聖ルカ福音記者(祝)
聖ルカは福音書『聖ルカによる福音』の著者です。彼はギリシャ語のできる医者であったので、教育があり教養豊かでした。ですから彼のギリシャ語の原文は優しく美しい文章だそうです。マリア様についてのお告げの場面や「マリアの賛歌(Magnificat)」は日本語訳でもまさに気高く美しいです。これだけマリア様について書けるのは聖ルカがマリア様に会ったことがあるからではないかと言われています。
同じく『使徒行録』も聖ルカが書いたものです。聖ステファノの殉教場面などは何度読んでも感動します。
聖パウロは聖ペトロが使徒と認めるほど信仰篤くキリストの教えを熟知していました。聖パウロに同行して宣教旅行をした聖ルカはおそらく旅行の間も聖パウロから多くの話を聞いたことでしょう。
画家でもあった聖ルカが描いたのでは?と言われているイスラエルの聖マルコ教会にある聖母子像です。あくまでも言い伝えですので。
聖ルカが書き記したキリストについて、今日は時間をかけてゆっくりと読みたいと思います。