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2019年11月26日 (火)

戦争はもういらない!(フランシスコ教皇)

 フランシスコ教皇様はローマに向けて出発されました。教皇様のメッセージはすべての人達、特に国の指導者や政治家、科学者たちの心を動かせたと信じたいのですが。教皇様を空港まで出迎えられた麻生副総理に期待してもよいでしょうか?

 核兵器について、「核兵器禁止条約」に署名している国は79ヶ国、フィリピンやヴェトナム、ヴァチカンなどです。署名していない国は核保有のアメリカ、ロシア、中国、NATO加盟国、そしてアメリカの傘の下にある日本や韓国等の国々です。核兵器に頼らない、持たない真の勇気ある指導者は増えないのでしょうか。

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浦上天主堂で被爆した聖マリアの像

   フランシスコ教皇様のことば

原子力の戦争目的の使用は、倫理に反します。これについて私たちは神の裁きを受けることになります。

戦争のための最新鋭で強力な兵器を製造しながら、平和について話すことがどうしてできるでしょうか。

武器を手にしたまま愛することはできません。

恐れは、常に善の敵です。愛と平和の敵だからです。

イエズスは弟子たちに「恐れることはない」と言われました。

希望に心を開きましょう。和解と平和の道具となりましょう。

主はあなたを必要としています。

祈りと黙想を通して心の奥深い場所で、私たちに語りかける神に耳を傾けること。

私たち一人ひとりに使命を、固有の使命を託しているのだと気づきます。

戦争はもういらない!

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 フランシスコ教皇様は日本二十六聖人殉教者記念碑に献花と殉教者の聖遺物に献香され、祈りを捧げられました。教皇様の来日の一番の目的はこの地だったのではないでしょうか。教皇様はこう言われました。

「この聖地は死よりも、いのちの勝利について語りかける」