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2018年7月13日 (金)

聖ハインリッヒ

 

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 今日は聖ハインリッヒの霊名日です。聖ハインリッヒ=ハインリッヒ2世はバイエルン侯ハインリッヒの息子で、後にドイツ皇帝オットー3世のあとを継いで皇帝となりました。彼は聖堂や修道院をたくさん建て、また教育・文化・宣教のために力を注ぎました。素晴らしいキリスト教の君主としてよく知られています。

 主は富める人も貧しい人も主の道具として使われます。聖書には「金持ちが神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通る方が易しい」(マタイ19:24)と書かれています。だから単純に貧しい人だけが主に愛されて天の国に入れると思っている人がいます。しかしそうではありません。財産や権力があってもそれらを正しく主のために使う、主の道具となれる人は主から愛されています。地位もお金もある議員のアリマタヤのヨゼフもイエズス様のために新しい墓を用意して埋葬しました。主が求めておられること、主のみ旨を行う人が主に愛されて、天の国に入れるのだと思います。