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2018年12月28日 (金)

幼子の殉教者の祝日

 ヘロデ王の命令のもと、兵士たちによって2歳以下の幼子たちが殺された日を何故祝日と呼ぶのでしょうか?その答えとしてスペイン人のキリストバル・バリョヌェボ氏は次のように書いています。(『ミサの前に読む聖人伝』より)

 「幼子たちは、自分では何もしなくても、殉教の冠、すなわち永遠の幸福を神からいただきました。私たちは、幼子が生まれてすぐに殺されたことをかわいそうだと思いがちですが、実際には、永遠の救いを失うことなく、神によって幸福に召された者であるので、幸せなことです。彼らは幼子の時に天に召された子どもたちの代表者だと思われます」。

 そしてブルデンチウスの聖歌を借りて幼子たちに賛美を捧げています。

殉教者の美しい花よ

暴風が

開いたばかりのばらを散らすように

キリストの迫害者は

君たちを生命の入り口で奪い取った

君たちは

キリストの最初の殉教者

犠牲になった小さな小羊

天の祭壇の前に

殉教のシュロと冠を持って

無邪気にあそんでいる

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