Te Deum
降誕節は祝日が続きます。聖ステファノ、聖ヨハネ、幼子殉教、そして聖家族。1月1日は神の母聖マリアです。
祝日が続くのはこの降誕節と復活節でしょうか。典礼暦にそって生活できることは幸せなことです。典礼暦に従うと、いつも主と共に生きていると感じます。
私は今年一年主に何度も罪を赦していただき、また私自身も人をゆるすことができる恵みをいただきました。たくさんの恵みに感謝して今年の最後の日も「Te Deum」を祈ります。
『カトリックの祈り』の本にはこの「Te Deum」は載っていないので、カルメル会の『祈りの友』から。
Te Deum (感謝の歌)
すべてのものの主、神よ、あなたをたたえてうたう。永遠の父よ、世界はあなたをあがめ尊ぶ。
神の使い、力あるもの、ケルビムもセラフィムも絶えることなく高らかに賛美の声をあげる。
聖なる主、聖なる主、すべてを治める神、あなたの栄光は天地をおおう。
ともに声を合わせ、あなたをほめうたう救いを告げた預言者の群れ、けだかい使徒と殉教者。
世界に広がる教会もあなたをたたえる。偉大な父、まことのひとり子、証の力、聖霊を。
栄光に輝く王、勝利のキリストよ、とこしえにあなたは父のひとり子。
すべての人の救いのために、おとめから生まれ、死にうち勝ち、信じる者に神の国を開かれた。
父の右に座し、すべてを裁くため、栄光のうちにふたたび来られる。
尊い血にあがなわれたわたしたちを支えてください。諸聖人とともにとわのいのちをよろこぶことができるように。
神よ、あなたの民を救い、従う者を祝福し、いつまでも高め、導いてください。
日ごとに感謝をささげ、世々にあなたの名をほめたたえる。わたしたちを今日も、罪からお守りください。
神よ、豊かなあわれみをわたしたちに。あなたにより頼むわたしたちに。あなたにかけたわたしの希望はとこしえにゆるがない。