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2024年8月21日 (水)

聖ピオ10世教皇

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 教皇様も人間ですから、様々な個性や特徴があるのは当たり前です。信仰や道徳に関する教皇座からの宣言、教皇の不可謬は当たり前ですが、それ以外の発言にはその教皇様個人の考えが顕著に現れます。

 その意味ではピオ10世教皇様は教皇としての働きは勿論のこと私的な言動も素晴らしく、私がとても尊敬する教皇様です。

 フランシスコ教皇様は聖ピオ10世教皇様について「柔和だが強く、謙遜であると同時に明快であり、教会における聖体の重要性と、信仰における真理への同化の必要を理解させた『カテケージスの教皇』であった。小さき人々、貧しい人々、災害の被災者らに寄り添い、世界大戦を前にして涙を流し、権力者らに武器を収めるよう懇願した」と、書いておられます。

 現代はカテケージスがおろそかになり、カテキズムを読んだことのない信徒も多いのではないでしょうか。カテキズムの本を持っていない信徒もいるかもしれません。基礎になるカテケージスをしなければ、間違った教えに知らず知らずのうちにはまってしまう危険があります。

 聖ピオ10世教皇様、どうぞ教会のためにお祈りください。私たち罪人のために主に執り成してください。アーメン。