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2017年6月11日 (日)

三位一体(祭)

 

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 聖霊降臨に続いて三位一体の祭日。聖霊は御父と御子と切り離しては考えられないので、聖霊降臨のときにも三位一体については少しだけふれました。

 カトリックの教えは不変です。しかしその教え方には色々あります。現代はどのような教え方をしているのかわかりませんが、昭和三十年代から四十年代の頃、私が子どもの頃はアブリ神父様の書かれた『カトリック教理』テキストに載っているように説明されていたと思います。

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三位一体というのは、神には父と子と聖霊の三つのペルソナがあるが、それらのペルソナはまたそれぞれ唯一の神である。

世の初めに、神のほかには何も生きていなかった。神は生命そのものであるから、いつも生きておられたし、いつまでもいきられる。神は唯一であるが、ペルソナは三つある。この神の三つのペルソナは、父、子、聖霊である。この各ペルソナは、それぞれ全知、全善、至聖、全能である。すべてにおいて、三つのペルソナはそれぞれみなひとしい。この三つの神のペルソナは、また、一つの、同じ神である。この三つのペルソナのある唯一の神を、至聖なる三位一体という。・・・唯一の神性のうちに三つのペルソナがあるということは、キリスト教信仰の最大の真理である。・・・父なる神は私たちを造られ、子なる神は私たちをあがない、そして聖霊は私たちに、神の生命をあたえられる。

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 難しい言葉もありますが、当然神父様やシスターが理解を助けるためにわかりやすい説明で補ってくださいました。

 「三位一体」は聖霊の恵みによって信じることができます。聖霊の恵みを祈りましょう。