受難の主日・枝の主日
ポーランドの「枝の主日」です。
日本と違いますね。
ポーランドには椰子の木はありません。
エルサレムの人々は手に棕櫚の葉(正確には椰子の葉)を持ち、イエズス様を歓喜の声で迎えました。ポーランドでは椰子の葉の代わりに木に綺麗な花の飾りをつけたものを持って、イエズス様のエルサレム入城を喜びます。若者は数メートルもある高い飾りを持つこともあります。
以前棕櫚の葉と蘇鉄の葉の違いを書きましたが、棕櫚と椰子も違うことを認識せずにそれについて書きませんでした。ある人の話によると、聖書に書かれているのは椰子の葉で、これは棕櫚の葉とは違うとのこと。聖書を日本語に訳した当時、日本には椰子の木がなかったので似ていた棕櫚の木の「棕櫚」と訳したようです。蘇鉄でもなく棕櫚でもなく本当は椰子の葉でした。 ヤシの葉を手に持って~救いの主を迎えよ~ と歌うのが正解かな?
いよいよ受難の歩みが始まろうとしています。聖週間が始まります。