司祭のために祈る
23日の主日のごミサではマタイ福音書のキリストがペトロに天国の鍵を授ける箇所が読まれました。
S神父様は説教で弟子たちについても触れられ、「皆さんをよく司牧できない司祭もいます。不満のある人もいるでしょう。しかし司祭、司教、教皇も人間です。完全ではありません。ペトロも「キリストを知らない」と裏切ったことがありました。ペトロの後継者である教皇も私的な時があります。私たちは不満がある時こそその人のために祈らなければなりません。司祭、司教、教皇が良い司牧者でいられるように彼らのために聖霊の恵みを祈りましょう」と、話されました。
最近私は不満を感じている聖職者の皆様方のためには祈らずに、不平不満を言うばかりでした。この説教を聴いてとても反省しています。
こんなに良い『司祭のための祈り』があるのですから毎日祈りましょう。
司祭のための祈り
主イエズスよ。あなたは至聖なる聖体のうちにおられ、あなたの司祭を通してわたしたちの間で永遠に生きておられます。あなたの司祭のことばが、ひたすらあなたのことばとなり、彼らの行いがあなたの行いとなり、彼らの生き方があなたの生き方を真に示すものとなりますように。
司祭が神の民を代表して神に語り、神の民に語りかけ、勇気をもって奉仕し、あなたのみ心のままに教会に仕えることができますように。
司祭が現代において永遠の神をあかしし、あなたに従って歴史の道を歩み、すべての人のために善を行うことができますように。
司祭がその務めを忠実に行い、召命と使命を熱心に果たし、司祭としてのあるべき姿をはっきりと現し、与えられたたまものを喜びをもって生きることができますように。
聖母マリアに祈ります。御子に最後まで従われたように、いつまでもあなたの司祭とともにいてください。アーメン。