと思います。母は聖カタリナのどんなところに惹かれたのでしょうか。(聖カタリナについては過去の記事をご覧ください。)


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 いつもこの日は5年前に行ったローマを思い出します。聖カタリナが埋葬されているサンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ聖堂( Basilica Sanctae Mariae supra Minervam)でのごミサ。大きなお恵みでした。

 昨日はまた特別なお恵みがあり、主に感謝しました。感謝感謝の毎日です。(人´∀`*)

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シエナの聖カタリナ