聖ステファノ
聖ステファノは使徒たちによって選ばれた最初の7人の一人で、彼の殉教にはサウロ(パウロ)もかかわっていました。そしてキリスト教の最初の殉教者として多くの国々で崇敬されています。
少し長いですが教皇ベネディクト16世の聖ステファノについての話しを抜粋します。
ステファノは死ぬ前にこう叫びます。「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」。これは、詩編のことば(詩編31・6)を自分のことばとし、カルワリオでのイエスの最後のことばである「父よ、わたしの霊をみ手にゆだねます」(ルカ23・46)に従ったものです。そして最後にステファノは、イエスと同じように、石を投げる人々の前で大声で叫びます。「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」。わたしたちは次のことに気づきます。一方で、ステファノの祈りはイエスの祈りを繰り返します。他方で、この祈りをささげる対象は異なります。なぜなら、この祈願は主ご自身、すなわちイエスに向けられているからです。ステファノはイエスが栄光を受けて父の右の座におられるのを仰ぎ見ながらいいます。「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」。・・・・・わたしたちも自分の祈りを、神のことばに耳を傾け、イエスとその教会と交わりをもつことによって深めなければなりません。・・・・・わたしたちの祈りは、神の右の座におられるイエスを仰ぎ見るものとならなければなりません。イエスは、わたしたちの、わたしの日々の生活の主だからです。
聖ステファノのようにいつもイエズス様を中心に生活しなければ・・・ついついイエズス様を忘れて過ごしてしまう時の多い私は反省!
聖ステファノの洗礼名、堅信名の皆さんおめでとうございます!