今日の聖書朗読の「聖パウロの回心」の箇所(使徒言行録22:3~16 or 9:1~22)は、毎回読む度に感動します。あれ程キリスト教徒を嫌い迫害していたサウロ。彼は熱心なユダヤ教徒であったばかりに本当のキリストを知ろうとはせずに、キリスト教徒を迫害することこそがユダヤ教徒として立派に生きることと考えていたのでしょう。ですから主はサウロに突然劇的に回心の恵みを与えられました。キリストを知ったサウロはパウロとなり、以前のユダヤ教徒の熱心さ以上に熱心なキリスト教徒となりました。
私たちも聖パウロほど大きな出来事ではなくても、何らかの回心の恵みをいただいたことが必ずあると思います。