四旬節はいつまで?
「四旬節はいつまで?」 答えは聖木曜日(主の晩餐)のごミサの前までだそうです。「えっ、聖土曜日のごミサの前までではないの?」と、私と同じことを思っている人は多いでしょう。違うのですよ。
教皇パウロ6世の時に決まったようですが私は知りませんでした。当然聖土曜日のごミサの前までとずっと思っていました。「聖なる過ぎ越しの三日間」を特別な三日間とするため(ずっと以前から特別だったと思うのですが)四旬節から外したようです。でもこれだと四旬節(40日)ではなくなりますよね。灰の水曜日から(6回の主日を除いて)聖土曜日までが40日ですから。
断食、祈り、施しは四旬節と同じく聖土曜日まで続きます。そして「アレルヤ」も同じく聖土曜日のごミサの前までは歌いません。
結局中身は変わらないのですから、何をどう呼ぼうとあまり重要ではありませんね。40日間断食、祈り、施しをしっかり心がけることが大切です。ということで、私の心は聖土曜日のごミサの前までが四旬節です。