主の公現
今日は主の公現(日本では8日日曜日)です。3人の博士たちも幼子キリストを拝みにはるばるとベツレヘムの馬小屋までやって来ました。
つい食べ物の話になってしまいますが、主の公現の日に食べるお菓子でフランスの「ガレット・デ・ロワ」は有名です。この日を祝うお菓子は他の国にも勿論あります。スペインの「ロスコン・デ・レジェス」、ポルトガルの「ボーロ・レイ」、ギリシャの「ヴァシロピタ」、アメリカの「キング・ケーキ」。何れも三人の博士が王であるキリストを拝みに来た事にちなんだお菓子です。
ギリシャでは特に切り方に特徴があり、最初の一切れは聖父に、次は聖子イエズス様に、次はマリア様に、そして貧しい人のためにと切り、次に年長の人の分から順に切るそうです。各家庭で若干の違いはあるそうですが、最初の一切れを神様のために切るのはどの家庭も同じとか。
この切り方はクリスマスケーキにも使えますね。最初は聖父と聖子イエズス様のために、次はマリア様、ヨセフ様、羊飼い、クリスマスを祝えない人のために、最後に自分たちのために。とても意味のあることだと思います。
我が家のロスコン・デ・レジェスです。
膨らみ過ぎて輪の形になりませんでした。 でも味はgoo~d!クリームをはさまなくても美味しい、ほんのり甘~いパンです。