聖トマス・モア殉教者と聖ヨハネ・フィッシャー司教殉教者
聖トマス・モアが殉教したのは1535年7月斬首刑によってでした。あれから約485年たった今、その殉教の意味は忘れられようとしています。
「私は、まず神の忠実なしもべとして、それから国王の忠実なしもべとして死んでいきます」と言って殉教した聖トマス・モア。彼の神への忠実さ・・・彼に倣い私たちも神の教えに忠実に生きなければ!
同じく聖ヨハネ・フィッシャー司教も同じ理由でヘンリー8世によって処刑されました。この聖人たちは共にヘンリー8世の意に従わず、イギリス教会がカトリックから離教することに反対し抵抗して殉教しました。
かつてカトリックの教義に反することが今ではそうでないかのように話す人もいます。主の教えは変わりません。