聖母の訪問
今日は聖母の訪問の祝日です。
聖母マリアはエリザベトの出産を手伝うために訪問します。エリザベトは聖母マリアが訪ねて来てくれたことに感動して聖母に、
「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています。わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、どういうわけでしょう。あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」と、喜びをあらわします。
その言葉を受けて、聖母は神に感謝し賛美を捧げます。
マグニフィカト
わたしは神をあがめ、
わたしの心は神の救いに喜びおどる。
神は卑しい はしためを顧みられ、
いつの代の人も わたしを しあわせな者と呼ぶ。
神は わたしに偉大なわざを行なわれた。
その名はとうとく、
あわれみは代々、神をおそれ敬う人の上に。
神はその力を現わし、
思いあがる者を打ち砕き、
権力をふるう者を その座からおろし、
見捨てられた人を高められる。
飢えに苦しむ人は よいもので満たされ、
おごり暮らす者は むなしくなって帰る。
神は いつくしみを忘れることなく、
しもべイスラエルを助けられた。
わたしたちの祖先、
アブラハムと その子孫に約束されたように。
毎晩教会の祈りを唱える時にこのマグニフィカトを唱えますね。その度に天主の大きな愛を感じると同時に、『今日も私は高慢だった』と自分の弱さを悔やんでいます。