聖霊降臨(祭日)( Pentecostes)
イエズ・スキリストのご復活から50日目(昇天から10日目)に使徒たちに聖霊が降りました。この日聖霊はキリストのみわざを完成しました。ですから聖霊降臨祭は教会の誕生日と言えるでしょう。
最後の晩餐の時にイエズス様は弟子たちに「聖霊をつかわしていつも彼らと共にいて、教会を導くようにすること」を約束されました。
私たちは自分の力だけでイエズス様の教えに従うことはできません。聖霊tの力と働きが必要です。
聖霊の働きによって使徒たちは信仰の真理がさらにはっきりとわかり、恐怖心もなくなりました。聖霊は使徒たちを照らし強め聖なる者にしました。聖霊は使徒たちの心を全く変えました。私たちの心も変えてくださいますように。
聖霊に向かう祈り(始業の祈り)
聖霊来たり給え、信者の心に充ち給え、
▴主の愛熱の火をわれらに燃えしめ給え。
主よ、聖霊を遣わし給え、しかしてよろずの物は造られん。
▴地の面(おもて)は新たにならん。
祈願、聖霊の光をもって信者の心を照らし給いし天主、同じく聖霊をもってわたしたちに正しきことを悟らしめ、その御慰めによりて常に喜ぶを得しめ給え。われらの主キリストによりて願い奉る。▴アーメン。
原罪なくして宿り給いし聖マリア、▴御身に依り頼み奉るわれらのために祈り給え。
以前教会では何かを始める前にこの祈りをよく唱えていました。今は主祷文かアヴェマリアの祈りです。素晴らしい「始業の祈り」があるのですから、せめて司牧評議会や信徒総会、各部の話し合いの前にはこの祈りも唱えたいですね。