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2020年5月 1日 (金)

労働者聖ヨセフの日

 労働者聖ヨセフの日です。聖ヨセフの日は3月19日、今日はわざわざ「労働者」とついています。聖ヨセフは妻の聖マリアと息子のイエズス・キリストを養うために働きました。家族のために働くことは自分が家族の犠牲になることではなく、自分の喜びとなりますす。家族よりも自分自身をより愛している人には犠牲と感じるでしょうし、家族を愛している人には喜びと感じるでしょう。

 母親の労働「子育て」も同じですね。母親が子育てを自分にとって犠牲ととらえるか、喜びととらえるか。子育てほど素晴らしい労働はないのに、その素晴らしさに気づいていない親は結構多いのです。わたしの言う「素晴らしさ」とは喜び、悲しみ、苦しみ、心配、期待などすべてが含まれています。色々なことがあるからこそ素晴らしいのです。

 父親業、母親業というと男女共同何とかから苦情がきそうですが、父親の役割、母親の役割{家事分担のようなことではありません)は今も昔も変わらずにあると思います。

 労働者聖ヨセフは労働者の模範であり父親の理想の姿です。労働者聖ヨセフに取り次ぎを祈りましょう。

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          労働者聖ヨセフへの祈り

労働者聖ヨセフよ、あなたは主イエズスの養父に選ばれ、お告げのとおり、幼子イエズスを聖母マリアと共に守られました。

あなたは御子イエズスと共に暮らす中で、仕事を、すべて人に仕える事へと高めて下さいました。

こうしてあなたはイエズスが成長するまで、天地創造の御業を行う天の御父の姿を示す役割を、担って 下さいました。それは、人間の父としての最高の姿でありました。

仕えられるためではなく、仕える者として、命 までも私たちにお与え下さった、御子イエズスに倣って私たちの日々の勉強や仕事も、すべての人に 仕える事へと変えられていきますように。

また、イエズスとともに、御父の創造の御業の良き協力者と なれますように、私たちを導いて下さい。アーメン。