喜びの主日
今日は四旬節第四主日。バラ(色)の主日、キリストのご復活が近いことを知らせる喜びの主日です。
ところで私たちと同じように中国のカトリック信者の皆さんもご復活祭を心待ちにしていることでしょう。でも彼らは私たち以上に犠牲の四旬節を過ごしていると思います。
ゼン枢機卿様の本です。私たちは中国の隣りに住みながら、そこに住んでいるカトリック信者の現実について知っているようで実はよく知りません。
沈黙できない、書かずにはいられないゼン枢機卿様の心情を思うと、私はせめてこういう本があることを皆さんに知っていただきたいと思いました。教皇様はゼン枢機卿様が何も言わずに静かに沈黙することを望んでおられるようです・・・政治的にはそうなのかもしれませんが割り切れない気持ちです。
3月の教皇様の祈りの意向は「中国の教会が福音にたゆまなく忠実であり、一致を育んでいくことができますように」です。そしてこう付け加えておられます。「中国のキリスト教徒たちが、真のキリスト者であると同時に、よき市民であることを願っています。」と。同時に二人の主人に仕えることができるのでしょうか?
中国といえば去年の大晦日に教皇様の腕を強く引っ張り何かを訴えようとしていた女性を覚えていますか?その後無事に教皇様に謁見できました。良かったですね。